曖昧さ回避
- 絶体絶命でんぢゃらすじーさんでの闇の大魔王。本記事ではこちらを紹介する。
- ドラゴンクエストシリーズでの闇の大魔王ゾーマ。→ゾーマ
でんぢゃらすじーさん大長編での闇の大魔王
絶体絶命でんぢゃらすじーさんの大長編第一作「かこんでいたのにひどいや」で登場したキャラクター。
「闇の石版」の力で自らの「魔力」を封印の水晶に封じられていた大魔王。その影響で宇宙のどこかで身動きが出来なくなっていたが、彼の力で宇宙征服をしてもらおうと目論むセルフワンが復活させようと宇宙に散らばる闇の石版を集めていた(その内の2つが地球の、それもじーさんと校長が持っていたが、片や1塁ベースに、片や座布団(校長曰く「しり置き板」)に使われていたが…)。
その後、なんだかんだありながらも全ての石版を集めたセルフワンによって水晶玉に石版を囲み、それに刻まれた呪文を読む儀式によって封印された魔力が復活し、自由の身となりそのままセルフワンの元へ向かう……が、用済みと言わんばかりに彼の体をレーザーで貫き、始末する。
そして唯一残った孫の前にその正体を現した………
よいしょっと!
オレさまがぁ!!闇の大魔王の正体じゃあぁあああああ!!
なんとその正体は最初のページから出ていたおっさんの頭と長い腕で構成された「メッセージウィンドウ」そのもの。まさかの正体に孫もオーバーリアクションな衝撃を受け、自らも「衝撃の事実に驚いているようだな」と自負していた。
しかし、ヘンな見た目に反してその本性は非常に残忍であり、「意味もなく人間を殺すのはただの殺人鬼に過ぎない。だから人間を殺すときは、まず徹底的に利用してから殺す」という魔王として、それ以前の悪魔としての独自の価値観をもつ。
自らの宇宙征服に立ちはだかる唯一残った孫に対し 「全ての人間はオレ様のために働き、オレ様のために死ねばいいのだ!!」 と完全に勝ち誇るが、直後にセルフワンの攻撃で気絶していたじーさんが現れ、彼の渾身のパンチで殴り飛ばされ「オレさまは最初からずっと文字を……かこんでいたのにひどいや~~~~っっっ!!」と情けない断末魔をあげ、そのまま宇宙船の爆発に巻き込まれ死亡した。
(なお、宇宙船内にいたじーさんと孫はちゃむらいによって助けられ、セルフワンもなんとか生還している。アイツはそのまま死んだが♨️)
関連タグ
ラスボス(笑):名前の割には呆気ない最期だったが、彼の名誉の為にフォローすれば、一応復活したばかりでまだ力が本調子には至ってないという解釈もある。