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タイムギャルの編集履歴

2021-01-10 11:12:56 バージョン

タイムギャル

たいむぎゃる

1985年にタイトーからリリースされた業務用のアクションゲーム『タイムギャル』及びそのイラストにつけられるタグ。

概要

レーザーディスクによる動画再生を売りにしたゲームで『忍者ハヤテ』『宇宙戦艦ヤマト』に続く

タイトーのレーザーディスクアニメーションゲーム第3弾。


時空保安警察のエース、タイムギャルことレイカを操作し、行く先々の時代で見舞われる様々なアクシデントを回避しながらタイムマシンを強奪した悪党ルーダを追跡する。

上記の宇宙戦艦ヤマトに加えてドラゴンズレアの流れを汲むスペースエースに影響を受け製作されたとされている。

アニメ部分は東映アニメーションが担当し、作画は良好。


ゲームの基本事項はアニメーションで自動的に進行する映像の随所で現れるボタン・4方向レバー入力によるアクシデント回避のタイミング合わせと、タイムストップ時のコマンド選択が全て。


操作失敗時に見ることができる多彩でコミカルなアニメーションも人気となり、「わざとミスをして楽しむ」という珍現象を生んだ作品。特に、失敗時にお尻を噛み付かれてパンツが破れてしまうシーンが当時話題に(制作者曰く「そこが本作最大の見せ場」らしい)。

人気作品故か移植も多く、メガCD版では主人公レイカを演じた山本百合子氏が歌うオリジナル主題歌『時空をこえて』まで作られている。


また、PCエンジンパズニックで全クリア後、本作の主人公・レイカのグラフィックが表示されたり、アーケードゲームトップランディングにおいても、レイカの等身大ポップが設置されたり、極めつけは、コンパニオンにレイカの衣装を着せてキャンペーンを行ったりと、一時期タイトーのマスコットキャラになっていた時代もあった。


また、タイトーが販売元となったアルファシステムのアーケードシューティングゲーム「式神の城」シリーズの「Ⅲ」に、レイカをモチーフにしたキャラクターが自機として登場する。


さらにPS3ダウンロード専用ソフトのエレベーターアクションデラックスにもDLCにて彼女を使う事が可能になった。(今作は様々なギミックと敵が多く一筋縄では突破出来ない)


登場人物

メインキャラ

主人公。詳しくはレイカの項目を参照。

  • ルーダ

本作の黒幕。タイムマシンを使ってあらゆる時代へ行きレイカを陥れる為の罠を張っている。

プレイヤーがミスをした際には毎回の様に彼の高笑いが挿入される。

最期は爆発オチ


各時代の敵達

  • ドジラ

紀元前70000000年に登場。名前から分かるように元ネタはあの某巨大怪獣で鳴き声も同じ。

  • モサ、ジャンボー、ジャングルキラー、ガメキング

紀元前65000000年に登場。恐竜。

  • アダロ、ムージ、インダ

紀元前30000年に登場。アース族という原始人。人類の祖先である為、彼等を攻撃するとレイカの存在が消えてしまう。

  • ビッグウイング

紀元前30000年に登場。プテラノドンに似た翼竜。

紀元前16000年に登場。マンモスちゃーん。

  • スパルタカス

紀元前44年に登場。闘技場で待ち構えていた戦士。途中で現れた黒豹に乗ってレイカを襲う。レイカのタイプらしい。

  • ウッホ

西暦500年に登場。鉱山を仕切っていたと思われる鞭使いの男。レイカからは『デブ男』と罵られていた。

  • ディソウル

西暦666年に登場。死霊。鎌でレイカを切り刻もうとする。途中で頭部を破壊されるがそれでもなおレイカに襲いかかった。

  • サウサン・キッド

西暦1588年に登場。海賊船の船長。レイカとの戦闘中に敵船の攻撃を受け消息不明に。レイカ曰く『おじんは嫌い』らしくタイプではない模様。

  • カンキリーネ、マッグ、グーズ

西暦2001年に登場。どう見ても稼働開始当時に放送されていた同じ東映動画製作の世紀末アニメにいそうな風貌で、『暴走族シャドウ』のメンバー。

  • 悪党機神ザイオ

西暦3001年に登場。オーラバトラーヘビーメタルを足して割ったような外見の巨大ロボット。

有人式か無人式かは不明。

  • ブラーンチャー

西暦3999年に登場。攻撃すると分裂するエイリアン

  • ベンケル

西暦4001年に登場。サイに似た巨大生物。

  • XR-128

西暦4001年に登場。警護ロボット。劣化版サムス

余談

  • 敵キャラクターの声優はキャスト欄に無い為不明とされているが、ルーダを始めとした人間の男性キャラクター及び悪霊ディソウルに関しては笑い方やイントネーションから戸谷公次氏では?という意見が一部にはある(稼働開始時期的にも戸谷氏が最も活躍していた時期であり、製作が東映アニメーションである為に東映と繋がりが深い青二プロダクションが関与している可能性が高い)。
  • 同社制作のシューティングゲーム「奇々怪界」でも豊富なやられパターンが話題となったが、製作者の語るところによれば、「タイムギャル」がやられパターンの多彩さでプレイヤーを惹き付けインカムを伸ばしたその実績にあやかってのことだったという。先述の様にわざとミスして楽しむ人が多かったというのも驚きではあるが、このように後続のの作品にあやかりたいと思わせるほどにインカム面での大きな影響に発展していたとは、なおのこと驚きである。

関連動画

【タイムギャル失敗集】


関連タグ

レイカ(タイムギャル) タイトー レトロゲーム レーザーディスクゲーム

忍者ハヤテ パズニック トップランディング 山本百合子

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