ファイツとは『ポケスペ』こと漫画『ポケットモンスターSPECIAL』の主人公の一人である。
プロフィール
名前 | ファイツ |
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一人称 | あたし |
性別 | 女 |
誕生日 | 9月16日(ゴチミル座) |
血液型 | B型 |
年齢 | 10歳(第10章)→12歳(第11章) |
趣味 | 星を見る事 |
出身地 | ホワイトフォレスト |
登場章 | (第10章)、第11章 |
登場巻 | (51)、52~ |
代名詞 | 解放す(にがす)者 |
持ち物 | ポケモン図鑑、プラズマ団の団員服、ペンダント |
概要
第11章『ブラック2(ツー)・ホワイト2(ツー)』編のもう一人の主人公。12歳。
ラクツとヒュウが通っているヒオウギシティのトレーナーズスクールに転校してきた、謎の少女。
転校してきた理由ははっきりとしたことは不明で、ファイツ自身も何故母親が自分を転校させたのか分からない様子だが、「ここ(トレーナーズスクール)にいれば過去と決別してポケモンとの関わり方を一から学べるから」なのではないかと推測している。
トレーナーズスクールに来てからは、主にラクツのチャラ男ぶりなどに戸惑っている。
バトルセンスは高く、転校初日に行われたポケモンバトルの実践講座にて女子の部をトップで勝ち抜いた(ファイツ当人は目立つ事を避けているため、後悔していた)。
その後男子の部を勝ち抜いたラクツと共に、ベルにポケモン図鑑を貰う。
その後、トレーナーズスクールの社会科見学にてポケウッドを訪れた時にナツメに誘われてハチクとハチクマンに出演することになった。
なりゆきでタマゲタケガールを演じるが突然のアクシデントに巻き込まれてしまう。
なんどかラクツのおかげで事件は解決したがいまだに距離は縮まっていないようだ。
容姿
目については、ホワイト2は今までの主人公のデザインをしていたデザイナーと異なるため、目の描き方が異なるがラクツ同様、今までのポケスペ主人公達と同じように描かれている。
ポケスペ恒例の女主人公デザインであるため、原作の胸の大きさも再現(?)されている。
所有ポケモン
- ダケちゃん(タマゲタケ(♂))
とくせい:ほうし
現在判明しているファイツの手持ち。転校初日のバトルの実践講座にて相性が悪いシンボラーを倒すだけでなく、ポケウッドでの撮影とはいえコマタナ、バルチャイの2VS1でも圧倒するほどの実力がある。ボールの中には入らず、常にファイツの頭や肩に乗っている。
ファイツにとても懐いている一方、ファイツに付き纏うラクツの事を快く思っていない。
Nによればファイツの保護者のつもりらしい。
最終回で元のトレーナーの元に返されに行ったが、そのトレーナーもダケちゃんのことを何とも思っておらず別に返さなくていいと言い切ったため、「これで正式にファイツを手持ちと名乗れる」(Nの通訳)ということで彼女の保護者で居続けることにした。
元はラクツのポケモンで彼に促されて捕獲したカブルモと交換し手持ちに。
バトルでは使用されていないが、アシッドボムでプラズマフリゲートの壁に穴をあけた。
- ぶぶちゃん(ポカブ(♀))
10章からいる、リボンを付けた名女優ポケモン。
おやはNでファイツの手持ちではないが一応ここに記す。
Nのポケモンということでファイツは「ぶぶちゃん様」と敬称を付けて呼ぶ。
最終局面、他の御三家たちと共に「ちかいのわざ」を使う時は、Nが負傷していたため彼女が代わりにほのおのちかいを放った。
正体
その正体は、若干12歳にして元プラズマ団員。劇中の時系列を考えると、10歳時点で団員として活動していたことになる。
もっとも、プラズマ団はあくまでも「ポケモン解放」を目的とした思想集団的側面を持っている為に、ファイツの様な年少の団員がいても、あまりおかしくは無いと推測される。
彼女の手持ちのタマゲタケも元々はプラズマ団が「解放」したポケモンの1匹で、転校してきて以来一度もタマゲタケをボールに入れていないのも「モンスターボールはポケモンの自由を奪う悪い物」というNの教えを今も守っているからである。
ファイツ自身は元来人間であれポケモンであれ困っている相手を放っておけない優しい性格の持ち主であるため、プラズマ団に入ったのもその性格が少なからず起因していると思われる。
プラズマ団を抜けた今でもNを心底慕い続けていて、Nが旅立った後アジトを脱出する際にヘレナとバーベナから受け取った彼のブロマイドが収められたペンダントを肌身離さず持ち歩き、Nの帰りを待っている。
原作同様、ポケモンを奪われたためにプラズマ団を憎悪しているヒュウとは、とりあえず普通に接しているものの、自分の過去はもちろん明かしていない。
アクロマとの初対決後にラクツが、当時10歳だったプラズマ団員の少女に託されたというアクロマ支持派が開発していたポケモンをコントロールするマシン、通称「アクロママシーン」を無効化するための研究データが入ったメモリーカードの存在をほのめかしたため、今章のキー人物であることは間違いないようだ。国際警察であるラクツが彼女をナンパしている理由もこのためである。
ヒウンシティでプラズマ団との戦闘に巻き込まれた際、前述のNの写真入りのペンダントの中にそのメモリーカードが隠されている事を母親から聞かされるも、その時点でペンダントは偶然ヒュウの手に渡ってしまっていた。
その後チェレンとスクールの全生徒の前でプラズマ団員の女子をあぶり出そうとしたヒュウの行動により彼に正体がバレてしまい、その直後襲来したアクロマによってプラズマフリゲートの船内へ攫われ幽閉される。
そして一足先に潜入していたラクツにも遂に正体が知られ、それと同時に明らかになった彼の素性と目的に動揺しながらも、「苦しめられている人やポケモンを救いたい」という思いからラクツに協力する事を決意する。
最終的に敗れ連行されるゲーチスが負け惜しみを言った時は、「たとえニンゲンは騙せても、あなたに利用され傷つけられたポケモンたちは、決してあなたを許さない(意訳)」と罵倒した。
最終回では、ラクツもヒュウもファイツが元プラズマ団員だったことを誰にも明かさなかった(そもそもどちらも登校していなかった)ためトレーナーズスクールに通い続け、無事卒業を果たした。
その後は回復したN、愛の女神と平和の女神たちと共に、自らの意思でかつて奪ったポケモンたちを元のトレーナーたちの元へ返しに行く旅に出た。
名前について
名前の由来は、「ホワイト2」→「White2」→「ファイ・ツー」→「ファイツ」。
シリーズ初のナンバリングタイトルということもあって、主人公名にどのような影響が出るのかが注目されたが、結果としては、ラクツと並び、意地でもパッケージタイトルが主人公名に据えられることになった。
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