鳥羽美波
とばみなみ
CV:伊藤静 / 演:土村芳
概要
本栖高校に赴任してきた優しそうな糸目美人の新任教師。担当教科は歴史。
野外活動サークル(野クル)が校庭で焚き火していたのを咎(とが)めようとしたところ、いつの間にか同部の顧問を押しつけられる破目に。当初は顧問就任に消極的だったが、昔からキャンプの経験はあったため理解があり、野クルのキャンプに同行したり、メンバーの初詣に車を出したり、野クルメンバーの危機に駆けつけるなど八面六臂(ろっぴ)の大活躍を見せる。
普段は教師・大人として頼れる人物だが、酒癖がものすごく悪い一面を持ち、コップ1杯のストレートラム酒を一気飲みしたり、「ノンアルコールビールなら勤務中に飲んでもOKなのでは?」と倫理的にアウトな考えを過らせたりするダメな酒豪。
大垣千明がアルバイトしている酒屋に毎日夕方に訪れては500ml缶ビール6本パックを購入していくため、「グビ姉」なるあだ名で呼ばれている。
作中では赴任直前の時期に初登場しており、四尾連湖(しびれこ)キャンプ場で妹の涼子とキャンプしていたところを、隣の敷地にいた志摩リンと各務原なでしこに目撃されている。このときには当然のように昼から出来上がっており、涼子が二人の火熾(おこ)しを手伝った縁で料理を分け合った際には、お返しに酒瓶を持たせようとしている。なお、リンがその晩に湖畔で遭遇した「伝説の怪牛」の正体は、悪酔いに苦しんでいたこの人であった。
オフでは眼鏡をかけており、飲んだくれていると三白眼になるため、赴任後も人相の違いからリンとなでしこは「どこかで会った気がする・誰かに似てる」と思いつつ同一人物だと気づかずにいた。
隙を見せれば勝手に一杯やり始めてすぐに泥酔したり、クリスマスキャンプではリンを酒の買い出しに行かせようとするなど、どう見ても反面教師。ある意味個性派揃いの野クルメンバーのなかでいちばん破天荒な存在である。ただし、前述のとおり野クル顧問としての責務はきっちりと果たしており、千明たちが山中湖で凍死しかかっていたときは夜間でも救助しに急行したほか、野クルでアルコールストーブを自作した折には監督・指導にあたって火事にならないよう注意している。
野クルのメンバーたちからの旅先でのお土産が机の上に置かれている描写もあり、やはりメンバーからも顧問として慕われているようだ。
オフの時間は酒をやりつつ海外ドラマを見るのがマイブームらしい。
イベント
ちなみに、山梨県では鳥羽美波に関連したイベントを開催している。
イベントでは鳥羽美波の中の人に加え志摩リンの中の人も参加し中の人のトークとともに利き酒対決を実施。勝ったのはもちろん鳥羽美波の中の人のほうである。また、イベントでは日本酒が飲み放題というまさに鳥羽美波のためのイベントであった。
詳細は下記のレポートを参照されたし。