前田慶次
まえだけいじ
前田慶次(史実)
本名は前田慶次郎利益(まえだけいじろうとします)
生没年は天文2年(1533年)~慶長17年(1612年)若しくは天文10年(1541年)~慶長10年(1605年)等諸説ある。
滝川一族の出身で、前田利家の義理の甥にあたる。
武勇に優れ、茶道や舞など古今典籍にも通じた文武両道の将だったが、一方で奇矯な振る舞いを好む傾奇者(カブキもの)としても知られ、豊臣秀吉に“傾奇御免状”を与えられた逸話は有名。
なお利益に関する資料の多くが後世、江戸中期以降に作られた逸話集に拠る物で、当時の一次史料は殆ど存在しない。
現代の知名度・人物像は隆慶一郎の「一夢庵風流記」及びそれの漫画化「花の慶次」(尚、“慶次”の通称はこの漫画で最初に用いられたものである)、ゲーム「戦国無双」「戦国BASARA」等の影響による物が大きいと思われる。
前田慶次(花の慶次)
前田慶次(殿といっしょ)
CV:杉山紀彰
前田慶次(戦国大戦)
CV:杉田智和
概要
戦国大戦-1570 魔王 上洛す- より追加された織田所属の前田慶次。
3コストの武力10槍足軽で、ぶつかり合いに有利な気合の特技を持つ。
計略「大ふへん者」は敵か味方が撤退するたびに武力と移動速度が上がり、さらに槍まで長くなるという計略で、
使われた側はやっとこさ敵を殲滅したと思ったら後詰の慶次が化物になっていた、ということも珍しくなく、その化物を止めようとしたら味方も撤退してさらに化物になっていってどうしようもなくなった、状況も多い。
そのため、一時期慶次ワラと呼ばれるデッキが増えた。
が、この計略で敵を倒した際に正常な処理が行われないバグが発見され、次のバージョンアップまでなんと使用禁止カードとなる。
それまで厨カード、壊れカードと散々話題になっていた慶次はこの措置でさらに話題になり、「大ふべん者(折角引いても使用禁止だから)」「一夢庵獄中記(使用禁止の通称が投獄 三国志大戦のR田豊が元ネタ)」と揶揄された。
その後は無事に出所、娑婆に戻ってきた慶次の計略効果はだいぶマイルドになり、使うだけで勝てるカードではなくなっていた。