概要
「タスマニカ共和国」「ヴァンドール帝国」と並ぶ三大国の一つ。
物語序盤の舞台。
主要大陸の南東部に位置する広大な低地帯である「ガイア低地」にある王国。水の神殿から流れてくる水流で町の隅々にまで水路が設けられている。
ヒロインであるプリムとその親友&恋人の出身地で、タスマニカ共和国と同盟を結び、世界支配を進めるヴァンドール帝国に対抗している。
緑や水が多い自然豊かな国で、ヴァンドール帝国が放ったモンスターの軍も撃退しているため、軍事力もそれなりに充実している模様。
外観はオーソドックスなファンタジーの王国そのもので、このゲームの世界観を象徴している。「ガイアのへそ」は地球の中心部を表しているのであろう。
PC三人の冒険の拠点、数多の重要人物に最初に出会う場所でもあり、ランディはポトス村から、プリムはパンドーラ城の大臣の部屋から、ポポイはガイアのへそから出発している。
プリム以外は出身地は別にあるが、ゲーム的に見れば、実質的にキャラクター全員のスタート地点となっている。
地理関係
- パンドーラ城…パンドーラの王&王妃が住んでいる王国の中枢。ガイア低地南東部に位置する。
- パンドーラの城下町…プリムの実家があり大臣を務める父エルマンや、親友・パメラが祖父母と暮らしている。町の人々は北の魔女・エリニースに生気を抜き取られている。城下町南部には古代遺跡には帝国のモンスターが住み着いており、ヴァンドール四天王の一人、タナトスの魔の手が忍び寄る。
- ポトス村:ランディが暮らしていた村で、ガイア低地北東部に位置する。タスマニカ共和国の騎士・ジェマが立ち寄った。ランディが滝壺で聖剣を抜いた後は立ち入り禁止になる。大砲屋でキッポ村周辺に移動できる距離にある。
- キッポ村:パンドーラの東に位置する村。プリムの恋人・ディラックが住むが、彼は大臣のエルマンに魔女討伐に向かわされてしまう。
- 設定資料集には「ポトス村とキッポ村は場所が近く、同じ文化圏にある為、ランディとディラックは服装が似ている」と記述されていた。
- ニキータの店:ニキータの住処で、買い物と宿泊が可能だが、アイテム等は定価の倍額。
- ガイアのへそ:妖精村から洪水で流されたポポイが暮らしていた洞窟。地底神殿もあり、マナの種子の一つ「土の種子」が祀られている。
- 水の神殿:ルサ・ルカが仕えている神殿。マナの種子の一つ「水の種子」を祀っている。すぐ側に精霊ウンディーネが住む洞窟も存在する。ヴァンドール帝国やスコーピオン団の襲撃に遭う。
- 妖魔の森:ガイア低地北西部にある魔女・エリニースが住む城がある森。魔方陣で辿り着く。エリニースはパンドーラ王国の人々を骨抜きにしている。
- パンドーラ古代遺跡:城下町の南部にあり、ヴァンドール四天王のタナトスに利用されていて、ボス・ルームガーターが生息する。
- パンドーラ王国の南の島の灯台:灯台守のピカールが、マップを鳥瞰している。
プリムはパンドーラのお城の中の政治の話ばかりしている雰囲気が好きではなく、平和なタスマニカ共和国に憧れを抱いている(SoMの幕間エピソードより)。