山本寛

やまもとゆたか

山本寛は、日本のアニメ監督、演出家。

1974年9月1日生まれ。大阪府出身。

通称「ヤマカン」。

概要

京都大学卒業後、京都アニメーションに入社。

2006年に『涼宮ハルヒの憂鬱』でシリーズ演出。

2007年に『らき☆すた』で初監督を務めるも、京都アニメーション側から「その域に達していない」とされ4話で降板。後年、その言い回しを自分でネタにしている。

2007年6月23日をもって京都アニメーションを退社し、フリーに。

その後、アニメ制作会社 Ordetを設立。代表取締役に就任。

2011年、初のオリジナルアニメとなる『フラクタル-FRACTALE-』を監督。「失敗すれば引退」と言うほどの意気込みを見せたが、商業的には失敗。

その後、「引退引退騒ぐアホが身近にも出だしてウザいので一時引退撤回しまーす。気が向いたらまた引退しますので(笑)。」と引退宣言を撤回した。

2019年3月にウルトラスーパーピクチャーズとの金銭トラブルが原因で破産に追い込まれた。ウルトラスーパーピクチャーズ側が「耳をそろえて借金を返せそうにない」という理由で破産申請をしたものであり、決して自己破産ではない。ちなみにこの他人から破産宣告された件は大変珍しいケースだそうな。外部リンクの方も参照まで。

一言居士な性格で、事件・事故等が起こる度に自身のブログやTwitterで挑発的な発言をする傾向にある。そのため、2018年8月以降、Twitterアカウントを3度凍結されている。

2019年5月27日、「自分はそもそもアニメが作れない」として廃業を発表したが、それから半年も経っていない同年9月23日、新作「魔法少女たち⛤」の製作（廃業の撤回）を表明した。

京アニ退社以降、度々京アニを目の敵にする発言を繰り返してきたが、京都アニメーション第1スタジオ放火事件以降は一転して京アニの元関係者である事を強調する立場をとるようになる。

尚、京アニからは2009年時点で「当社とは一切関係のない人」と断言されている。