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ジュラシック・ワールド/バトル・アット・ビッグ・ロック

じゅらしっくわーるどばとるびっぐあろっく

『ジュラシック・ワールド/バトル・アット・ビッグ・ロック』とは、2018年に公開された映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の本編から1年後を描いた『ジュラシック・パーク』シリーズの番外編。

概要

2018年に公開された映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の本編から約1年後を描いた『ジュラシック・パーク』シリーズの番外編とも言える短編映画である。次回作『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』へと繋がる物語でもある。

ストーリー

ロックウッド家の少女メイジーの活躍によって、モササウルスT-レックス、そしてヴェロキラプトルのブルー等の恐竜古生物達が外界へ解き放たれ、自由になるという衝撃的な結末を迎えた。『バトル・アット・ビッグ・ロック』では、それから1年後、ロックウッド邸から約32キロ離れた場所にある『ビッグ・ロック国立公園』で起こる出来事が描かれる。

登場する恐竜及び古生物

今作初登場ののような角が特徴的なセントロサウルス亜科に属する角竜の一種。

ビッグ・ロック国立公園のキャンプ場に食べ物を求めて出現。つがいとその幼体の三頭が登場しており、明らかに雄への性転換と繁殖が確認されている。

しかし前作はおろかイスラ・ヌブラル島にもおらず、本来インジェン社のリストにも載ってない恐竜のはずだが…。

前作イスラ・ヌブラル島から運ばれ、そして解き放たれたアロサウルスの亜成体が完全に成長、成熟した姿。そのため前作と姿や大きさが異なっている。

キャンプ場に現れたナストケラトプスの幼体を狙って出現し、成体と死闘を繰り広げるが取り逃してしまい、その標的を近くのキャンピングカーに隠れていた家族に変え…。

ちなみに皮肉にも正真正銘ジュラ紀(ジュラシック)の代表的な肉食恐竜であるアロサウルスがジュラシックシリーズで主役級の脅威となったのは今作が初めて。

エンドクレジットにて登場。外界に解き放たれ自由となった恐竜たちが人間の生活や自然界に少なからず影響を与えていることが示唆されている。

余談

今作に登場したナストケラトプスやアロサウルスの成体はスマホゲームの「ジュラシック・ワールド アライブ」や動物フィギュア「アニア」のジュラシック・ワールドシリーズにて先行登場しており、今作の伏線だったと思われる。

また、肉食恐竜にひっくり返されるトレーラー、子どもに撃退されるアロサウルス、そしてクレジットの音楽(とコンプソグナトゥスに追い回される女の子)など、本作は『ジュラシック・パーク』シリーズ第2作目の『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』へのオマージュが多く見られるものとなっている。

『ロスト・ワールド』の劇中では、インジェン社によって捕らえられたティラノサウルスがサンディエゴに輸送された後逃走、一般人が捕食されるという事件が起こっており、本作の事件と今後のジュラシック・ワールドシリーズの世界の行く末とは浅からぬ関係にあることがうかがえる。

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