概要
初出は月刊コロコロコミック2006年9月号で単行本12巻に収録。
本作のテーマは「友情」。科学者ジョウと彼の親友ユウちゃんの物語を軸に、本当の友達とは何かを解く。
あらすじ
毎度のようにじーさんに勝負を挑んできた校長だったがじーさんに軽く吹っ飛ばされなんと最強さんの家に入ってしまった。きっと最強さんにボコボコにされてるに違いない、と覗き込む二人だったがその最強さんが何故か校長にやられる程に弱くなってしまっていた。
最強さんの異変を確かめるため三人はゲベに(半ば強引に)突き飛ばされ最強さんの体内に入ることになったが……
登場人物
本編からの人物
おなじみ主人公。今作ではゲベに強制されながら腹痛を訴えた最強さんの体内に入って真相を確かめにいく。
おなじみツッコミ役。今作ではじーさんとの合体技(?)を披露する(というかさせられる)。
じーさんのライバル。冒頭にてじーさんに勝負をしかけるも返り討ちにされた先でエネルギーを吸い取られ弱体化した状態の最強さんに勝利しており、この時は本人もそのことを信じられない様子であった。
その後はじーさん共々最強さんの体内に突き飛ばされてしまうが、その先でジョウに助けてくれと土下座した際イスとして雇ってもらい、以降は彼の手下としてじーさんたちを妨害するが結局は……。
じーさん家のペット。「最強さんの腹痛の要因(バイ菌)をやっつけてこい」と、じーさん達を最強さんの体内に強制的につき飛ばした。
史上最強のおじさん。しかし本作ではジョウによって体内からエネルギーを吸い取られて腹痛を起こすほど弱体化してしまい、校長よりも弱くなってしまった。
本作では1コマのみの登場となった(そうなった経緯は本作の手前に掲載されている「もうすぐ大長編じゃっ!」で描かれている)が、大長編の中のちゃむらいが見つけられないというハガキが殺到したため、12巻のカバー下の表紙にてじーさんがヒントを出している(実際、ちゃむらいはかなりわかりづらい所に描かれている)。
本作のキャラクター
科学者。10年前に死去した親友のユウの強い男になるという夢のため、最強さんの体内からエネルギーを吸い取り、ユウちゃんを蘇らせた。
ジョウの親友。10年前に病死したが、ジョウの手によりロボットとして、強い男になるという夢とともに復活した。
- メカ軍団
ジョウが作った護衛のメカ軍団。前作のセルフワンのロボットとは違い、人型ではない。
用語
- 放たれた友情
ジョウがあっさりと教えたユウの弱点。
ジョウ曰く「話したところで分からない」らしいが…。
余談
作者曰く、今作は「生まれて初めて自分で描きながら自分で泣いてしまった、個人的に凄い話」と『この本の中で作者が好きな話ベスト3!』でコメントしている(因みに堂々の第1位にランクインしている)。
関連項目
かこんでいたのにひどいや…前作
どっちみちおっぱい♡…次作