王様メギド

おうさまめぎど

特撮番組『仮面ライダーセイバー』に登場する怪人、メギドの一体。

「ドギメギ～！ぬわはははは！儂ぁ王様じゃっ！！」

CV：緒方賢一

データ

第19章「炎と光、剣と剣。」から登場。

ストリウスにより、物語のジャンルに分類される「はだしの王様」のアルターライドブックで、ジオラマ好きの高校生・来島慎吾が変身させられた、王様型の新型メギド魔人。

城や城壁を思わせる鎧や王冠を身に着け、顎に白く長い髭のような刀身を垂らした老人のような姿をしており、赤いマントや下っ腹が膨らんでいるのも相まって王族らしいのが特徴。

イエティメギドと同じく、表紙の開いた大きな本の意匠が胸に施されている。

口調も王様らしく尊大だが、一方で飄々とした態度も目立ち、「ドギメギー！」や「メギドッキンバビデブー！」などユニークな台詞を発したり上機嫌になるとステップを踏んで小躍りする。

手にした杖を振るうことで念動力を操り、車や建物などを積み上げることで所構わず城塞を築き、自らの王国を創造しようと活動する。また、王冠型のエネルギーを敵に向けて放つ攻撃持を持つ。

しかし、セイバーやスラッシュに圧倒されるなど、あまり直接戦闘は得意でない模様。

ジオラマ好きの高校生で、飛羽真の作成したジオラマに憧れ、自身もジオラマ作りに凝っている。

目次録の影響でワンダーワールドが見えるようになった人間の1人で、ストリウスの手により「はだしの王様」のアルターライドブックを埋め込まれてしまう。

はだしの王様!

「はだしの王様」の伝承を封じ込めたアルターライドブック。

ジャンルは「物語」。

これまでストリウスの生み出した物語ジャンルのメギドは、物語の登場人物とは言え「動物」モチーフの怪人が続いており、この王様メギドが初めての「人間」の登場人物モチーフの怪人となる。

声を演じる緒方氏は仮面ライダーシリーズ初出演となる。
- 言わずも知れた大御所だが、特撮の出演は本作を含めても『がんばれ!!ロボコン』と『牙狼』の3作品のみである。
- 上記のユニークな発言の殆どは緒方氏のアドリブとの事。