CV:佐藤拓也(フルリメイク作『聖剣伝説2 SECRET of MANA』でのCV)
概要
パンドーラ王国の騎士で、階級は少佐。パンドーラの東にある「キッポ村」出身(主人公のランディが住む「ポトス村」の近くにある)。
プリムの父親・エルマン(パンドーラ王国の大臣)が彼の一兵士という身分をよく思っていなかった為に、魔女・エリニース討伐に向かわされてしまう。
そのことがきっかけで、プリムはディラックを追って家を飛び出し、彼はプリムの親友・パメラ共々、エリニースに魂を抜かれてエリニースを操っていたタナトスに利用されてしまう。魂を抜かれた彼とパメラを追う際に、プリムはパメラの本音を知ってしまう…。
強い闇の力を持って生まれた為に、タナトスの憑依する肉体に選ばれてしまう。が、最後は自らの精神力を使って自害した。タナトスによれば何者かによって闇の力を封じられ、反動で正義感の強い性格になったという。
発前に出たゲーム雑誌では19歳と紹介されていた(攻略本には載っていない)。
ラストダンジョンでタナトスに肉体を乗っ取られるが、最後の力を使ってタナトスの正体を暴き自害。ランディにプリムのこと託して息を引き取った。
フルリメイク版『SECRET of MANA』では、タナトスに乗っ取られた際の声が『ドラゴンボール』のフュージョンのようにディラックとタナトス二人の声が重なっていた。
同じくSoMの幕間エピソードのプリムの惚気話で細かい設定が発覚。
博識で花言葉にも詳しく、恋人のプリムには会うたびにお花を渡していたらしい。部下や子供の言う事を聞いてあげるいいお兄さんキャラだったらしい。
また、髪型がモミアゲが隠されたショートボブにデザインされた。デザインラフの中にはモミアゲが強調されているものもある。
余談
- NPCではあるが、ヒロイン・プリムの恋人という設定、正義感が強い設定、ドット絵の金髪イケメンなデザインから、ファンの人気は高い。ランディと初対面するのは、パンドーラの兵士と魔女討伐に行こうとしていた時に、彼が大砲屋を使って目の前に飛んできた時であった。
- ランディとは「隣村の出身」「自らの素性を知らない」「特異な存在だが真の力を封じられている」「名前の語感が似ている」など共通点がある。
- 聖剣伝説CIRCLEofMANAにはプレイヤーキャラクターとして参戦した。
- 新約聖剣伝説に「デュラック」という彼の類似品(ディラックが元ネタなのか、デュランが元ネタなのか)が登場し、『本名・パメラのマリーという名前の女性と恋中だったが、長年氷漬けになっていて、封印が解けた頃にはマリーが既に老婆だったので結ばれなかった』というエピソードが出て来るが、スタッフの意図は不明。「聖剣2本編でディラックは氷漬けになっただけで死亡していない」「聖剣2本編でパメラはプリムからディラックを寝取っていない。」という遠回しなメッセージなのかもしれないが、新約聖剣伝説の脚本家はジェマを知らなかったらしいので信用ならない。