概要
約800年前、テリウス大陸に大洪水を起こした邪神と戦ったベオク(人間)の女戦士。獅子王ソーン、黒竜王デギンハンザーと共に「三雄」と呼ばれている。後にベグニオン王国を建国し、初代女王となった。現皇帝のサナキはオルティナの子孫にあたる。
邪神との戦いで共に戦った鷺の民エルランと結婚し、その4年後に歴史上初のベオクとラグズの混血児を産むが、子供が生まれると親のラグズは能力を失ってしまうことが判明する。エルランたちと協議した末、ベオクとラグズの関係が悪化することを避けるため、この事実を隠蔽し、二人は離縁しエルランは事故死したと公表された。後にオルティナは別のベオクの男性と結婚し、エルランとの子はその男性との実子として育てた。
主人公アイクが持つラグネルと漆黒の騎士が持つエタルドの本来の持ち主であり、彼女はこの二振りを片手で扱った二刀流の剣士であったという。
今なお健在しているエルランやデギンハンザーと違いすでに故人であるため、直接登場はせずゲーム内では彼女を含めた三雄の一枚絵があるだけで、全体像は長らく不明だった。暁の女神発売から10年以上たった2019年にTCG『ファイアーエムブレム0』で初めてイラストが公開された。その後、『ファイアーエムブレムヒーローズ』で正式にユニットとして登場することとなった。
ヒーローズ
暁の剣聖 オルティナ(神階英雄)
「私はオルティナ…ベオクの剣士にして、
女神の加護を賜りし者。
今こそ、暁に正義を示すとき!」
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 剣/飛行 |
武器 | ラグネル&エタルド(専用) |
奥義 | 双刃(専用) |
A | 女神の三雄(専用) |
B | 待ち伏せ3 |
C | 攻撃守備の信義3 |
2019年11月に天の神階英雄として登場。
サイファのカードと同じく、ラグネルとエタルドを持っている。ヒーローズでは初めて明確に二刀流のグラフィックになっている。ステータスは速さ低めでその分が耐久に回っている。
ラグネルとエタルドの2本を二刀流で操り、能力効果は受け攻め関係なく二回連続攻撃と距離関係なく反撃する「勇者武器系統効果+遠距離反撃」
専用奥義は「氷蒼」の簡易版に見えるが、奥義以外のスキルによってダメージを軽減されない。
Aスキルも専用で、「攻撃守備の孤軍3」に近いが飛行特効無効つきで竜/獣は孤軍の対象外としている。
「待ち伏せ」を持つため受けでも運用しやすいスキル構成で、加えてナーガとのシナジーが図られてもいる。奥義で軽減無視できるため、軽減による耐久力を売りにする総選挙アイクへのメタという意味合いもある。
飛行特効は無効だが速さが遅く、追撃されやすい。「不動の姿勢」持ちと満タンからの連続攻撃には注意。
時を越えた出会い オルティナ(双界英雄)
「我が名はオルティナ。
そしてこちらは我が子孫…
サナキです。」
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 剣/歩行 |
武器 | ラグネル&エタルド(専用) |
奥義 | 双刃(専用) |
A | 攻撃魔防の連帯 |
B | 見切り・反撃不可3 |
C | 攻撃魔防の信義3 |
2020年12月から冬祭りに双界英雄で実装。ソティスに続いて神界英雄での超英雄は二人目になる。ペアの相手は自身の子孫にあたる現皇帝のサナキ(ほぼ同じ作品では?と突っ込んだら負け)。
通常版とステータスを比べると中途半端だった守備は上がる。そして攻撃と魔防も上がったが速さはさらに下がる。
ソティス同様に専用武器と専用奥義を引き下げてきた。スキルを見た感じ、魔防壁特化になった。Bスキルに待ち伏せは消えてしまったが見切り・反撃不可のおかげで火薙ぎ系や反撃不可武器にも対応するようになった。
双界スキルは出展作品(蒼炎・暁)の英雄に攻撃速さ+4で自分だけ待ち伏せ効果を付与。1ターン限りだが通常版同様に反撃型になる。
ただ弱くなった部分もあり、まず歩行になったことで機動力は低下。自由に移動は出来ない。通常版よりなんでも反撃するが双界スキルでないと待ち伏せが発動しないので先制攻撃の性能は通常版より劣っている。魔防特化に変わり、守備を上げる効果が無いので青属性の重装か高火力の近接ユニットには注意したい。
余談だが、このバージョンでのオルティナの微妙に浮き出た腹筋がSNSで話題となった。
伊達に重量20の剣を二刀流しているわけではない、ということなのだろう…
関連イラスト
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アルテナ…アルファベット読みでのスペル一字違い(『Alt「e」na』)。
アルティナ・メル・シルフィス…ファーストネームが一字違い(アルファベット読みは同じ)。中の人はマリータ・フィオーラ