概要
主にどのような経緯でそうなるのかは悪堕ちを参照。主に、精神的ショックが大きかったことなどで人格の悪いもう一人の自分が表面に出るようになり、時折主人格と入れ替わりで活躍するようになる。場合によってはストーリー上で大きく関わることもある。
単純に、精神面に関わらず公式側が「闇~」とキャラ名が設けてられており、人格が分かれている場合に対しても「闇人格」と呼ばれることもある。その場合、他者からの憑依などでもう一人の自分が存在している事が多い。
特に有名なのは遊戯王DMであろう。武藤遊戯と獏良了は千年アイテムの影響で、マリク・イシュタールは幼いころの辛い記憶からもう一人の自分を生み出してきた。
(なお、遊戯の場合は自分の闇人格が特別な経緯を持つ為、便宜上「闇」と名の付いているが性格が悪いわけではない。マリクの場合は、医学用語で言う「解離性同一性障害」によって生まれ、本当の意味での二重人格となっている)
精神面に深く関わり(遊戯やバクラのような例外があるが)、かつ人格が時折入れ替わるか別個体化するという特質なキャラ設定のゆえか、そのような設定を持つキャラがそれほど多くないのが気がかりであろう。
なお、意志が別々に持つようになったとしても、主人格から離れて別個体化までするかはまちまち。上記の遊戯王の例では、遊戯の場合は終盤で別れ別れになり「闘いの儀」によってもう一人の自分と戦うシーンがあるが、他の二人の場合はデュエルによって消滅させら主人格から消え去っている。
記憶の共有についてもまちまちで、もうひとりの自分がしてきたことをはっきりと覚えているキャラがいれば、覚えておらずに(闇人格が行動を起こした事によって)自分はどうしてここにいるか疑問に思うキャラもいる。
また、裏桃華のように上記の要素を持つが、作中の世界レベルでストーリーを影響を及ばず、とりわけ悪い部分をあまり持たない人格は「闇人格」とは言われない。(もっぱら「裏人格」と呼ばれることが多い)
主なキャラ
追記募集中。主に深く暗い精神面に関わるか公式名称で「闇(または『ダーク』等)~」と名の付いているキャラで、かつ人格が分かれているを記し、それらを該当せず、悪役化や精神的ショックがさほど大きくない場合による人格の分離は悪堕ちや多重人格を参照。
- ブラックロールパンナ(ロールパンナ;それいけ!アンパンマン、特に654話が有名)
- 暗黒星くろめ(天王星うずめ;新次元ゲイムネプテューヌVⅡ)
- 闇遊戯(武藤遊戯;遊戯王DM)
- 闇バクラ(獏良了;遊戯王DM)
- 闇マリク(マリク・イシュタール;遊戯王DM)
関連タグ
魔女(魔法少女まどか☆マギカ):理屈はちょっと違うが、本体より切り離され、場合によっては心の闇によって生まれた魔女も存在するため、比較的近い存在となっている