概要
でんぢゃらすじーさん大長編シリーズの記念すべき第1作。初出は月刊コロコロコミック2005年9月号で単行本には9巻に収録。
地球に現れた宇宙人とじーさんとの戦いを描く。
後の大長編シリーズと比べ、本作は明確なテーマが公言されていないが、なんでも部下任せにする敵にじーさんが自分の力で動くよう説得するシーンがあることから本作のテーマは自立と思われる。
登場人物
本編のキャラクター
おなじみ主人公。セルフワンにさらわれたゲベを救うため敵の宇宙船に乗り込む。
じーさんの孫で本作のツッコミ役。
自分が1番偉くないと気がすまないじーさんのライバル。本作ではセルフワンにより洗脳::され、暗黒の騎士**ブラック校長**となりじーさんの前に立ちはだかるが、あっさり倒され、その後は爆発した宇宙船と運命を共にすることとなり、オチでは存在をすっかり忘れられていた。
じーさん家のペットのネコっぽい生き物。
本作ではセルフワンにさらわれてしまう。
GBA用ソフト第1弾『史上最大の土下座』を含めると、宇宙人にさらわれるのは二度目である。
泣き虫の侍。
セルフワンに部下にされたが、じーさんに脅かされて後退。その後クライマックスで爆発する宇宙船からじーさんと孫を救う。
描写を見る限り、校長の様に洗脳されてはいない様子。
近所にすむ2人組の子供。
冒頭シーンでじーさん達と野球をしており、じーさんが三振した際、じーさんのチューしてやるからヒット打ったことにしてくれ!という要求に対し、ヒット打ったことにしてやるからチューはしないでくれ!という条件の元許可した。
本作のキャラクター
全宇宙征服を企む宇宙人。闇の大魔王なる存在の封印を解き、全宇宙を征服してもらうために、闇の石板(後述)を探すため、地球に降り立った。
ロボット軍団
セルフワンの部下のロボット。彼の命令で作成した闇玉(後述)が武器。
じーさんのゲロ攻撃に怯えて逃げるなど、人間臭い所がある。
その名の通りの存在。
おっさんの顔と長い腕を持ち、ナレーションを長い腕で囲んでいる。
見た目が見た目だけに、あのポケモンに似ている。
用語
セルフワン・スペース号
セルフワンの宇宙船。特に武装等はしていない様だが、セルフワンの身に何かあった場合、5分で自爆する機能が付いている。
闇玉
セルフワンがロボット軍団に作らせた兵器で、バズーカ型の銃から発射される。
これを打ち込まれた相手は心が闇に染まり、セルフワン達の仲間となる。
闇の石板
闇の大魔王の封印を解くために必要なアイテム。全部で6枚あり、セルフワンは既に4枚を集めていた。
残り2枚は地球にあり、じーさんと校長が持っていたが、二人共変な目的(前者は一塁ベース、後者はしり置き板)に使用していた(因みに手に入れた経緯は不明)。
封印の水晶
闇の大魔王の魔力を閉じ込めていた水晶。これにより彼は自由に動く事が出来なかった。
終盤、闇の石板の魔力で破壊される。
関連項目
放たれた友情だじょー…次作