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ジュリエッタ・ジュリスの編集履歴

2020-07-24 07:12:15 バージョン

ジュリエッタ・ジュリス

じゅりえったじゅりす

ジュリエッタ・ジュリスとは、TVアニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の登場人物である。

CV:M・A・O

人物像

ギャラルホルン月外縁軌道統合艦隊アリアンロッドに所属するモビルスーツパイロット。

身よりもなく、家柄・階級を持たないがその高度なモビルスーツ操縦技術を艦隊司令ラスタル・エリオンに見込まれアリアンロッドにスカウトされた経緯を持つ。

アリアンロッドの中でも特に優秀なパイロットにしか支給されないレギンレイズを専用にカスタマイズし、使用している事からもその操縦技術の高さをうかがい知る事ができ、鉄華団三日月・オーガスとも真正面から斬り結ぶ事が出来る数少ない人材でもある。彼女の機体はいずれも高機動に調整され、一撃の威力よりも連撃によるダメージ蓄積による撃破を主体とした装備を主とする仕様となっている。


その経緯からラスタルに対する忠誠心は非常に強く、彼の為に行動する事を信条としており、ガラン・モッサの事も、自身に戦闘技術を教えた恩師である事から「ひげのおじ様」と呼び慕う。

しかし当初はやや頭が固く、ラスタルやガランなど尊敬する者に対する崇拝が行き過ぎ、却って彼らの真意を理解できていない面があり、当のラスタル本人からも「自分も胡散臭い大人だ」との表現でたしなめられた事もある。


一方であまり深く物事を考えず、指に止まった蝶を何の疑いもなく口に入れるなど自由奔放な野生児といった印象が強く、その性格をしてイオク・クジャンからは「猿」とも揶揄されており、対するジュリエッタもイオクには邪険な態度で接している。しかしながら、敵味方問わず会話の際は常に敬語を用いるなど出自に反して相応の礼儀作法は弁えており、座学も手を抜かずギャラルホルンの兵士にとって常識とされる知識も持ち合わせている。イオクに対してもきつい態度をとりつつも助ける事もあった。


アーヴラウとSAUとの紛争によってガランが命を落とした報を受け、鉄華団に対する敵対心を強めるが、その一方でヴィダールとの交友から、次第に彼の価値観に影響を受けるようになる。

また、ハシュマル戦に於いて阿頼耶識のリミッターを開放した三日月とガンダム・バルバトスルプスの戦闘能力を目の当たりにした事により、自身をより強く鍛えるべくレギンレイズ・ジュリアのテストパイロットに志願した。

この際ラスタルからは渋られたものの、あくまで彼への忠誠故であることを強調してなんとか許可をもらっている。


そして実戦テストの名目でイオクによるタービンズ襲撃作戦に参加し、アミダ・アルカと交戦するが、戦士としての技量だけでなく、覚悟の差を見せつけられ、機体の装甲の厚さで致命傷にはならなかったものの終始圧倒される(ジュリエッタ曰く「五回殺された」)。その際アミダに「誰かの背中に頼ってるようじゃアタマは張れない」と啖呵を切られ、覚悟の違いも見せつけられる。

その直後にイオク隊の攻撃でアミダが命を落とした事により、彼女を超える事が出来きなかった悔しさと、彼女に自分が倒されなかった事への安堵という複雑な感情を抱く。

その後、クーデターを起したマクギリス・ファリド討伐の戦いにおいてラスタルから直々に三日月を抑える役を任される。

仮面を外したガエリオ・ボードウィンの助言とラスタルからの信頼から、虚勢を張る事無く自らを三日月より弱いと認めた上で任務遂行の為にガンダム・バルバトスルプスレクスと激闘を繰り広げる。その最中にノルバ・シノが駆るガンダム・フラウロスによる旗艦への砲撃を阻止した後、引き続きバルバトスと交戦し、敗北こそ喫したもののバルバトスを足止めする任務を全うした。

この戦闘で重傷を負ったが一命は取り留めており、三日月の強さを再認識すると共にその強さと戦い方の異質さも実感し、「人間」として強くなる決意を固めた。

最後に再び三日月と対峙し、「人間」でない強さを持ち、「大義」もなく戦う存在として理解できなかった彼が瀕死の状態ながら奮戦し、自らの眼前で事切れたのを目の当たりにして、彼が戦場でしか「人間」として生きれない人物だった事を理解する。


数年後髪も伸び、ラスタルに付き従い、三日月を倒した影響で「悪魔を討った乙女」としてラスタルの後を担う人物とみなされる程の立場となる。

ラスタルの清濁併せ呑むやり方や、最後の三日月との戦闘で心境の変化も起き、自分と違う立場の者たちを人間として認める度量を身につけていた。

療養中のガエリオとは彼を見舞う交流は続けている。


作中において「腕利きの女パイロット」程度としての二期からの追加キャラだったが、脚本家アバター染みた存在としてご都合主義展開の恩恵を受けたことが脚本家本人の口から述べられている。


SDガンダム外伝では

機体のレギンレイズ・ジュリアが怨骸騎士ジークドミヌスとしてラスボスに抜擢されているのに対し、ジュリエッタ本人は騎士ガエリオのカードの背景にしか存在しない不愛想なモブの従者にまで転落している。当然、個別のカードすら作られていない。

ちなみにこの作品でのラスタルはジークドミヌスの傀儡のモンスターという立場でしかないなど、主従揃って扱いが低下している。

機重奇神ジークドミヌス(モチーフはハシュマル)自体は月に潜む悪として悪行の限りを尽くし一度は倒されるものの怨骸騎士ジークドミヌス(モチーフはレギンレイズ・ジュリア)として復活したが最期は三日月によって倒されるという原作とは真逆の結末を迎えたが、ジュリエッタ本人は前述通り、単なるモブでしかなく全く関わっていない。

ちなみにジークドミヌスの配下はグレイズレギンレイズゲイレール・シャルフリヒターというアリアンロッドに所属するMSの他にガルム・ロディがいたりする(一応、放送終了後に一部のアリアンロッドのファンの間で広まった鉄華団と交戦した組織はアリアンロッドと助け合う関係だった」という根も葉もない噂があるが)。


関連項目

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

ギャラルホルン 月外縁軌道統合艦隊アリアンロッド

ラスタル・エリオン イオク・クジャン ヴィダール ガラン・モッサ ヤマジン・トーカ

レギンレイズ レギンレイズ・ジュリア

レーン・エイム:彼もジュリエッタと同じく単独の力ではないが所属している軍のバックアップもあり、物語主役ガンダムを撃破する作戦の中核を成しそれを成功させた。


Dr.ドップラー…人間の真似をして蝶を食べたロボット。

メアリー・スー

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