硬貨
こうか
貨幣の一種で、円形に形づくられた金属でできているもの。
概要
硬貨の形は、正面から見るとたいてい正円であり、横から見ると薄い板状である。したがって、コインの基本形は薄い円盤であると言える。
国によっては五角形や六角形のコインを鋳造、使用しているところもあるが、円に内接する形状であるという点では円形とほぼ同じと見做してよいだろう。
日本の大判や小判も広い意味では硬貨の一種であるが、楕円形の貨幣がコインと見做されることは現在はあまりない。
硬貨の表と裏
硬貨のどちらが表でどちらが裏か迷ったり、友達とどちらが表か裏かで言い争ったりした人はいないだろうか。
日本の硬貨の場合は、「年号が記してある方が裏である」と定めてある。また、年号と反対の面には、漢数字による貨幣の価値(金額)が刻印してあるので「漢数字で金額が書いてあるほうが表である」と考えてもよいだろう。