呪いのゲーム「JA・HOU」
このゲームは絶対にプレイしてはならない…。
絶対に…!!
概要
でんぢゃらすじーさん連載20周年となる2021年に掲載されたなんと!でんぢゃらすじーさんの4度目の大長編。
前作と同様に前後編構成になっていて、前編は10月号に、後編は11月号に掲載された。
単行本では11巻に前後編とも収録されている。
テーマは恐らく『思い出』。
あらすじ
ある日、家のドアに突き刺さっていた見た事もない機種のゲーム機を拾ったじーさんは、早速孫と一緒に、そのゲーム機に入っていた『JA・HOU2』なるゲームをプレイする事に。
しかし、ゲームを始めた瞬間、ゲームの世界に閉じ込められてしまった…!
登場人物
※今作のキャラクターはじーさんと孫以外は、JA・HOU2のキャラクターであり、厳密には本人ではない。
本編のキャラクター
ご存知主人公の自称『世の中の危険から助かる方法を教えるプロ』である老人 。
謎のゲーム『JA・HOU2』を孫と一緒に始めた瞬間、ゲームの世界に閉じ込められてしまう。
ゲームの世界での職業は魔法使い…ではなく、あほう使い。
ご存知ツッコミ役のじーさんの孫。
じーさんと共にゲームの世界に閉じ込められてしまう。
ゲームの世界での職業はツッコミ。
ご存知じーさんのライバルである孫の学校の校長先生。
仲間を増やそうとしたじーさんと孫の前に現れ、仲間となる。
職業は戦士…ではなく、なにもせんし。
ご存知じーさんのペットである猫っぽい謎の生き物。
校長がじーさんと孫の仲間になった後に現れ、仲間となる。
ご存知じーさんの近所に住む史上最強のおじさん。
じーさんと孫の前に村人として現れ、ラスボスである死の魔王の情報を教える。
その後、じーさんと孫に仲間になるように頼まれるが、自分が戦うとゲームがぶっ壊れるという(孫曰く)世界観が壊れそうな理由で断った。
- 半・分太くん
ご存知じーさんのお友だち軍団の一人である半分しか姿を見せないお友だち。
モンスターとして登場した。
ご存知じーさんの友人の天井貴族。
こちらも、モンスターとして登場した。
ご存知天井院のお世話係。
こちらも、モンスターとして登場した。
- ふる ちんのすけ
ご存知じーさんのお友だち軍団の一人であるちんこのお友だち。
あろうことか、ラスボスである死の魔王として登場した。
本作のキャラクター
その名の通り、じーさんが拾ったメッセージウィンドウ。
RPGらしく、じーさん達にその場の状況等を伝えるが…。
その名の通り、あほうにしか見えないキャラクター。
あほう使いであるじーさんが召喚する事が出来るが、その場でウンコしたり、裏切って敵側につく等、全く役に立たない。
用語
- JA・HOU(ジャ・ホウ)
今作の冒頭で語られた呪いのゲーム。
プレイすると、ゲームの世界に閉じ込められてしまう。
JA・HOU本体に入っていたゲームで、ジャンルはおそらくRPG。
何故か、じーさんと孫がよく知っている人物がキャラクターとして登場する。このゲームから脱出する唯一の方法は「このゲームをクリアすること」らしいが……。
- ドコカノ町
じーさんと孫が仲間を増やすために訪れた町。
この町で、村人の最強さん、なにもせんしの校長、きゅうきゅうしゃのゲベと出会った。
- 魔王城
ゲームの世界の北に存在する城。
ふる ちんのすけことラスボスの死の魔王が君臨していた。
余談
今作が付録となったコロコロコミック2021年10月号には、コロコロ連載作家が描いたじーさんの寄せ書きが付録として同梱された(この寄せ書きは上述した11巻に、大長編と共に収録)。
関連項目
犯人はノブちゃんです…前作
以下、後編のネタバレ注意!
呪いのゲーム「JA・HOU2」の正体であるテレビゲーム。
20年前に起きた"ある出来事"から、かつて自分を遊んでくれたとある人物への復讐を目論み、呪いのゲームと化した。
「JA・HOU2」のもう一つの正体にしてゲームの存在そのもの。
その姿は呪いのゲームの元になったゲームの主人公を模しているそうだが…。
終盤にて、あるキャラの回想シーンにのみ登場する「大切な人」。
20年前の出来事の真相に大きく関わっている。