プロフィール
人物
迷路町警ら隊の十番地隊長。名無しの町民を除けば、千矢が迷路町で出会った初の人物でもある。短髪で男勝りと美青年に見えるがれっきとした女性(ちなみに胸は有る)。
仕事の合間には甘味処や棗ニナの茶屋に立ち寄っているものの、甘い物が苦手なため注文は甘くない物が多め。
性格は謹厳実直かつ質実剛健だが、その言動は奥底に秘めた情に甘く優しい心根を出しすぎないようにするためのものでもあり、周囲もそれを理解して彼女の心意気に尊敬の眼差しを送っている。そのため迷路町には彼女の親衛隊が存在する他、部下(後述)も尊敬が崇拝の域にまで達している模様。
町の風紀を乱す行為には容赦せず、他人に不埒を働く男性を成敗する戦闘能力も持っているが、一方で自身がソレらを知る事には耐性が無く赤面してしまう。
第一話で千矢が盗人と誤解され腹を見せて謝罪した際には直視出来なかった他、とばっちりで巽紺や雪見小梅までもが彼女に脱がされた際には全員追放しようとしていた(ニナが切腹を宣言した事で許された)。
それ以降、彼女ら新米うららを何かと気にかけており、特に千矢に関しては『破廉恥』『天然痴女』として警戒している。
ニナとは幼馴染であり、佐久が警ら隊に入る前から苦楽を共にしていた仲。当時は腰まで届く長髪だったが、警ら隊に入隊した時に決意を込めて断髪した模様。
大島・塩沢
佐久の部下である二人の女性。黒髪の方が大島(CV:高倉有加)、金髪の方が塩沢(CV:咲々木瞳)で、二人とも後ろ髪を一つに束ねている。
部下として純粋(?)に佐久の事を慕っているが、誉められようとするあまり常に言動を監視していつでも労えるよう待機したり、彼女が風邪をひいた(と疑った)際には彼女の風邪ならうつされたいと考えるなど、もはや部下愛では済まない想いを抱いている(というか叱られても歓喜する)。
互いに同郷の親友同士であり、15歳になる年にうららに憧れ家出をし迷路町へ旅立った。作中の描写から古郷は東北の辺りである模様(ちなみに迷路町は関西がモデルと思われる。どんだけ頑張った?)。
が、招待状が無かったために入町できず、ヤケを起こして不法侵入を試みた所を佐久に見つかり「きちんと両親に謝って出直してくること」と諭された。これがきっかけで彼女らの夢は警ら隊に入ることに変わり、現在は佐久と共に日々の任務にあたっている。
ちなみに、アニメ版では第一話から登場している。