福山市
ふくやまし
広島県南東部に位置する都市。人口が多い割に知名度が低い都市の代表格。
概要
広島県南東部で岡山県との県境、瀬戸内海に面する広島県第2の都市であり、備後地方の中心都市。
人口は約46万人で、政令指定都市を除くほとんどの県庁所在地よりも多い。中国地方では広島市、岡山市、倉敷市に次ぐ規模である。
福山市を中心とした備後都市圏は75万人を擁し、都市圏では全国で25番目であるが、県庁所在地でない都市に限ると4番目の規模であり、広島県東部の経済、文化の中心都市である。広島市や岡山市といった周囲の都市に古くから依存せず、独自の文化圏を形成し、県庁所在地でないにも関わらずその都市圏規模から県庁所在地並みの規模を誇る。また、中心市街地の駅前大通りや国道2号線沿いでは企業のオフィスビルが並んで、オフィス街を形成している。
古くから、福山城の城下町や瀬戸内海の重要港として発展しており、交通の要所であり、特に万葉集にも詠まれる鞆の浦は今では観光地として人気がある。
文化的には広島市とはだいぶ異なっており、独自の経済、文化圏を構築している。
ちなみに、人口が多い割には知名度はお世辞にも高いとは言えず、知らない人も多いであろう都市でもある。