概要
演:栗山千明
警視庁捜査一課第四強行犯第12係沢班に配属されている女刑事。階級は巡査部長。
沢俊一の推薦によって捜査一課に配属された(恐らく事件解決への熱意を買われたものと思われる)。
男社会である警察社会のためか、警視庁の広告塔として扱われており、美人刑事として写真集やDVDが発売され警察24時にも出演しているが、本人はこれを嫌っており仕事で成果を出したいと思っている。
熱く直情的で考えるより動く性格(もちろん考えなければ事件は解決しないのでちゃんと考えている)。
母親の蛯名真理子の死を自殺だと断定されて捜査を打ち切られており、その影響と真実を解き明かしたいという思いから「捨て山」として処理されそうな事件を無視出来ないでいる。そのため、勝手に捜査を始めて他の刑事と衝突することも多い。特に沢班警部補である野埼蓮生とよくぶつかる。
テレビにも出演したこともあるので警察内部や一般人にもファンは多く、警察署ではポスターが貼られておりサインをねだられることも多々。
同僚である松島光輝からは好意を向けられており、家に花束が配達されたり、いつの間にか舞子のファンサイトが立ち上げられてたり、事件現場でいきなり告白されたことも。舞子本人はただの同僚と思っているようで眼中にない様子。
FBIのラリー井上の捨て山撲滅の姿勢には若干共感しているようで、沢のように警戒心は持っていない。
事件鑑定士で普段は警察を小馬鹿にしている公原卓郎からも一目置かれている。
家族構成は母の蛯名真理子と父でアパートの家主である蛯名達夫、弟で医大生である蛯名昇。現在は父と弟と一緒に生活している。
警察の方針に怒って辞表を出したが広告塔を手放したくない警視庁上層部に受理されず、有給休暇扱い(事実上の謹慎処分)になってしまう。
有給休暇だということを利用して爆破事件の現場で独自に調べていたところをチョコザイと名乗る青年と出会い、彼の協力で事件の真相を暴き犯人を逮捕。以後、チョコザイの保護者として用意したアパートに住まわせており、世話をしている(後に沢がチョコザイの身元引受人になって同居している)。食事に招くことも多い。
FBI関係者以外で最も早くチョコザイの能力に気付いた人物。
チョコザイと一番近い位置にいるためか、彼の全裸を二度も見てしまっている。また、肘打ちを喰らった回数もダントツでトップ。
チョコザイからも好かれており、特別な存在と受け取られているようで、無理を通して捜査を続けたことも。
仕事熱心で今現在も休暇中にもかかわらず警視庁に通勤したり事件現場に現れている。食事中にもかかわらず食卓で死体が写っているような犯行現場の写真を広げながらメシを食べていることも多い(家族は慣れっこの様子)。
真犯人を逮捕する際に沢の指さしポーズをして決め台詞を言おうとしてはいつも沢に邪魔されている。
専門用語や英語表記を読むことが苦手のようで、ちゃんと発言出来ずに変な単語にをなったりする。
一家そろってコロコロコロッケが大好物で、この世にコロコロコロッケより美味しい食べ物は無いと言い切るほど大好き。しかし、沢が買ってきたボンボンメンチが家族に大好評の末に食卓のメインにまで上り詰めてしまい、舞子はコロコロコロッケの立場が低くなってしまっていることに不満に思っている。
上司である沢とは家族ぐるみの付き合いであり、良き理解者。窘められることも多いが最終的に協力してくれ、こんな沢を舞子もありがたく感じているようである。
度胸がデカく、熱く行動力が高く直情的な性格のために男のような感じに受け取られがちだが、世話好きで面倒見が良いという母性的な部分も持っている。
そして、事件の真相を明かし遺族に伝えたいという思いと、どんな状況でも自分の信念を貫き通す強い意志を持つ。