概要
CV:桑島法子
マサチューセッツ工科大学出身のアメリカ軍のデータアナリストで、ソリトンレーダーやバースト通信の開発者である。中国系アメリカ人(華僑)。
幼少から空を飛ぶことに憧れており、パイロットを志望してMIT在学時に空軍のROTC(予備役将校訓練課程)を受けていた。
視力が低かった為にコンタクトレンズを使用してごまかしていたが、事故を起こして断念。
パイロットでなくとも共に空を飛ぶことが出来ると情報分析とデーター処理の専門家となった。
その才能を開花させ、CIAやDIAから依頼を受けるデータアナリストとなる。
『メタルギアソリッド』では、10代の大学生であったにも関わらず通信データー処理と作戦の記録を担当するオペレーターを務めた。
同作ではセーブ係も担当しており、スネークに対してセーブ時には様々な中国のことわざを教えてくれる。
シャドー・モセス島事件での活躍を評価され、SSCEN(陸軍兵士システムセンター)に配属され、そこでデータアナリストとして働くも上官であるシュルツ准将とそりが合わずに苦しむことになる。
自身の集めたデータの正しさを証明するためにスネークと共に潜入を行うが、潜入前の訓練ではROTCの経験こそあっても実戦経験のない知識先行をスネークに注意され、潜入時にも足を引っ張ってしまい、帰還後には潜入時のある出来事で苦しむ事となる。
『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ』では直接登場はしないものの、反メタルギア財団・フィランソロピーの一員としてSSCENからスネークが身に着ける装備品等を裏で横流ししており、彼らの活動を支援している。
なお、序盤のタンカー編でセーブをし続けるとオタコンの適当なことわざ解説に業を煮やして、通信に乱入してくる。
スネークテイルズでは、別の次元の彼女が登場する。(ソリダスと恋人関係のようである)
『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』では遂に再登場する。本作の時点ではシャドー・モセス事件に関係したことや上記の潜入の件もあって他の関係者同様に閑職に追いやられてSSCENの職を追われ、アメリカ海軍で仮想訓練の指揮官として戦艦ミズーリに配属され、艦長となる。
左遷とはいえ年齢に不釣合いな大出世だとスネークに驚かれていたがオタコンから海軍の提督に取り入って彼に気に入られたコネであることが示唆されている。
ミズーリは乗員も艦もSOPシステムを使用していない練習艦であったが、リキッド・オセロットのSOPシステム掌握の影響を受けず、米軍が使用できる唯一の戦力となっている。
作中ではオタコンが送ったデータを元に衛星画像などと照らし合わせて、リキッド達の動きを追う。
さらにはアウターヘイブンにスネーク達が突入する際にはミズーリで艦隊戦を挑み、艦上で指揮をとって彼らをサポートする。
戦いが終わった後はメリルとジョニー佐々木の結婚式に出席したが、メリルのブーケをドレビンのペットの猿に横取りされて憤慨していた。
大乱闘スマッシュブラザーズ(クロスオーバー)
大乱闘スマッシュブラザーズXでは、無線キャラの1人として参戦(他にはオタコンとキャンベルも無線キャラとして参戦している)。スネークでシャドーモセス島が舞台の際に無線要請すると一部キャラについて解説してくれる。
スネークがピカチュウと戦っていると、「キャプチャーしてほしい」とねだるなどネタ要素も豊富。 また技術者でありながら魔法についても高度な科学は魔法みたいなものと寛容である。
中国のことわざの解説も健在で、本作では格言なども用いる。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALでも引き続き無線で登場(ただし内容はXの時の流用である)。また本作ではスピリッツとしても参戦している。
余談
中の人である桑島法子はメイ・リンが登場しないMGS3ではパラメディックを演じている。
メイ・リン役はときめきメモリアルドラマシリーズの準ヒロインであった秋穂みのりの丹下桜も候補にあったとされている。ちなみに実際にメイ・リンを演じた桑島法子もドラマシリーズVol.2彩のラブソングの美咲鈴音を演じていた。
メイ・リンの漢字表記はMGSの頃は不明であり「美咲鈴音」を略した「美鈴」じゃないのかとも思われていたが、MGS4で判明したのは「美玲」だった。
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ピカチュウ:他社作品キャラだが彼女は一目で気に入った様子。