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あらすじ
サヴァン症候群という特殊な能力をもつ謎の青年アタルが、
事件現場にして警察でも見逃した証拠に気付き、解決の糸口になるキーワードを発し、
彼を取り巻く刑事蛯名舞子やその上司沢俊一などがその言葉をヒントに真相を追究していく。
そして、次第にアタルの素性も明らかになっていく。
登場人物
メインキャラクター
謎の青年。彼を探している謎の組織からは『アタル』と呼ばれているが、
本人は名前を聞かれるたびに自分のことをチョコザイと名乗っている。
発達障害と思われる言動・行動をするが特定の年月日を言えば曜日や出来事を答えられる
驚異的な記憶能力、現場にあった痕跡を見ただけで成分を言い当てる洞察力、絶対音感などを持つ。
ただしコミュニケーション能力に問題があるため、
彼の呟いた単語は周りにいる刑事が拾い上げ推理する。
警視庁捜査一課第4強行班12係沢班、巡査部長。
美人という理由で捜査一課に引き抜かれ警視庁の広告塔
(テレビ、ポスター、DVDなど)として扱われている刑事。
直情的な性格で、事件性のない所謂「捨て山」と呼ばれる事件を見て見ぬ振りができず、
そのことで度々衝突してしまう。爆発の事件現場でアタルと出会い、
当初は言動や行動に戸惑っていたが事件に繋がるキーワードだと気付き、後に彼を保護する。
警視庁捜査一課第四強行犯第12係沢班主任・警部補。
蛯名舞子を捜査一課に引き抜いた人物。
関西弁で話し飄々とした性格で日和見的な部分もあるが、
感情的で「捨て山」に異常な執着を見せる蛯名舞子をサポートしたり、
なだめたりするなど良き理解者。
製作者の遊び?
5月20日の回で、『相棒』の杉下右京、亀山薫、神戸尊、米沢守らしき人物と、『SPEC』の当麻と瀬文らしき人物が発見されている。
ATARU脚本の櫻井武晴は相棒のメイン脚本家の一人の為、間接的なコラボレーションと考えられる。この回以降も頻繁に背景で出演している。当麻・瀬文はSPEC所持者との戦闘も映されている。
ちなみに、パロディとはいえ薫・尊が共演したのはこれが初めてである。
また、スペシャルドラマでは『仮面ライダーウィザード』のパロディも行われた。
余談
第2話で登場した真木清人似の早乙女隆(演-神尾佑)の勤務先として登場する「紳士服はるやま 大森店」は実在しない架空の店舗である。
そもそも東京都では「紳士服はるやま」は3店舗しかなく、同じ運営会社の別ブランドである「P.S.FA」の方が多く展開されている(こちらでも「大森店」名義の店舗は存在しないが、地理的に一番近い店舗としては「蒲田東口店」が存在する)が、何故(主力ブランドとはいえ首都圏では知名度が劣る)「はるやま」として劇中に登場させたのかは不明である。
また、これに関連した話として「チョコザイが来日して一家で住んていた場所の地名」として「仲蒲田」が出てくるが、こちらは大田区蒲田地域に実在していた地名である。ただし、こちらは1965年に(地名としては)廃止されており、こちらも公園の名称として現存するのみである。
関連タグ
IQ246:本作の主要スタッフ陣が後に制作した日曜劇場の推理ドラマ。ふんだんなパロディ等の癖が強い作風が引き継がれている。