プロフィール
人物
棗ノノの姉であり、占い茶屋『棗屋』の主人。ノノたち4人の新米うららに占いを教える先生でもある(うららは序列七位から茶屋を開く事を許され、序列五位から新米うららを指導する先生に成れる)。
妹と同じく太眉で、髪に白黒リボンを付けている。また着物姿なのでわかりにくいが体格は大変ご立派。
おっとりした性格で先生としては威厳に欠けるが、世話焼きで思いやりのある良い人柄である。ただし怒った時は柔らかな物腰のまま頭をぐりぐりするなど、決して甘やかすだけの先生ではない。
妹であるノノのことは大事に思っており、ノノが精神的に成長することを嬉しく思いつつも寂しさも感じてしまう。色井佐久とは幼馴染で、仕事の合間に茶屋に来た彼女をもてなしたり、悩み事(ノノ関係など)を相談したりと仲が良い。
生徒思いで責任感が強いがものの、そのためか否か自身の不手際には切腹を宣言したり『日課が自分の恋愛運占い』『寝相と酒癖が悪い』などの残念な要素もチラチラ見える。
お茶占い
ニナが好んで行う占い。
椀に緑茶を注ぎ、占う相手に茶葉を残して飲み干させた後、椀を左手で三回回してから蓋をして逆さにさせ、蓋に付着した茶葉の配置により相手の未来を占う(祝詞の詠唱は茶を注ぐ際に行う)。
自身は祝詞を唱えて茶を注ぐだけなので一見すると単純に見えるが、自分の茶屋を開く事を許され、更に茶葉の形と対応した吉凶の内訳を全て記憶する必要が有るという、上級うららに相応しい高度な占い。
千矢が始めて体験した占いでもあるが、一度目は説明を聞いておらず茶葉ごと完飲してしまい、仕切り直しの二度目以降は美味を理由に完飲を続行してしまった(最終的に占いには成功した)。
ニナは理想の異性を求め、この占いで事ある毎に自分自身を占っており、その度に好ましい結果が出ているが肝心の出会いは一度も無い。
既に出会っている可能性も有るが、言うだけ野暮だろう。
関連タグ
佐倉慈:中の人が同じで尚且つ先生である。