概要
主に東海道本線・山陽本線・東北本線(黒磯駅以南)といった平坦路線における標準機として1965年から1979年まで総計308両(国鉄の電気機関車としては最多)が製造・投入された。
国鉄分割民営化に際してはJR東日本・JR東海・JR西日本・JR貨物に承継された。現在はJR東海(2007年全廃)を除く各社で運用されている。
0番台
貨物列車牽引用に製造されたベース形式。
500番台
高速列車牽引用に改良が加えられたバージョン。旅客列車用(P形)と貨物列車用(F形)が新製された(一部0番台からの改造車あり)。1965年より投入。
1000番台
旅客・貨物列車に広く使用できる汎用機(PF形)として設計されたバージョン。1968年より投入。前面に貫通扉が設置されたのが外観上の特徴。東京機関区配置車両は1978年から1985年まで東京駅始発の東海道本線・山陽本線方面寝台特急(ブルートレイン)牽引を一手に引き受けた。