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解説

本作の6人の主人公の一人で、メイン主人公格でもある。

草原の王国フォルセナ出身の傭兵を勤めている青年。

剣術が盛んなフォルセナで、剣の腕は若手の中では一番と称されている。

プロフィール

出身地草原の王国フォルセナ
年齢17歳
身長175cm
体重70kg
親族父:ロキ(故) 母:シモーヌ(故) 妹:ウェンディ 伯母:ステラ
CV江口拓也(『ブレイブリーアーカイブ』などの外部出演、『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』以降のシリーズ作品)
舞台版演者小笠原海(超特急)

経歴

年に一度開かれる剣術大会にて優勝を果たしたが、その日の晩の夜警中にアルテナ紅蓮の魔導師が突如とし城を強襲、夜営を務めていた兵士たちは全員虐殺され、たった1人生き残ったデュラン自身も圧倒的な魔力の前に惨敗し、重傷を負わされた。しかも主であるリチャードを侮辱する言葉まで聞かされる。

父親はフォルセナで最も優れた剣の使い手であり「黄金の騎士」と謳われていたロキ。デュランが5歳の頃の12年前、世界を脅かした竜帝を相討ちとなりながらも倒し、英雄として讃えられている。

父が戦死した報せの後、間もなく母シモーヌも持病の悪化で帰らぬ人となったため、母方の伯母であるステラに引き取られ妹のウェンディと共に3人で暮らしていた。

父を心から尊敬し、誇りに思っているデュランはその影響から自らも剣術の道へと進み、父が護った国を愛し、ロキの親友であり、現フォルセナ国王“英雄王”リチャードに仕えている。

物語のテーマは挫折と成長。

デュラン自身が「自分には剣術の他には何もない」と語るほど打ち込み信じて生きてきた剣の道は、大会で優勝した絶頂の日に踏みにじられ、国や仲間・国王や父への想い、大切なものを何一つ守れなかった事でアイデンティティを完全に粉砕されてしまう。それに加えて父の親友であり尊敬する男であるリチャードを侮辱されたこともガマンがならなかった。

紅蓮の魔導師を倒す力を得るため、クラスチェンジの方法を求めて聖都ウェンデルを目指す。

人物

ザンバラの茶長髪に屈強な体格が特徴の青年剣士。

負けず嫌いで気が強く、ぶっきらぼうな性格。

傭兵仲間からはその実力をリスペクトされており、交わされる会話も親しげだが、説明書によると危険人物扱いされている面もあるそうで、アストリアでは老女に「お若いの、あんた、もう少し肩の力ぬいた方がいいよ。何があったか知らないけど、そんなに怖い顔してたら女の子にモテないよ!ふぇっふぇっふぇ!」などと指摘されたりと、とっつきにくいタイプの模様。

敬愛する英雄王に対すれば立ち振る舞いは礼儀正しく、丁寧な尊敬語で話すが、それ以外の赤の他人に対しては基本粗い言葉使いが多く、ガラが悪い。

伯母や父(ペダンにて)や洞窟でのシャルロット、中盤になる頃の仲間に対しての口調は柔らかいため、単に子どもや気心の知れた相手に以外に対しては気を張っているのかもしれない。

故郷では親しげに「デュランちゃん」などと呼ばれていたり、妹のウェンディやその友達など小さい子供には懐かれていたり、身近な人間には慕われている様子。

剣術の事しか頭にないような生活を送っていたためか、アンジェラにモーションをかけられても全く気付く様子もなく恋愛ごとにはとことん疎い

ゲーム発売当初の公式の記事で彼はファザコンと言われており、(敵国のアンジェラはマザコンとの事)幼少期に父から言われた「お前は男の子だから母さんと妹を頼む」という言葉を愚直に守っているかなりのお父さんっ子。

英雄と呼ばれた父親の存在が彼の中で良くも悪くも根深いところにあり、父の背中を追いかけて剣の道へと進み、若かりし頃の父と同じく若手部門で優勝した。

才能に溢れ、人一倍努力を重ねてきた剣の国フォルセナの期待の星であり、それに併せテーマ曲も「whiz kids」(神童。麒麟児。若手のやり手。すいすいと成功していく、若手の大物。青年実業家)となっているが、デュランの目標であり敵である紅蓮の魔導士は魔法アルテナ王国で魔法が使えず、劣等生と蔑まれ生きてきた者であり立場は全く正反対の存在であった。

同じく力を求めて旅立ち、至った結末の差は仲間の有無だったのかもしれない。

父親や紅蓮の魔道士との戦闘の中でデュランは、本当の強さとは守るべき者があって初めて得られるのだと語り、力ばかり追い求めていた序盤とは違い精神の成長をうかがわせる。

やんちゃで猪突猛進な性格のわりに、攻撃一辺倒というわけではなくタンクもできる守備力の高さや、囮になって敵を引きつける挑発(TOMより)などパーティの傾向によって、攻撃役から回復薬・補佐役、自分の役割を変えられるタイプで本人の持っている性質と実際の戦闘における性能も似通っている。

「正統派主人公」と製作スタッフに公言されており、ストーリーがラストまで熱い。

デュランの根っこには常に父親があり、OPでは父親の夢を見たり古の都ペダンで過去の父と再会したりと物語の伏線が丁寧に引かれており、終盤は亡き父との戦い、因縁のライバルとの戦い、ラスボスは12年前に父が倒した仇が相手だったりと盛り上がる作りになっている。

なお竜帝ルート以外に分岐した場合は、マナの聖域内で自らの目標だった紅蓮の魔導士が戦死、黒耀の騎士もデュランに正体を明かす途中で消滅してしまう。

この場合は目の前で宿敵に死なれてしまったことに落胆するが、「紅蓮の魔導士を倒した奴らを倒せば、奴より俺が強いってことを証明できる」という理由から引き続きパーティに同行する。

リメイク版では、戦いに関するセリフが多く追加され、雪原や砂漠では平時の力をうまく出せない現状に嘆きながらも、修行になるとポジティブに捉え、行く先々でどんな敵がいるのか楽しみにする、修行好きの面が強調されている。

主人公の場合は新しい街に着くなり「どんな武器があるか」と心躍らせ、仲間キャラの場合は街では武器屋の周辺にいる事が多く、お金が貯まれば武器の購入を提案するなど、戦いとギミックが好きな少年らしい無邪気な様を散見させる。

特殊会話イベントでは、同じく武芸者気質のあるケヴィンと互いの技を認め合い、いつか手合わせしたいとも語っている。

逆に軟派寄りなホークアイには、その暑苦しい部分は苦笑されている。

オリジナル版では紅蓮の魔導師に敗れたことから自暴自棄になり、占いババの家にあるカウンターに飛び乗って異化するシーンがあるが、リメイク版ではテーブル越しに怒鳴るだけにとどまっている。

逆に酒場でクダを撒くシーンは、オリジナル版ではテーブル席で嘆くだけだが、リメイク版ではカウンター席で目の前に酒瓶が2本置かれているなどヤケ酒を匂わせるシーンになっている。

性能

武器は剣。攻撃力が高く、近接戦型のキャラクター。

SFC版では物理攻撃力の数値上はトップ。通常攻撃に関しては攻撃が単発のため同タイムでは2回攻撃のケヴィンにやや劣るが、単発攻撃力の高さはLV2以上の必殺技の威力に直結するため、必殺技の強さに重きを置いたキャラと言える。また通常攻撃はリーチが長いため、インファイトになりがちな2回攻撃キャラよりも敵の攻撃を避けながら攻撃するヒットアンドアウェイがやりやすい。またリースの攻撃モーションは「突き」と「払い」でリーチ差がそこそこあるのに対して、デュランは「袈裟斬り」と「突き」でリーチ差はほとんどないため、剣士でありながら槍闘士のリースよりも安定してヒットアンドアウェイを行なえるようになっている(ただしLV1必殺技の性能はリースのほうが高い、というバランスのとり方になっている)。また体力も高く基本的な攻守のバランスが良いため、序盤から物語終盤まで安定して強い。

リメイク版では、攻撃力トップの座はケヴィンに譲るも、火力は相変わらず高い。また、防御力数値が全キャラ中トップとなったほか、敵を引きつけ囮役となったり、味方のダメージを肩代わりするような便利なアビリティも多く、火力と耐久を兼ね備えた前衛になっている。

リーチが長く、アーマー削りや敵を吹っ飛ばす力が強いため混戦を得意とし、操作も癖がなく扱いやすい。強いて問題点を挙げるならば、攻撃の振りがやや遅いことと、ダメージを受けることが前提の調整がされている関係で、ノーダメージ勝利時のボーナスを得にくいことくらいか。

ちなみにリメイク版でメニュー画面でリースと見比べるとわかるのだが、実はデュランの剣とリースの槍はそこまで長さが変わらない。デュランの剣はツヴァイハンダーほどでは無いがかなりの大剣サイズ。一方でリースのは短槍とは言えないまでも歩兵が近接戦に使う程度の範囲である。操作するとこの二人のリーチ差はそこまで大きくはなく、むしろ他の4人とこの2人の差が大きいのがわかる(なお、ケヴィンも見た目より前方まであたり判定があり、ホークアイは側面のあたり判定がやたら広い)。

重量級の大剣と思うと、攻撃時のちょっとしたタメはリアリティと言える。大剣をブンブン振り回すのも最強剣士に相応しい腕力・技術と言え、操作が楽しくなってくる(筈)。

クラス1

ファイター

剣術の基本を収めた1人前の剣士。

旧作・リメイク版共に攻守のバランスの取れた能力値だが、覚えられるアビリティは少ないので早めにクラスチェンジするべし。

リメイク版の特筆すべき唯一にして貴重なアビリティに『挑発』があり、敵から狙われやすくなることができる。耐久力が乏しく魔法攻撃主体のアンジェラとは、戦術面に於いても彼女を庇うナイト的な意味でも相性抜群である(尤も彼女には『隠密』もあるが)。さっさと結婚しろ。

この他にも『挑発』は盗賊キャラのホークアイ(こちらも自前で『隠密』持ちだが)との噛み合いも良好。特にレンジャーが習得する『不意打ちII』、ワンダラーが習得する『クリティカルアップII』『クリティカルダメージ』と魔法『エナジーボール』に、背面から攻撃することで得られるクリティカル率向上のシナジーで恩恵が大きい。他のセイバー魔法など攻撃力増強バフとも競合せず、ホークアイ主軸でダメージを避けやすく、ノーダメージ勝利による経験値アップも得やすい。前衛タンクと隠密キャラの見事なコンビネーションが生まれる。

ケヴィンは同じ前衛キャラだが防御面に不安もあり、闇ケヴィンだと『不意打ちII』を習得し、デスハンドだと『クリティカルダメージ』や『エナジーボール』でワンダラーと似たシナジーを得られる。シャルロットも後衛ではあるし、実はアビリティ『不意打ち』も習得する。

強いて言えば同系統の前衛キャラであるリースに若干メリットが少ないかも。

ちなみに『挑発』『隠密』が通じない敵も居るし、背面の判定が無い敵もいる点は注意。

クラス2

ナイト

敵を倒す事より仲間を守る事を優先し、回復魔法を習得した騎士。

『ヒールライト』を習得。盾の装備が可能に。

回復できるようになったことで、攻守のバランスが良くなった。何となく守りのイメージがあるが他クラスと防御力に差は無く、盾による回避率で擬似的に耐久が上がるクラス。

リメイク版では、回避率の概念が廃止されたことで数値上の防御力が優れている設定に変更され、本当の意味で耐久力が増した。

グラディエーター

敵を倒す為に自らを強化する闘士。

『フレイムセイバー』『アイスセイバー』『サンダーセイバー』『ダイヤセイバー』を習得。

四属性のセイバー魔法で敵の弱点を突き、ダメージを伸ばす攻撃型のクラス。攻撃力も光クラスより上。

リメイク版でも基本的な立ち回りは同じだが、『ガードセイバー』(セイバー魔法と同属性の被ダメージを15%ダウン)により、セイバー魔法を攻撃だけでなく守りにも転用できるようになった。

クラス3

ロードを除く3クラスがそろって必殺技の対象範囲が全体(SFC版)又は広範囲(リメイク版)。

パラディン

聖なる力で邪悪を退け、民から慕われる聖騎士。

『セイントセイバー』を習得。

SFC版では光属性のセイバー魔法を覚えられる貴重なクラス。終盤は光属性を弱点とする敵が多いので、これを持っているだけで非常に有利に立ち回れる。必殺技「閃光剣」は全体攻撃のため「オーラウェイブ」+「パワーアップ」による連携が非常に強い。それでいて精神が高くナイトから引き続き「ヒールライト」を使用可能なため相変わらず攻守バランスは抜群に良い。???の種から全体ヒールライトの効果のある「君主の証」を恒常的に入手可能であり、収集すればアイテムリング内にポトの油と合わせて計18個の全体ヒールライトアイテムを仕込むことが可能なため、擬似的にレベル3全体必殺技と全体ヒールライトを両立させることが可能なクラスである。

リメイク版では、『守護』(味方の被ダメージを30%肩代わりする)や『ヒーリング』(一度にHP20%以上の被ダメージ時、HPを10%回復)など、タンクとしての役割を強化するアビリティを数多く習得。かといって守り一辺倒ではなく、『ピンチアタックⅡ』(HP30%以下の時、攻撃力を30%アップ)といった攻撃に転じられるものもあり、前衛として非常に頼もしい能力を持つ。『ヒールライト』は単体掛けのままでも、自分だけがダメージを受ければ自己回復で解決と、ある意味割り切った方向性にシフトしている。

また、必殺技の閃光剣も自身中心かつ広範囲の敵に大ダメージというシンプルで使いやすい性能を有しており、雑魚殲滅や狩りなどで役に立つ。

結城信輝氏曰く「自分の中の『ナイト』のイメージ」との事(イラストレーションブックより)。

ロード

力無き者を救う、王に匹敵する人望を持つ君主。

『ティンクルレイン』を習得。『ヒールライト』が全体化。コスチュームが父親であるロキと同じ黄金の鎧となる。

SFC版ではヒールライト全体化がで手軽で便利。必殺技の対象範囲が全て単体なのが難点だか、全体ヒールライトを使用可能という大きなメリットがあるにもかかわらず、物理攻撃力は前後のパラディンやソードマスターと互角であるという点が強み。更に専用の盾が2つもあり、「誓いの盾」は複数の状態異常を防ぐ効果があり、「金剛の盾」は最強の回避率を誇る。

リメイク版では、味方全体にバフを与えるアビリティを数多く習得。こちらは単独で耐えるというより、味方に被弾しても立て直せる方向に調整されている。『キュアヒール』(バトル中、魔法でのHP回復時、75%の確率で状態異常を回復)があれば『ティンクルレイン』はほぼ不要。

ソードマスター

自己を高め続けて、剣技を極めた武人。

『リーフセイバー』『ムーンセイバー』を習得。『フレイムセイバー』『アイスセイバー』『サンダーセイバー』『ダイヤセイバー』が全体化。

SFC版では新たに覚えたセイバー魔法で、自給自足の戦いが可能になるクラス。更に???の種からは「ダークセイバー」が使用可能な「闘士の証」を入手可能なため、実質的にこのクラスだけでセイントセイバーを除いた全てのセイバー魔法を使用できることになる。その性質のためか、デュランの最終クラスでは最も人気がある。ついでにワンダラーと組めば、ルナとドリアードの魔法が完全に揃う(ワンダラーはオーラウェイブを所持しているためソードマスターとの相性もかなり良い)。必殺技「真空剣」を絡めた連携も強力。

リメイク版では、『攻乃型』(バトル中、攻撃力40%アップ、防御力40%ダウン)と『守乃型』(バトル中、防御力40%アップ、攻撃力40%ダウン)で状況に応じてアタッカーとタンクを切り替えられるようになり、よりテクニカルなクラスに。『弱点特効オール』(味方全員、弱点属性での与ダメージを8%アップ)も覚えられ、セイバー魔法全体化の恩恵も受けやすくなっている。

さらにもうひとつ目を惹くのが『一閃』『集中』といったクリティカルに関するアビリティ。一閃はデュエリストでも覚えるが、集中はこちら限定。なのでセイバーがなくても重い一撃を叩き込むことができる。

デュエリスト

狂気にも等しい情熱で戦い続ける、生粋の決闘者。

『ダークセイバー』を習得。

SFC版ではデュランの最終クラスの中で、最も攻撃力に優れている。その数値は獣人化したケヴィンのデスハンドと互角で全キャラ中トップタイの実力。必殺技「大地噴出剣」は「パワーアップ」込みで各主人公のラストダンジョンに登場する全ての雑魚敵を一撃で死に追いやることが出来るほどの破壊力がある(一撃で仕留めると敵はカウンターを仕掛けてこない)。終盤は闇属性に耐性のある敵が多いため『ダークセイバー』は有効な場面は少ないと思われがちだか、その性質を逆手に取り相手のHPを削ることなく(HP低下カウンター回避のため)必殺技カウントを溜めて、大地噴出剣で一気にトドメをさすと言った荒業が可能。

リメイク版では、『ガードセイバーⅡ』(セイバー魔法と同属性の被ダメージを25%ダウン)で闇属性に耐性を得る手段として、『ダークセイバー』を生かしやすくなった。また、耐性を得る目的でセイバー魔法を使うと、半ば必然的に敵が耐性を持つ属性で殴ることに繋がるため、単体掛けのままの四属性セイバーはむしろ都合がいい。火力を伸ばすアビリティもあり、攻撃力の高さは健在。

ただし火力は申し分ないものの、必殺技の「大地噴出剣」の使い勝手があまり良くなく、大型かつ鈍い敵以外はなかなか拘束してくれないので、動き回るタイプのボス相手には注意が必要。

結城信輝氏曰く「悪魔的な風貌でありながら悪役に見えない感じ」との事(イラストレーションブックより)。

クラス4

セイヴァー

光の最上級クラス。

ロードルートの場合は能力アップオールを重複して付けるのもよし、パラディンルートの場合は本人の守護能力そのままに能力アップオールを併存させるのもよしと、クラス3の特徴がそのまま反映される形になる。

一方で固有アビリティの『超回復』(バトル中、最大HPを超える回復効果を受けた時、最大HPを超えて回復(最大30%))により、群を抜いて高い耐久力を持てるようになる。

セイヴァーは「救世主」を意味するが、最上級クラスの剣士ということでさりげなく「剣」を意味するセイバーとのダブルニーミングになっている。

ベルセルク

闇の最上級クラス。

通常攻撃で攻撃力が上がる固有アビリティの『バーサク』(通常攻撃ヒット時、攻撃力・防御力が2%アップ。最大30%)のほか、『一閃Ⅱ』(クリティカル発生時、与ダメージを40%アップ)や『集中Ⅱ』(クリティカル発生確率を40%アップ)によって、クリティカルヒットによる火力の増加を図ることができる。この戦法の場合はソードマスター経由が有利か。

余談

公式イラストで剣と共に盾を携えているデュランのイラストがよく掲載されているが、ゲームのシステム上、初期クラスのファイターは盾を装備することが出来ない。

ただしリメイク版では、ナイトにクラスチェンジ→「戦士の盾」を装備→クラス1に衣装変更の手順を踏むことで公式イラストの再現が可能になった。

キャラクターデザイン

デュランのデザインについて、聖剣伝説3でゲームデザインディレクターを担当した石井浩一氏は公式イラストブックで以下の様に答えている。

  • コナン・ザ・グレートの主人公がイメージの元。
  • 長髪にウェーブをかけ後方に流し、常に前進している雰囲気。
  • 視線を逸らす事なく、自分の意思に素直に体が動いてしまう。
  • 父の名に恥じないグラディエーターとしてのプライドから、最低限の装備にしているため肌の露出が多い。
  • 軍隊に所属するイメージの為、カーキ色にしている。

人気

リメイク版の発売後に行われた公式サイトでの人気投票は5位。ブービー(男性陣の中では最下位)となってしまった。だが、彼が嫌い、使いづらいという声はあまり聞かないため、「主人公が選べるゲームで王道主人公が割を食う」というよくある現象であろう(女性主人公のエロティックな衣装人気には、男全員が押される始末である…)。

Twitterにて行われた投票だった為、掲示板の有志が票数を調べたところ圧倒的な票数を誇るリース、以降それには敵わないがアンジェラ、ホークアイがかなりの票を獲得、デュランの票数は4位のケヴィンとほぼ数票差だったため4位以降は割とドングリの背比べ状態ではある。

ちなみにSFC版聖剣伝説3発売後のファミ通のゲームキャラ人気投票ベスト10にランクインした3のキャラは1位リース、2位ホークアイ、3位デュランのみであった(デュラン役・ケヴィン役・ホークアイ役の男性声優陣が小学生時代に聖剣伝説3をプレイしており、その際に選んだ主人公は全員デュランだったと回答。幼い男子を中心に人気を集めるタイプなのかもしれない)。

プレステ4でのキャラ使用率は3番手の男性キャラではトップだったり、ネットや同人誌などの『好きなキャラを3名あげて投票』のような投票形式の場合だと、1位リース、2位ホークアイは不動なものの、3番手でランクインしている事が多く、一番に名をあげるほど熱狂的なファンが着くタイプではなさそうだが、人気そのものはあると思われる。

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  • DQ11風聖剣3

    砂渡る猛者に疑いを

    聖剣3のストーリーをDQ11風にアレンジしてみたパラレル。第12話。クレイモラン再現回。 元々の仮面の道士や黒の貴公子勢力の悪事を全部竜帝が持っていってしまってる弊害ががが。いや、仮面の道士はこの後出す予定ではありますが。死を喰らう男をどこかに捻じ込めないかなぁ。邪眼の伯爵? 知らん( 元々のDQ11ではカミュさんこんなに出自匂わせないんですよねこの時点では。伏線は張られてるんですが。 HOMに出てくるMOB召喚のヤツって多分ペダンのテクノロジーなんですよね(少なくともゲーム内でペダンとナバール以外の国はMOB召喚してこない)。だからペダンが滅びたら失われる。ただ、ペダンから技術提供を受けたと思われるナバールには聖剣3の時代でも残ってる可能性特大なわけです。それを使ってみたかった! びぢうしゃんがなんかいい人に。いやリーズレット役だし、新約聖剣の彼女は割といいヤツだったし(おい そして気付く。意外とヒースが動かしやすい。シャルロットと違って少し説教くさいセリフを言わせやすい。
  • 謳歌せよ冒険ロマンス

    謳歌始まる冒険の誓い

    寝る前に書いてみたので出勤前に投稿します。 前回から遡ってホーデュ出逢いエピソード。(仲間1がケヴィンで仲間2がホークアイっていうだけ) あとからだんだん好きになったとかではなく最初からグイグイくるシーフ。
  • おそろい〜Duran & Angela

    デュランとアンジェラがお揃いのモノを買う話です。付き合ってる前提。アルテナに派遣されたデュランがアンジェラ王女に振り回されます(笑)他のキャラは出てきません。
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デュラン(聖剣伝説3)
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