あんどうりんご

アクションパズルゲーム『ぷよぷよ』シリーズで登場するキャラクター。

プロフィール

『ぷよぷよ7』から登場しているキャラクター。「すずらん商店街」に住んでいる女子中学生で、「物理部」という名の、なんでも部に所属している。古風な言葉づかいをする、すこし変わった女の子。頭の回転は速く、成績優秀である。ただし、人の名前をおぼえるのはニガテ。視力が「5.0」と非常に高く、昼間でもアンドロメダ星雲が見えるらしい。

自分の理解できないことには対抗意識を燃やしてしまう。しかし、「幽霊」などの非科学的なものはとても苦手。あれだけ明るいユウちゃん&レイくんにすら怯える始末である。手に持ったリンゴと髪留めは、おばあちゃんから貰ったものとのこと。なお、実家は青果店の娘。

『ぷよぷよ』シリーズの名前の頭文字が「A」の主人公にしては、珍しく成績優秀で頭の回転が速く性格も比較的大人しめ。

彼女のテーマ曲は「ぷよぷよのうた」。『ぷよぷよ!!』では対戦中のBGMとしてアレンジされているが、原曲はかなりの電波ソングである。一度聴いてみて洗脳されるのもいいだろう。また、同作に「こえちがい」キャラクターとして「おとなしいこえのりんご」が、『ぷよぷよテトリス』では女王様気質な声に変化するボイスチェンジが登場する。いずれも、通常のりんごのボイスとは大きく声色が異なっており、いつもと違う雰囲気のりんごでゲームをプレイできる。

『ぷよぷよ7』で主人公として登場して以降、『ぷよぷよ』シリーズのメインキャラとして、アルル・アミティと共に主役を張っている事が多い。

衣装はすずらん中学校の制服で、スカートの中に赤いスパッツを着用している。

ゲーム内でのあんどうりんご

「ぷよぷよフィーバー」ルールにおけるキャラクタータイプは「フィーバーで逆転タイプ」で、通常時の連鎖レートは弱めだが、フィーバーモード時の連鎖は強い。また、『ぷよぷよ7』の「だいへんしん」ルールでは「へんしんモード」がとても強いキャラクター。上記ルールでの組ぷよの出現パターンは、『ぷよぷよ7』ではユウちゃん&レイくんと同じパターンだったが、『ぷよぷよ!!』では新規の組ぷよパターンに変更された。

ぷよぷよ7

『ぷよぷよ7』では、空から突然大量のぷよぷよが降ってきて、魔導少女のアルルに「ぷよぷよを消す力」をもらい、騒動の原因を解き明かすために、様々なキャラクターたちとぷよ勝負に挑む冒険に旅立つこととなる。

あくまでも「ぷよぷよを消す力」なので、オワニモの呪文ではない…はず。

ぷよぷよ!!

『ぷよぷよ!!』では服装が夏服仕様になった。『ぷよぷよ7』でも一度「プリンプタウン」に飛ばされたことがあるが、今作ではりすくませんぱいの実験ミスに巻き込まれて、異世界のプリンプタウンに飛ばされてしまった。共にプリンプタウンに飛ばされてきたエコロの行動に不安を感じ、再びエコロと戦うこととなる。

ぷよぷよテトリス

『ぷよぷよテトリス』では、平和な中学生としての日常を過ごしていたところ、再び世界を超えて飛ばされてきたアミティ＆アルルと再会。久しぶりの再会を喜ぶ三人だったが、その直後に突然、空から大量の「四角い謎の物体」が出現。その影響により、三人は謎の宇宙船「テト号」へ飛ばされてしまう。そして、テト号の艦長であるティと共に、『ぷよぷよ』の世界と『テトリス』の世界に起きた異変を解決していくこととなる。

ぷよぷよ!!クエスト(スマホ)

カードタイプ	バランスタイプ
リーダースキル	ターン終了時に単体へ追加攻撃。レアリティが高いほど攻撃力が上昇する。
スキル	自属性の攻撃力を上昇。レアリティが高いほど倍率も上昇する。必要なぷよ消しは赤ぷよ40個
コンビネーション	ガールズ、ヒロイン、すずらん

すずらん+αシリーズの赤属性として登場(名前は名のりんごのみ)。同シリーズは青属性にまぐろくん、黄属性にりすせんぱいがいるが、緑と紫は直接関わっていなかった魔導学校のふたりが担当している。リーダースキルはこちらのターン終了時に追加攻撃を行うというもので、このことから追撃シリーズと言われることもあった。コンビネーションはすずらんは専用でヒロインも実質オマケなので、実質的に運用しやすいのはガールズぐらい。

スキルは自属性の攻撃力を上昇させるエンハンススキルの持ち主の先駆けであり、メインとして使用するのはこちら側。効果は1ターンだけだがレアリティが上昇するほどエンハンス効果が上がり、最大で3.5倍と現在でも高めの倍率を持つ。とっくんスキルによってリーダースキルを自属性の体力増加と追加攻撃全体化に強化したりスキルのエンハンス効果を減らす(といっても倍率は☆6と同じ)代わりに効果ターン数を2ターンに伸ばしたり出来る。

喫茶店の3人娘のひとりとしても登場しており、こちらは緑属性になっている。

他作品コラボではシャドウやルパン三世になりきったりさくらの衣装を身に付けたりと様々。

主人公キャラらしくコラボ以外の亜種系も多い。ただし、これらの亜種系は喫茶店のりんごを除いて同一キャラクターとして扱われているため、パワーアップ合成でスキルレベルを上げることは可能だが並べてもコンビネーションは成立しない。

そっくりさんとして(？)どくりんごもいる。こちらとのコンビネーションは成立する。

ぷよクエ7周年記念のあんどうりんご

カードタイプ	こうげきタイプ
スキル(スキル名はセブンスペシャル)	1ターンぷよが3個で消える特別ルールが適用される専用のフィールドに変え、連鎖したときの攻撃力上昇倍率が増加する。このスキルを発動したそのターンは後から他のスキルを発動することが出来なくなる。必要なぷよ消しは緑ぷよ40個
リーダースキル(ナゾ好き女子中学生)	カードタイプや属性を問わず味方全体の攻撃力と体力を増加し、なぞり消し数を増やす。更に初回のスキル発動数を減らす
備考	上記のりんごや下記の蒸気都市のりんごとは別キャラ。赤属性を副属性として持っている。フルパワースキルの持ち主で、フルパワースキルは連鎖したときの攻撃力上昇倍率が更に増加する。必要なぷよ消し数は緑ぷよ55個
コンビネーション	上記のりんごと同じ。同じキャラクターとして扱われていない関係で他のりんごと組んでもコンビネーションは成立する

7周年の方は蒸気都市から登場したフルパワースキルの持ち主で、こちらはぷよぷよ7当時のすずらん中学生としてのあんどうりんごの姿であり、名前もフルネームになっている。当時のまんざいデモや勝利時のセリフなどがセリフボイスとしていくつか収録されている。連鎖ボイスも専用のものでカードの枠もぷよぷよ7の背景にあった花と矢印がある特別仕様であり、現在でも最強クラスの性能を誇る。

リーダースキルはぷよフェスキャラ以上の万能の強さで隙がほとんどなく、スキルは通常4個で消えるぷよを3個で消せるようにするという、ぷよぷよ通ルールのフリー対戦でしか弄れなかったルールが適用されるぶっ壊れ性能。

難点はこのスキルを使用すると後から他のスキルを使えなくなる(＝特別ルールを適用した状態でスキルを使うことは出来ない)ことだが、これは言い換えれば先に必要なスキルをすべて発動してから使えば問題ないので、他の攻撃力を上昇させるスキルを使ってからこのスキルを使用すれば、昨今のインフレにふさわしいレベルの凄まじいダメージを叩き出すことが出来るようになる。

なお、このスキル使用後に現れる専用のフィールドには最低でも13連鎖以上を起こせる連鎖のタネが出来ている(チャンスぷよを消して発生するだいれんさチャンスやぷよぷよフィーバーのフィーバーモードと同じような仕様)ため、落ちコンによってはぷよぷよSUN以来の20連鎖以上が起こるというとんでもない現象が発生することもある。

蒸気都市のりんご

カードタイプ	バランスタイプ
スキル	敵全体を一定ターン脱力状態にし、一定ターンなぞり消し数を一定数増加。同時消しによる攻撃力上昇率は主属性を参照する。必要なぷよ消し数は赤ぷよ40個
リーダースキル	属性やタイプを問わず全体の攻撃力と体力を増加する。主属性が5色揃っていると攻撃力と体力の上昇倍率が大きくなる。更に主属性の色ぷよを消すと味方全体にメンバーの主属性数+α分、スキル発動に必要なぷよ消し数が減少する
備考	上記のりんごとは別キャラ。フルパワースキルの持ち主でフルパワースキルは同時消しによる攻撃力上昇率が更に大きくなる。必要なぷよ消し数は赤ぷよ55個。
コンビネーション	蒸気都市、ヒロイン、ガールズ

蒸気と暗闇の塔の第7回以降では蒸気都市の新聞記者として登場。フシギな現象に目がない。…が、オバケが苦手なのは変わっていない模様。

こちらもフルパワースキルの持ち主で、すずらん+αと同じ赤属性を担当しており、主属性を参照した多色向けの能力を持つ。

このゲームの多色向けの運用は基本的に難しいが、リーダースキルの強さでそれを補うような感じになっている。しかし、参照するのが主属性のみとなっているのでハードルはやや高めなのが欠点。

脱力状態を仕掛けられるのはこのシリーズが初で、この状態になると被ダメージが増加する代わりに効果が切れると1ターン攻撃力が上昇してしまうという、仕掛ける分にはややリスクのある状態異常である。

専用コンビネーションはすずらんから蒸気都市に変わっている。

コラボ

スマートフォン向けアプリステーションメモリーズ!とコラボし、期間限定のスペシャルでんことして登場。

でんこNo	PY03
タイプ	トリックスター
スキル	下記参照

スキル

自身の属性をecoに変更し、eco属性でんこのDEFを増加させる。スキル名はスキルLVにより変化する。

表記ゆれ

pixivでは単に「あんどうりんご」というタグが使われていることが多いが、ほかに「りんご」というタグも使われているため、「りんごぷよぷよ」など作品名を入れて検索すると良い。

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