概要
成田空港への連絡列車で、料金不要の特急列車である。種別の色はオレンジ色。北総線～成田空港間では最高速度120㎞/hで運行される。英語表記は「Access Exp.」。
京急空港線・京急本線・都営浅草線・京成押上線・京成本線・京成成田空港線を経由して運行する列車がほとんどで、当該列車は京急線内および都営浅草線内を「エアポート快特」として運転、押上駅で列車種別を変更（一部の列車は京急線内を「エアポート急行」・「特急」として運転して品川駅で「アクセス特急」に種別を変更する。いずれも都営浅草線内は各駅に停車）する運行形態をとっている。
列車によっては京成上野（全区間アクセス特急）・押上・西馬込・神奈川新町・三崎口発着もある。
京成の車両では、行先表示で京成本線経由の列車との誤乗防止のため｢成田スカイアクセス線経由｣と各行先【｢成田空港」・「上野」・「羽田空港｣】と交互に表示。また、京成上野・日暮里・成田空港・空港第2ビル駅各駅の案内表示器では、経由表示は『成田スカイアクセス線（オレンジ色表示）・京成本線（緑色表示）』と表示されるが、行先表示では途中駅で降りることを考慮してか、『北総線経由』と表示される（下の画像）。
使用車両
原則、8両固定編成のグループが使われる。
- 京成3000形(7次車の「3050形」をメインに運用)
- 京成3100形(2019年登場の「3150形」をメインに運用)
- 京急新1000形(一部編成は未対応。また1800番台による4両+4両の運用実績もあり)
- 京急600形
- 京急1500形(1700番台。2019年より)
- 京成3700形(「3050形」「3150形」の代走程度で、運用はまれ)
