概要
SDウルトラマンの一つで、ウルトラ戦士や怪獣たちを超可愛くデフォルメしているシリーズ。「汗かいてる頭のデカいウルトラマン」と言えば分る人も多いだろう。
子供にも描きやすいようにするためか極端に簡略化されており、中には言われなければわからないほどにデフォルメされているキャラも多い。また、配色も原作とは異なる(アントラーなど)キャラがいる。
新シリーズが始まるごとに新キャラもしっかりデフォルメされており、現在も積極的にグッズ展開が行われている。
初代の着ぐるみも製作され、デフォルメ体型や汗が再現されている。イベントではずんぐりとした体で愛らしい仕草を見せ、時にハロウィン仮装したりサンタ衣装になったりもして人々の心を和ませている。
なお、中にはやたらマイナーな怪獣もデフォルメされており、きわめつけは当時は翼竜怪獣の名称だったクワァイラスもいたりする。しかもコイツはザ☆ウルトラマンからの唯一の出典だったりする。あまりにもどマイナーすぎてこの作品のオリジナル怪獣か?と思った視聴者も多かった事だろう。(理由はカタカナの絵本でコイツだけヨから始まるという理由から採用された為。正式名称が付いた今となってはヨから始まる怪獣はいない。)
平成のウルトラ怪獣はティガとダイナからの出典が多いが、それ以外の作品からの出典は少なめ。
劇場作品
1999年には『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』の同時上映として『ウルトラマンM78劇場 Love&Peace』が公開された。台詞は全て「シュワッチ」「ガオー」「フォッフォッフォ」などと言った人類には解読不可能な言語(鳴き声?)であるが、ほのぼのとした音楽や幻想的な演出が映え、癒し要素満載の短編アニメとなっている。
2002年に『ウルトラマンコスモス』が諸事情により放送中止に追い込まれた際に『ウルトラマンネオス』と共にTV放映され、あまりの可愛さに撃沈した視聴者も多かったはず。