概要
竜騎衆の一人陸戦騎ラーハルトが所有する、ロン・ベルクが製作した鎧の魔剣と対をなす傑作。ある程度の傷なら短期間で修復可能。デッドアーマーと同じく超金属に次ぐ硬度で、電撃系呪文意外を弾く金属製。
対魔法防御な重装備よりも機動性を重視し、あらゆる体勢から武器を取り出せる。胸部の牙を引き抜いた短剣、膝から伸縮する突起、穂先側部から展開する刃、投擲してブーメランにもなる盾、と隠し武器の宝庫で、所有者の「鎧化」の掛け声に反応し鎧となる。
ヒュンケルとの戦闘でグランドクルスの直撃を受け敗北したラーハルトは、魔槍を彼に託して戦死(ここで所有者がラーハルトからヒュンケルに代わる)。
だが、剣の扱いが長かったヒュンケルは槍を熟知するためにアバンの書を丸暗記してアバン流槍殺法を極めるべく長い期間修行をかけることになる(実際の修業期間は5日間程度だが、ダイも3日で大地斬や海波斬を覚えた)。
大魔王バーンとの初戦で敗北した後、ダイの剣と制作者のいるパプニカ王国へと飛来し、その手により攻撃と防御力の強化が施され、新たに長剣に変形する右腕の籠手も追加、ヒュンケルと共に大魔宮の激戦を潜り抜けるが、度重なる戦闘により疲弊していたヒュンケルから、バランに流れる竜の血の効果で死の深淵より生還したラーハルトの下へと戻る。
バーンとの最終決戦にて、半日足らずの内にヒムや数百の魔物、金属兵士にマキシマム、ミストバーンと戦い続け、槍本体からくる積もり積もったダメージも含めて喰らいすぎてしまい天地魔闘の構えの直撃もあり修復不可能となる。
意外なことに作中最多の所有者変更が起きている武器で活躍の場が多い。
- ヒュンケルの因縁の相手であるミストバーンとの戦闘で活躍。
- 強化前と強化後はバーンとの戦闘で活躍。
- 強化前、強化後でもグランドクルスの触媒として活躍
- ラーハルトからヒュンケル、ヒュンケルからラーハルトへと戦友同士の受け渡し場面に恵まれている。
- アバンがミストバーンに憑依されたマァムを救出するのに使用する
星のドラゴンクエストでは
獣系のモンスターに有効な能力があり、攻撃力「+78」(Lv1)でここから「+120」(Lv2)、「+165」(Lv3)と進化していく。 メインスキルは鎧の魔剣と同じく【鎧化(アムド)】とブラッディースクライドが使用可能で、ハーケンディストールの使用が可能。