メンバー
隊長
比良坂夜露と同時期にアクトレスの指揮・育成を行う責任者として成子坂に採用された、経歴不明・年齢不詳の男性。プレイヤーの分身である。作中ではシナリオで時折表示される選択肢以外の発言が無い。シナリオでの扱いからまだ無理の利く若いと言える年齢であること、スポーツ強豪高所属の身体能力が高いアクトレスの運動に付き合える分には体を動かせるといった情報が読み取れる。
メインシナリオが進むにつれ隊長の経歴自体がAEGiS諜報部の捜査能力を駆使しても掴みきれず、その調査の際に物騒な地域を渡り歩いてきた事が判明する(まるで自身の経歴を隠す為に情報の残りにくい紛争地域を選んで行動しているのではないか、と疑われている)など、かなり不穏な展開を見せるようになってきている。
キャラごとの評価はまちまちだが、若干与し易い相手と舐められたり頼りになるのか疑われるといった評価も目立つ。特に四谷ゆみや神宮寺真理には利用されているが、逆に言葉巧みに残業させたり情報を供出させたりと度々に相応の見返りは得ている。小鳥遊怜からは「アクトレスと戦闘以外には興味が無い」と評されているが、逆にアクトレス業界を巡る企業同士の遣り取りや政治的な干渉等を全く意に介さずアクトレスとして活動する女性達のサポートに専念する姿勢には一定の評価があり、そういう気風を好んで成子坂所属を希望するアクトレスも少なからずいる。
着任当初は百科文嘉にたまには真面目に働くことを驚かれたりと昼行灯的な一面があったようだが、事業撤退した叢雲工業の穴を埋めようとするAEGiSとの思惑と合致し成子坂は急成長。敵コロニー攻略戦においては東京シャードの全アクトレス事業者を統括した事業者連合の指揮官に据えられ、とんでもない激務に晒されることになった。
ちなみに四谷ゆみから頼まれたはいえキャバレーに普通に出入りしたり、籠目深沙希を食事に誘って二人で過ごすなど女性との付き合いに妙に手馴れた面も見せている。
CV:沼倉愛美
キャッチフレーズ:成子坂の新人アクトレス(ボランティア愚連隊)
職業:高校生(芦原高等学校)
中学卒業を機にアクトレス免許を取得した成子坂の新人アクトレス。隊長(プレイヤー)と同期。
他人の笑顔のためなら自分からどこへでも突き進む元気娘。
何故か任務で大型ヴァイスとの遭遇率が高いが……?
初プレイ時のムービーでも色々と不穏な描写が為されている。
専用ギアの名前は日本神話がモチーフだが、説明文がライフルを除いて色々ヤバい。
CV:内田真礼
キャッチフレーズ:成子坂のかしましオタク
職業:高校生(桃蔭学園総合高校)
夜露の先輩アクトレス。インド系トランジスタグラマーオタク。趣味はFPSゲームを中心にゲーム全般、他にもアニメ、お絵かき、アニソンの動画配信など多岐にわたる。
得意武器はスナイパーライフルで交代時の「狙い撃つぜ!」を始め、ストーリー上でオタクネタやネットスラングの類をどちゃくそ放り込んでくる。
顔の広さという意外なアドバンテージの持ち主で、アクトレス不足の成子坂製作所に知人を3名ほど引きずり込んだ。
可愛い女の子が大好きだが、自身の容姿への自己評価は異常に低く「ちんちくりん」などと自嘲している。
「ぞーさん」名義で所謂「歌ってみた」系の動画を多数投稿しており文嘉も好評するほどの美声を披露しているらしいが、本人はその事を周囲に知られたくないらしく必死に誤魔化そうとする。
ちなみに似たような事をしている二子玉舞とはお互いの正体を知らぬままリスペクトし合う仲でもある。
CV:石川由依
キャッチフレーズ:アメとムチと百科事典
職業:高校生(星条大学附属第一高等学校)
夜露の先輩。冷静沈着に見える才女で、知識が豊富。真面目で一本気、物事はハッキリと言う性格で、いい加減な事は嫌いだが自分の性格を自覚しつつ周囲への面倒見が良い。
趣味は読書。幼少の頃に憧れた成子坂製作所の全盛期を取り戻さんと気負っており、その為ならバニーガール姿でのバラエティ番組出演も辞さないツワモノ。楓とは同じ学校で同学年だが面識はない。
文嘉は楓の事を知っていたが、本人曰く「注目度が違うので比較されたくないから下手に関わりたく無かった」らしい。
CV:松井恵理子
キャッチフレーズ:甘い誘惑、辛い散財
職業:飲食店従業員
女盛り24歳、成子坂の古株アクトレス。シタラ、文嘉とは旧知の仲。一時的に提携した同業他社(エンパイア中野)へ出向していた。
生活費と借金返済の為にアクトレスとキャb…飲食店従業員の二足のわらじを続けているが、アクトレスが副業と言われがち。
根は一途で真面目かつ仕事ぶりには問題はないが、それら全てを帳消しにする私生活でのだらしなさにシタラから相当イジられている。
ストーリー進行に伴い、より年上(29歳とか)のアクトレスが加わったにも関わらず、BBAと呼ばれるのは彼女だけである。
元は一般企業に勤めていたOLで事務仕事を卒なくこなす能力も持っており、文嘉の抱える事務仕事の一部を自ら引き受けたりもしている。そういった面もあって出向先のアクトレス達からも頼りにされている(相手が協調性ゼロのポンコツ揃いだった面もあるが)。
CV:高田憂希
キャッチフレーズ:スナイプシャーマン
職業:フリーター
津軽シャード出身の眼鏡っ子。マタギの祖父とイタコの祖母に育てられ、動物と話す事が出来るらしい。本人も動物と過ごすのが好きで、カラスと話し込んで勤め先のカフェを解雇された所を成子坂にスカウトされた。
四谷ゆみの事情に巻き込まれてキャバ嬢の仕事を手伝った際には普段とは全く違う言動を見せていたが、その際眼鏡を外していた為、声を聞くまで接客相手が隊長だと気付かない程のド近眼ぶりを見せていた。
字幕や解説が必要なほどのコテコテの方言キャラ。一応標準語の練習もしているらしく(本人はそれを東京シャードの方言だと思っている)訛りが入りつつもそれなりに喋れるようにはなっているようだが、睦海から「日本語が上手くなった」と言われて衝撃を受けた一幕もあった。
後に標準語を完全にマスターし、なんとアナザー仕様ではそれを反映しほぼ全編標準語会話となる。
CV:日岡なつみ
キャッチフレーズ:恥じらい妄想系バレリーナ
出身校:桃蔭学園総合高校
シタラと同じ高校に通う友人。舞踏家の両親の元で幼少時からバレエを習って来たが、本人はあがり症で引っ込み思案な人見知り。
注目を浴びるのが苦手だが、妄想癖の持ち主で、一度自分の世界に入ったら「私にはBLとGLの神がついている」「アマルテア女学院の壁のシミになりたい」「文×シタ推していこ?」といった言葉がまろび出る。イベントシナリオでは自分含めた同僚をネタにした百合妄想を垂れ流すといった暴挙に出た。
あがり症だが自身が身につけた技術への承認欲求も少なからず持っており、紙袋を被って素顔を隠して踊るという奇抜なスタイルで「踊ってみた」系の動画を多数配信しており、そのレベルは一流のプロに対抗意識を持たせるほどである。
CV:大西沙織
キャッチフレーズ:アメリカ仕込みの凄腕シューター
職業:高校生(桃蔭学園総合高校)
ペンタゴンシャードからの留学生。愛称はジニー。言語に堪能。陽気なミリタリーオタクでFPSゲーマー。ゲームを通じて仲良くなったシタラの家に居候している。
シタラが舞を成子坂に引っ張り込んだと知って自分も混ぜろと押しかけ、チーム「トライステラ☆」を結成。彼女に操作キャラを交代した時の「私のお尻でも楽しんでて!」というアメリカンジョークなセリフは、実際に彼女の後ろ姿を注視しながら操作するプレイヤー達に(なるほど......)と強いインパクトを残したとか。
が、メインシナリオの内容が焦臭い展開を遂げるに連れて彼女自身の立場にも不穏な影が見受けられるようになる。
CV:高野麻里佳
キャッチフレーズ:成子坂のNEW CHALLENGER
職業:中学生(藍澄中学校)
格闘ゲームが得意で大会にも出場しているゲーマー。シタラと対戦(於:タイ○ーステーション)した際にアクトレスにスカウトされた。アクトレスとしては新人だがゲームで鍛えた反射神経と観察力でヴァイスに立ち向かう。
綾香、愛花の三人で中学生チームを組んでアイドルもやった。名前や専用装備、その他諸々にメタ的なゲームネタが詰め込まれている。
CV:白城なお
キャッチフレーズ:ふたつの顔を持つアクトレス
職業:事務員
台所事情が怪しい成子坂製作所待望のアクトレス兼任事務員。極めて常識的な社会人で、周囲の大人といえば事務仕事では昼行灯な隊長やらホスト狂いのキャバ嬢やらだった文嘉に熱烈に歓迎された。しかし、キャッチフレーズの通り彼女には裏の顔があって...。
専用のアクトレススーツを仕立てるにあたって機動性、柔軟性、黒基調、ステルス性等々と要望を出した結果「黒猫怪盗シャノアール」なるアニメの衣装っぽいものが出来上がり、突っ返すわけにもいかずほぼコスプレ姿で戦うことになった。あと左胸にホクロがある。
CV:安済知佳
キャッチフレーズ:籠の外の森ガール
職業:高校生(桃蔭学園総合高校)
鳥マニアな女子高生。ペットは白文鳥のピッピちゃん、好物は焼き鳥。興味関心の全てが鳥に向かっているのとマイペース過ぎる言動で学校でも浮いているとか。
「鳥のように飛べたらいいな」と本気で思った結果アクトレスを志し、趣味のバードウォッチング仲間のツテ?をたどり、両親の反対も押し切って成子坂入り。心配性な親の意向を汲んでか専用ギアの構成がスナイパーライフルに防御系/回復系スキルと徹底して安全よりになっている。高難易度の強い味方。
CV:大和田仁美
キャッチフレーズ:現代都市型JK忍者
職業:高校生(郷湾育英高校)、忍者
アーバン流忍術準一級免許皆伝で、カウンタースパイのスペシャリスト。都市型忍法を駆使して、産業スパイからの機密防衛を生業としている。評判も上々で企業からの依頼も多い
(公式サイトより、原文ママ)
アクトレスとして目立ってアーバン流忍術を世に広めんと成子坂に売り込みに来たが、文嘉に足元を見られ「とりあえず契約アクトレス登録」となった。ついでに、当時係争中であり、様々な妨害工作を仕掛けてきたライバル企業「ノーブルヒルズ」への刺客として放たれた。
CV:田澤茉純
キャッチフレーズ:ニュースでおなじみ!アイドルアナウンサー
職業:局アナ⇒フリーアナ
子役⇒アイドル⇒TVの企画でアクトレス(3年間)⇒大学進学のブランク挟んで⇒看板アナウンサー、と有名人街道を走り抜けてきた猛者。ある事情でニュース番組を降板したのをこれ幸いと言わんばかりに退局しアクトレスに電撃復帰。
「今の自分が最強の自分」と言い切る。楚々たる外見ながら二種類の加速系バフをひっさげハンマーでヴァイスをかっ飛ばす様は熱血脳筋体育会系。かつての神宮寺真理のチームメイトであり、成子坂製作所が7年前に起こした「事故」によって同僚の九品田凪(くしなだ なぎ)を失った当事者でもあった。
プロモーションの一環か、VTuberデビューした。
CV:森永千才
キャッチフレーズ:宇宙を駆け巡るフォトジャーナリスト
職業:ジャーナリスト
かつての成子坂と提携し、東京においてトップアクトレスを張っていた29歳。10年前にテレビ番組の企画で真里、現役アイドルだった杏奈、一般公募を勝ち抜いた凪の三人で結成されたチーム「メリーバニー」は一時代を築いたが、7年前のギア整備不良事故によって凪が「引退」を余儀なくされてからは成子坂製作所は「アリスギア製造業者としては死んだも同然」と呼ばれ、アクトレス業界そのものも冬の時代を迎えたという。その後真理もアクトレスを退き、凪の行方とアリスギアの暗部を追いかけている。現在は「日刊東京AEGiSニュース」専属記者兼カメラマンとしてアクトレス業界関連を嗅ぎ回る一方、「凪の件が有耶無耶にされたまま潰れてもらっては困る」と成子坂製作所とは契約アクトレス及び広報担当として関わっている。
生来のものなのか処世術として身につけたのか、馴れ馴れしく飄々とした捉えどころのない性格。
可愛い女の子の写真を撮ることは趣味と実益を兼ねた仕事と生き甲斐にして生き様であり、「杏奈ちゃんプライベート写真集」でボロ儲けしたとかなんとか・・・。
しかし独自の調査で相応の額を消費しているのか、実際の財産は「小金を貯め込んでいる」程度らしい。
CV:花守ゆみり
キャッチフレーズ:放課後座敷童
職業:小学生(鐘月小学校)
埼玉シャードにある豆の専門店「豆いち」の娘にして、まさかの小学生(10歳)アクトレス。本来アクトレスの免許を取得できるのは満13歳からなのだが、年齢制限緩和のテストケースとして特例で採用された。
時代がかった話し方で、年齢に対してとても礼儀正しい。
曾祖母は成子坂創業期に活躍したアクトレスの御蔵座咲々で、彼女の指導で年齢に見合わぬ腕前を持つ。
CV:今野宏美
キャッチフレーズ:心優しきロボットガール
職業:高校生(星条大学附属第一高等学校)
アクトレス試験で上位成績をおさめた新人アクトレス。
成子坂契約アクトレスには業務へ優先的に取り組む「所属アクトレス」が少なく、云わば社員が少なくパートだらけのようなアンバランスな契約実態解消のために増員が必要であった折、非の打ち所のない好成績を叩き出したことから目に留まりスカウトされた。
複数の会社からスカウトを受けたようだが、自らも成子坂を志望し採用となった。
キャッチフレーズからも分かる通りのアンドロイドキャラ。☆1エピソードではキレキレのロボットダンスを披露してくれる。
しかし彼女には更なる秘密があり…? 詳しくは絆エピソードを参照。
CV:大地葉
キャッチフレーズ:フェアウェイのハンサムウーマン
職業:プロゴルファー
2019年夏のイベントで颯爽と現れたプロゴルファーアクトレス。
紳士的な振る舞いで女性のファンが多く、実装時点でのプレイアブルキャラ最高身長(176cm)と低めのボイスも相まって、一見するとほぼイケメンの男性キャラにしか見えないが、れっきとした女性。コラボキャラを除けば本作初のボクっ娘となる。
SPスキル(必殺技)もゴルフゲーム仕様になっており、入力タイミング次第で挙動が変化する。
CV:井澤詩織
キャッチフレーズ:リピートウィズダム
職業:専業アクトレス
隠遁する成子坂創業メンバー捜索に向かった隊長が連れ帰った少女。年齢は不明だが扱いは小学生相当で、その小さな外見に似合わず精神的には成熟している。成子坂創業期のアクトレスである東雲チヱの遠縁にあたり、本名を伏せアクトレス活動時の芸名として二代目を襲名した…ということになっている。
初代を演じきって見せるので初代と思ってくれていいと豪語し、実際に当時の姿を知る者も初代の生き写しだと感じるほど。しかし当時の状況の再現には忌避感があり、梓希からそれらをせがまれた際には繰り返さず前に進みたいと固辞している。
CV:河瀬茉希
キャッチフレーズ:プリンセス・オブ・アルフライラ
職業:アルフライラ王女
中東の複合型シャード・アルフライラシャードの王であるアルアブラ・ベトロラムの娘、つまり王女様。
原因不明の病で病床に臥せっていたが、トライステラ☆の奔走とウスイホンの力で奇跡的に回復し、東京シャードへと遊学してきた。
挨拶で交わされた小説の一節に小芝居で応じるなど友好的でノリも良い。礼儀もしっかりしているが、変装して一般人としてイベントに参加し護衛を振り切ろうとするなどお転婆な一面もある。
王の一人娘であり王位継承権1位という、各国の思惑が絡む東京シャードでは存在が爆弾に等しい重要人物ではあるが、公務の一環としてアクトレス業務に取り組むことになり成子坂に所属する。
かつて宇佐元杏奈や神宮寺真理とチーム「メリーバニー」を組んで一世を風靡した、成子坂所属のアクトレス。成子坂凋落の原因となった7年前の事件の当事者であり、その際の事故での負傷が元でアクトレスを引退したことにされている。その後の消息は成子坂側やチームメンバーだった杏奈や真理も知らない行方不明状態に陥っている。
真理や同じ養護施設で育ち彼女を慕っていた琴村姉妹からは成子坂の無謀な経営方針の犠牲者だと看做されており、彼女らの成子坂への敵意の元となっていた。
事件の発端となったギアを設計したと思われる技術者は生体信号を受信しており、生存の可能性もあることが作中の人物に考察されている。