概要
賃貸物件である建築物(店舗や住宅、特に集合住宅)を所有し、その一部またはすべてを貸し出す個人。管理(修繕や家賃徴収)は自分でやる事もあれば、雇用した管理人や委託した業者に任せる事もある。
……のが「大家」であるが、個人名が不明であっても作内で登場が多く、「大家さん」が事実上キャラクター名になっているキャラクターもいる。
「大家さん」が事実上の名前であるキャラクター
(※随時追記)
大家さん(ひだまりスケッチ)
(CV:沢城みゆき)
「ひだまりスケッチ」の主要キャラクターが住む、ひだまり荘の大家。
若い女性(吉野屋先生と似たような年代)で、大家になった経歴は不明。ひだまり荘は女性専用のアパートとなっており、地方出身者が多い私立やまぶき高校の美術科生徒から彼女が面接して選んでいる。地元出身者がほとんどの普通科の生徒が住人になることはほとんどなかったが、父親が転勤し、母親もついて一たなずなはそのまれなケースとなっている。大家さん自身は美術科出身ではないらしい。
割と、いやかなり大雑把な性格で、合鍵を未整理の押し入れから発掘するのに数日かかるほど。飲酒・喫煙量もかなり多い。
アニメでは、1期の番外編で校長や吉野屋先生との水泳シーンでけっこうなものを持っていることが判明、大家以外にもファミレスのウェイトレスなど様々なアルバイトをしている。
大家であるが、名前が別にあるキャラクター
音無惣一郎の父(めぞん一刻)
(cv:槐柳二)
「めぞん一刻」の主要キャラクターが住む、おんぼろアパート・一刻館の大家。
どのような経緯で、一刻館を建てようとしたかは不明(アニメでは戦時中にはすでに建てられていたオリジナル設定がある)。風呂は常設されておらず、トイレも共用となっていることもあって、住民による順番争いが日常茶飯事となっている。老朽化が著しいことから家賃は安く、最近ではあまり裕福ではない奇人・変人が住人となっている。
このおんぼろアパートに犬をつれた若く美しい女性が新しい管理人として赴任してくるところから物語が始まり、後に彼女は大家の亡くなったばかりの息子・惣一郎の妻であったことが判明する。
河合律(僕らはみんな河合荘)
(cv:花澤香菜)
「僕らはみんな河合荘」の主要キャラクターが住む、アパート・河合荘の実質的大家。
「北高」の2年生で不在の母親がオーナーではあり、彼女も日頃は読書好きのおとなしい住人の一人として暮らしているが、問題のある住人の行動に怒ると家賃倍増のペナルティを課すなど、事実上の大家としても君臨している。
菊川涼音(前略・ミルクハウス)
「前略・ミルクハウス」の主要キャラクターが住む洋風アパート・ミルクハウスの大家。
美術大学に通う大学生。広すぎる洋館に従弟の安原藤と住んでいたが、アパートにすることを思い立ち、「ミルクハウス」と名づける。
似たような他の作品に比べると住人に変人はいないが、涼音本人は男性でありながら、女性と見まがう美貌をほこるうえ女装趣味がある。
クーリヒ夫人、フーバー夫人(銀河英雄伝説外伝3巻)
「銀河英雄伝説外伝」3巻に登場する老姉妹、ラインハルトとキルヒアイスに下宿を貸している。
少将時代のラインハルト・フォン・ミューゼル、大尉時代のジークフリード・キルヒアイスに自宅の2階を貸した未亡人姉妹でともに60歳を超えている。
当然ながら政治・軍事に関することはわかっていないが、2人の下宿人が未成年ということもあって夕食にワインをつけなかった微笑ましいエピソードがある。
里中チエ(大家さんは思春期!)
(cv:久保ユリカ)
「大家さんは思春期!」の主要キャラクターが住む、アパートの実質的大家(物件名不明)。
ただし、家賃の管理などは懇意の不動産屋に頼んでもらっている。
萩野千秋(ひなこのーと)
(cv:東城日沙子)
「ひなこのーと」の主要キャラクターが住むアパート・ひととせ荘の大家。
高2でありながら、演劇の練習と大家の業務を立派にこなしており、個性の強い住人達からも慕われている。
(※随時追記)