声優は小杉十郎太。
概要
フルネームは ステルケンブルク・クラナッハ (Sterkenburg Cranach)
血液型はA型。名前が長いため周囲の人間にはステルクと呼ばせている。
一人称は基本『私』だが、くだけて話すときは『俺』になる。
大量の鳩を飼っており情報取集や連絡など様々な目的のために使う。鳩の言葉がわかる節がある。
テーマ曲は「騎士様は無愛想」。
騎士なので武器は剣(後に細分化されて大剣)。シリーズ通して屈指の前線キャラであり、こと攻撃することに関しては隙がない。
一人だけ、使う技がゲームが違う(テイルズ、スパロボなどと揶揄される)。
騎士になったのは昔読んだ物語の騎士に憧れての事らしい。
ファンからの愛称は「スケさん」。
ロロナのアトリエ
アーランド王国の騎士。初期年齢は25歳。
仕事とはいえ、ロロナのアトリエに厳しい命令を課していることに罪悪感を感じている。
ロロナの師匠、アストリッド・ゼクセスとも昔からの腐れ縁のようだ。彼女からは弱点も把握されてる。
生真面目で堅物だが、面倒見がよく優しい性格。
しかし歳若くして数々の苦労をしてきており、かなりの強面。
ロロナからも初見で怯えられて凹む始末。結構繊細。
序盤から仲間に出来、非常に頼りになるが雇用料金は高め。この事は結構ロロナの記憶に残ったらしく、数十年も根に持って事あるごとに話題にする。
(しかもロロナの中での雇用料金の値段が年々上がってきている)
ロロナは最初「スケさん」と呼ぼうとしたが即却下された。
騎士の中では最強の実力者(もっともアーランドは平和なためそんなに鍛える必要性もないのだが…)。
料理の腕前はからっきしである。
ストーリーの進め方によってはEDでロロナと…
トトリのアトリエ
アーランドが共和国になった事により廃止されたにもかかわらず騎士を名乗っている(どうやら彼にとって「騎士」とは、ただの役職には留まらないもののようだ)。
前作の終了からさらに5年経っており、初期年齢は33歳。性格は相変わらず生真面目。
色々あって顔が更に怖くなっている。1日に3人子供を泣かして凹むことも。
トトリの姉ツェツィーリア・ヘルモルトには人さらいに間違えられた。
無責任に国をほったらかしてどこかに消えた前国王のルードヴィック・ジオバンニ・アーランドを探して各地を旅して周っている。
序盤から登場するが、仲間になるのは全キャラ中一番遅い。
王族や貴族という肩書きには相変わらず弱く、ミミとの対面で持病が再発してしまうことも。
ロロナとは友達以上恋人未満の関係が続いている。
しかし傍から見たら夫婦としか思えない言動の数々に「お前ら早く結婚しろ」と思ったプレイヤーも少なくない。
武器屋のハゲルいわく「ド天然と朴念仁の2人」。
ジーノという不肖の弟子が誕生したり、冒険者の現場監督として働いている場面が見られたりと色々なイベントが用意されているが、中でも海のぬし釣りイベントは必見である。
メルルのアトリエ
アーランドの元騎士で自称騎士。冒険者たちの現場監督的立場を続けており、放浪する元王を追い続ける。
アールズではメルル姫に出会うことで、騎士熱が再燃する。
(ここまで公式キャラクター紹介文)
当作品の主人公、メルルが王族と言うこともあり、例の持病を悪化させる。
弟子のジーノも成長していて、剣の稽古をつけている様子が見られる。師弟の仲はよく、一緒になって手製の「従者券」を作ることも。
服装を黒ベースから白ベース(白騎士)へ。
王族のいないアーランド共和国に1年後合併されるにもかかわらず、騎士団の創設をアールズ王国に提案(その際、主人公も王族ではなくなる)。
彼の先輩からは「この人、患っているから」とメルルに紹介される際、そう言われる。
ストーリーとは関係ないが、レベルが上がる際、満月をバックにポーズを取る。そして必殺技では咆哮しながら満月ごと敵を斬る。
などなど、本編中でもこれまでのシリーズで特徴とされていた強面以上に、例の持病の方が強調されることが多くなった。
前シリーズでロロナとは友達以上恋人未満のような関係であったが、
今作でのロロナは諸事情により若返っており、一度、涙目になって本気で怖がられる。
その後、一緒に買物をするなど、関係は夫婦ようなものから親子のようなものになってしまった。
ルルアのアトリエ
自警団の団長として登場。相変わらず騎士にこだわりがあり自警団を騎士団にしようとしている。
ギラギラしていたメルルのアトリエの頃とは打って変わって、顔に加齢が見られるようになり声色もかなり老け込んでいる。
ジオから「アーランド最強の剣士」の称号を受け継いでおり、そのためその座を狙われることも多く、オーレルからは最強の座をアーランド王族に取り戻すべく挑戦を受ける。
ルルアとも顔なじみだが、初登場時の紹介文が「顔が怖い!」という一文だったり
不意に声をかけて悲鳴を上げられたりと顔が怖いネタはもはやお馴染みである。
ロロナへの特別な感情も相変わらずで、二人のやり取りはさながら熟年夫婦のようである。
ロロナの娘・ルルアに頼んでロロナが結婚しているかどうかを聞いたこともあるなど意識してるが、ルルアから「お母さんに気があるのか」と聞かれた際には気恥ずかしさもあってか慌てて否定している。
EDの一つにはロロナとのEDが用意されてる。
とあるイベントでルルアと腕相撲勝負をすることになるが、その時のシーンはスタッフの気合の入れよう‥‥もといぶっ壊れようが見受けられるため必見。
戦闘では燃費が非常に悪いが、威力がずば抜けて高いスキルを使用するパワーキャラ。
また、ロロナと同じパーティを組んだ時には、ロロナが戦闘不能になると必殺技ゲージの大幅回復&ステルクのターンがすぐに回ってくるという特殊効果を持つ。
またジオが引退したため本作におけるアインツェルカンプ担当となっている。
そして今作でもやっぱり斬る。
その他
なんと『無双OROCHI2 Ultimate』にコラボキャラクターとして参戦。
戦場で出会った孫尚香が「姫」だとわかり、例の持病が発症。異形の者たちから彼女を守るべく一行に加勢する。しかし悲しいかな、この世界には姫が何人もいたりする……(主に戦国勢)。
呼びづらい本名を配慮し、出会って早々に「ステルク」と略称で呼ぶように促したものの、長宗我部元親からは「ステケン」、今川義元からは「ステルテルテル坊主殿」など珍妙な名前で呼ばれてしまう(ちなみに、義元はステルクの顔を怖がっている)。また、黄蓋から若者扱いされ「実はもう若くもない」と困惑する場面もあった。
なお、声を担当する小杉十郎太は、本作シリーズにて織田信長を演じている。専用武器も「妖刀」と称した西洋剣であり、戦闘時のシルエットが何処と無く似通っている。
小説版ロロナのアトリエでは、王国祭の演劇で<意地悪な優等生>役を演じたが、すさまじい大根役者っぷりをみせ、クーデリアに「これほどの大根役者が存在することが、アーランド王国の奇跡」とまで言わしめた。
アストリッドの脚本でクライマックスに告白シーンを演じることになる。