曖昧さ回避
本項目では、『ドラゴンボール』のキャラクターについて解説する。
キュイ(ドラゴンボール)
声:戸谷公次(ドラゴンボールZ)、今村直樹(ゲーム)、竹本英史(ドラゴンボール改)
フリーザの部下の上級兵士で、惑星フリーザNo.79の所属。
戦闘力は18000程度で、初登場時のベジータとほぼ同等の強さだった。
しかしナメック星に到着したベジータに戦いを挑むも、サイヤ人の「死の淵から蘇るごとに強くなる」特性のおかげでベジータはメチャクチャパワーアップしており、あっさり殺されてしまった。
この時ベジータが、木っ端微塵に爆散するキュイを見て、冷笑しながら口にした「きたねえ花火だ」というセリフは有名。
名前の由来は、「キウイ」。
アニメでの描写
アニメオリジナルキャラクターである「謎の宇宙船の子供たち」の母星を滅ぼしている描写がある。
また彼と同種族らしき個体として、故郷を滅ぼしたフリーザを恨む兵士と、逆にフリーザを尊敬する上官らしき人物も登場している。
ゲームでの描写
キュイがゲームで初デビューしたのはファミコンに発売された『ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!』であり、その当時はボスキャラとして登場していた。他にもスーファミに発売された『超サイヤ人伝説』にもボスキャラとして再登場している。他にも『激神フリーザ!!』や『超サイヤ人伝説』では、青色のゴンマー、赤のパイヤー、エメラルド色のゴリン、そして黄土色のストロブと言った、色違いでありながらもキュイ型の雑魚敵が登場した。
RPGシリーズでは主にボスキャラとして登場していたにも関わらず、格闘ゲームには余り登場する機会はなかった。
しかしPS2で発売された『Sparking!NEO』ではプレイヤーキャラとして初デビューし、それ以降から『スパーキング』シリーズと『レイジングブラスト』シリーズにプレイヤーキャラとして登場するようになる。更に『ドラゴンボールヒーローズ』では自身のカードも登場した。『タッグバーサス』ではIfストーリーの主人公としても活躍した。
多少の知名度も高いにも関わらず余り活躍していなかったため、フルパワーエネルギー波や連続エネルギー弾以外必殺技は分からない。
だが『ドラゴンボールヒーローズ』では『ダスタードインパクト』と言う必殺技がある。
他にも『あっ!フリーザ様!』と言う騙まし討ち攻撃もあり、これも必殺技として使われている。
『ワールドミッション』では異変の影響によってわけもわからず復活しなぜかパワーアップまでしていた(正確にはシーラスによって人為的に創られた別の歴史のドラゴンボール世界から現れた存在)。そこへベジータの姿を見つけ雪辱を晴らそうとするが相手にすらしてもらえず、主人公が戦うこととなる。敗北後は主人公にすら勝てなかったことで大層悔しがりながら引き下がっていった。