概要
ソニックシリーズの生誕20周年を記念したソフト。
『白の時空』と『青の冒険』の2バージョンでリリースされ、『白の時空』はPS3、Xbox360、『青の冒険』はニンテンドー3DS用ソフトとなる。
最大の特徴としてはメガドライブ時代のクラシックソニックと『ソニックアドベンチャー』以降のモダンソニックが共演するところである。この共演はプロデューサー曰く「本来ならタブーだった内容」だという。
また、本作のステージはセガ社員やファンのアンケートにより選ばれた過去のソニック作品のステージのリメイクとなっており、『グリーンヒル』など原作では2Dだったステージを3Dで、『シティエスケープ』など3Dだったステージを2Dで楽しめる。
過去のソニック作品の最初のステージのBGMを集めたサウンドトラックCDが予約特典となっている。また、インターネット通販サイト『エビテン』では上記以外にもソニックが彫られたクリスタルキューブが付いた『20周年記念セット』を販売している。
なお、海外では11月1日に先行して発売された。海外ではPS3、Xbox360の他にもPC版がダウンロード販売されている。
※以下の項目にはネタバレが含まれています
ストーリー
ソニックの誕生日パーティーを開いていた最中、突如現れた謎のバケモノによってソニックの仲間たちが次々と謎の渦に巻き込まれ、ソニックも吹き飛ばされてしまう。ソニックが気が付くとそこは真っ白な世界。全てが謎なまま、ソニックの新たな冒険が始まる。
ゲームシステム
『白の時空』と『青の冒険』では収録されるステージが異なる(但し『グリーンヒル』は共通)。
『白の時空』では各ゾーンのACT1がクラシックソニックによる2Dアクション、ACT2がモダンソニックによる2Dと3Dの混合アクションとなる。クラシックソニックの基本的なアクションは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』に、モダンソニックは『ソニックワールドアベンチャー』に準じている。
『青の冒険』ではACT1、2共に2Dアクションとなるが、モダンソニックパートでは『ソニックラッシュ』や『ソニックカラーズ(DS版)』のようなステージ構成となる。また、インターネットを使った対戦や、すれちがい通信にも対応。
クラシックソニックの効果音(SE)はメガドライブ時代のものを使用しており、無敵時のBGMも『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』まで使われていたもののアレンジを使用している。
登場キャラクター
本作でも多くのキャラクターが登場するが、操作できるのはあくまで2人のソニックのみとされている。
- ソニック・ザ・ヘッジホッグ(声:金丸淳一(モダンのみ))
- マイルス"テイルス"パウアー(声:広橋涼(モダン)、吉永拓斗(クラシック))
- Dr.エッグマン(声:大塚周夫(クラシック、モダン両方))
- メタルソニック(声:なし(クラシックのみの出演))
- シャドウ・ザ・ヘッジホッグ(声:遊佐浩二)
- シルバー・ザ・ヘッジホッグ(声:小野大輔)
以下、白の時空のみ
- ナックルズ・ザ・エキドゥナ(声:神奈延年)
- エミー・ローズ(声:川田妙子)
- クリーム・ザ・ラビット(声:あおきさやか)
- ルージュ・ザ・バット(声:落合るみ)
- ベクター・ザ・クロコダイル(声:三宅健太)
- エスピオ・ザ・カメレオン(声:増田裕生)
- チャーミー・ビー(声:鉄砲塚葉子)
- ブレイズ・ザ・キャット(声:高森奈緒)
登場ステージ
カッコ内は元となった作品
白の時空
- Green Hill(ソニック・ザ・ヘッジホッグ)
- Chemical Plant(ソニック・ザ・ヘッジホッグ2)
- Sky Sanctuary(ソニック&ナックルズ)
- Speed Highway(ソニックアドベンチャー)
- City Escape(ソニックアドベンチャー2)
- Seaside Hill(ソニックヒーローズ)
- Crisis City(SONIC THE HEDGEHOG)
- Orange Roofs/英名:Rooftop Run(ソニックワールドアドベンチャー)
- Planet Wisp(ソニックカラーズ)
青の冒険
- Green Hill(ソニック・ザ・ヘッジホッグ)
- Casino Night(ソニック・ザ・ヘッジホッグ2)
- Mushroom Hill(ソニック&ナックルズ)
- Emerald Coast(ソニックアドベンチャー)
- Radical Highway(ソニックアドベンチャー2)
- Water Palace(ソニックラッシュ)
- Tropical Resort(ソニックカラーズ)