曖昧さ回避
- テレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する魔女の真名。→救済の魔女
- スマートフォン用アプリゲーム『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場するドッペルの真名。→慈悲のドッペル
名前について
Kriemhild・Gretchen(クリームヒルト・グレートヒェン)は魔女文字で書かれた真名であるが、この文字の読み方(対応するアルファベットや数字に解読したもの)は公式には未公表であるため、あくまでも便宜上の名称という扱いになっている。公式サイトにおける名称はあくまでも「救済の魔女」「慈悲のドッペル」である。
救済の魔女が初登場したのは『魔法少女まどか☆マギカ』第10話であるが、地上波放送時には登場シーンに魔女文字が書かれていなかったため、名称は不明だった。この名称が判明したのはニコニコ動画配信版からである。
KriemhildとGretchenの2つの名から成る。いずれもファーストネーム。
公式で表記される時はKriemhildとGretchenの間に必ず・(中黒)が打たれている。
Kriemhild
ドイツ語の女性名。同名の有名な人物に、ドイツの叙事詩「ニーベルンゲンの歌」の主要な登場人物クリームヒルトが挙げられる。
慈愛と復讐の極端な二面性が描かれた人物で、これに関連した考察が為されることもある。物語の前半と後半で著しく人格が変わるので、もともと異なる二人の人物を合成したキャラクターではないかとも言われる。特に後半は、前半で暗殺された夫ジークフリートの復讐のためには手段を選ばない烈女と化し、そのためにおびただしい人が死に、ついには自身も殺されるという救われない結末になっている。
Gretchen
ドイツ語の女性名。Margareteなどの変形のひとつだが、そのまま名前として使うのも一般的。
同名の有名な人物に、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ作の戯曲「ファウスト」の主要な登場人物グレートヒェンが挙げられる。
敬虔な優しい美少女で、ファウストと恋に落ちるもそれ以降次第に運命を狂わされ、家族を失い、ファウストとのあいだに産まれた子をも殺し、婚前交渉及び嬰児殺しの罪で処刑されてしまう。悪魔メフィストフェレスとの契約によって回収されるはずだったファウストの魂を救い出すのに一役買う「ファウスト」のキーパーソンのひとりで、これに関連した考察が為されることもある。
関連タグ
鹿目まどか 魔法少女まどか☆マギカ 魔女(魔法少女まどか☆マギカ)
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