水の神殿
みずのしんでん
ハイリア湖の底にひっそりと佇む神殿。順番通りであれば6番目のメインダンジョン。
入るためには、ゾーラの服とヘビィブーツが必要。さらに先に森の神殿をクリアしないと、このダンジョンは攻略できない。
時のオカリナ最大の鬼門でありみんなのトラウマ。
ゼルダシリーズの水系ダンジョンは難しいと言われ始めるようになった最初の場所である。
その難しさは全ゼルダシリーズのダンジョンの中でも間違いなく1,2を争う難易度を誇る。
- 神殿は1~3階層に加えて地下1階の4構造。
- 神殿に入ったら3階の大広間南に出る。大広間は1~3階まで繋がっており東西南北にそれぞれ部屋や道がある。
- この時点では進めない道が多数あるとはいえ、最初に行くべき正解ルートは一階の部屋一つだけである。
- 今までのダンジョンは主軸の道+脇道、という構造が多かった。しかしこの水の神殿では主軸の道が分からず、脇道だらけ。
- 通路に目印がない事が多く、壁の模様も似た感じなのでどこがどこで、どこに入ったか覚えられない。
- ダンジョンマップを見てもどれがどの部屋か判断できない。コンパスがあっても同じ。
- 時オカのマップは階段や縦穴通路は表示されない為、地下などはどう行けばいいのか分からない。
- 仕掛けを解いて1フロア攻略しても次にどこにいけばいいのか分からない。
- 水位の上げ下げをする必要があり、水位ゼロ・一階浸水・二階浸水の三段階もある。
- 水位の上げ下げで部屋の仕掛けや行ける部屋も変わっていく。一度入った部屋であっても、『何かが変わっているかも』と頭によぎれば待つのは当然全フロア調べなおしである。
- 水位変更の為にはオカリナが必須。そのたびにゼルダの子守歌を使う必要がある。
- 水位を変える必要があると感じれば再び推移を変えられる部屋に移動しなければならない。
- 次にどこに行けばいいのか分からず、何かを見落としているのかもと思えば同じ部屋に繰り返し入ってしまう。やがて目的すら分かなくなると待っているのは全フロア調べなおしである。
- 敵のHPは低いが様々な場所に敵がいる。システム上、フロア移動をすれば雑魚敵は復活する。
- 場所によってはテクタイトが上から降ってくる。
- フックショットで狙いを定めていると敵に邪魔されるのは当たり前。
- 水中での攻撃手段はフックショットのみ。更に足を着くまでは無防備
- フックショットではなくロングフックが必要な場所があるが初見ではロングフックの存在など知らない為、明らかに届かない的に対して無駄な試行錯誤をさせられる。
- ロングフックを手に入れたら、今度はその行けなかったフロアがどこなのかが思い出せない。
- ロングフック入手で行けるところが増える。つまりは全フロアの調べなおしである。
- 重りになるヘビィブーツと、いつものブーツを度々履き替える
- 複雑な仕掛けが多く、初めて出る謎解きもあるため、なかなか先へ進みにくい
- 進んだと思ったら鍵がなくて戻る羽目になる事もザラ
- 中ボスが滅茶苦茶強い。正規の攻撃法が全く分からずに碌にダメージを与えられない。
- 要所でライクライクがいてゾーラの服を剥ぎ取られる事も
- 一度ゲームを中断した場合、一日~三日程度ならともかく、リアル事情で一週間や一か月も離れれば致命的。確実に構造を忘れている。
といった要素によって、かなりの時間を要する。
基本一本道である他のダンジョンと異なり、同じ道を行ったり来たりしないといけない。
幸い、(手の込んだバグ技でも使わない限り)システム的な完全な詰みになる事がないのが救い。
あくまでもこの神殿は『難しいから攻略できない』というよりも『迷子で進めない』という側面の方が強い。時間は掛かるが片っ端から部屋に入って進めていけば最終的には攻略ページを見なくても攻略できる。というか大半がそういう攻略になったプレイヤーだろう。
攻略ページを見ずに楽に攻略するには、おそらく実際に方角と部屋に関してメモしていくのが一番早いかもしれない。
神殿のボスは「水棲核細胞モーファ」。
東の貯水湖上空にそびえ立つ神殿。
また、ゾーラの里周辺に飛来するヘドロの発生源でもある。
一階と地下一階に分けられている。
入るためにはゾーラの鎧が必要だが、メインチャレンジを進めれば自ずと手に入るので問題はない。
この神殿や、その前のエリアである「水湧きの島」では重力が軽くなっており、また、水の球体を放出する装置があるため、それを利用して謎を解くのが基本。
前述の時のオカリナと比べると、難易度はかなり下がっている。
- ヘドロの対処が必要になるが、シドの能力や、水の実やチュチュゼリーなどを使えば序盤に来ても然程問題はない。だが水の実をかなり使うのでフィールド上で見かけたら拾っておこう。
- 神殿の至る所にゾナウギアの一つの「浮遊石」が置かれており、また前述の通り水の球体が生成されるため、移動も然程苦ではない。
神殿のボスは「オクタコス」
パンドーラ王国の近くにある神殿。パンドーラ王国の水路と繋がった大きな湖の上に佇む。
祭壇の上に神聖な水属性のマナの種子が祭られている。
水を通じて世界の出来事を知る、200歳の巫女・ルサ・ルカが従事している。
近くの洞窟にはウンディーネが住み、ルサ・ルカに守られている。
ファンタジーらしい神秘的な神殿だが、近代的なハイテク技術が用いられている。
ゲーム前半のチュートリアル用の場所&全回復用の場所&セーブポイントでもある。
ヴァンドール帝国のゲシュタール、スコーピオン団等、様々な悪の手先に種子を狙われる上に、ゲーム後半は地下牢にルサ・ルカが閉じ込められる。
ルサ・ルカ曰く、種子を持ち逃げするのは一般の人間、種子の封印を解くのは帝国の人間。