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クリボー(遊戯王)の編集履歴

2021-04-07 19:03:08 バージョン

クリボー(遊戯王)

くりぼー

『遊戯王』に登場するモンスターカードの一つ。

クリクリー!


OCG

効果モンスター

星1/闇属性/悪魔族/攻 300/守 200

(1):相手モンスターが攻撃した場合、そのダメージ計算時にこのカードを手札から捨てて発動できる。その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。


概要

闇属性・悪魔族の効果モンスター。戦闘能力は低いが、効果によりプレイヤーへの戦闘ダメージを1度だけ防ぐことができる。ただし、自分ターンには効果が発動出来ないので注意。


遊戯が使用するカードの1枚で、《ブラック・マジシャン》や《ブラック・マジシャン・ガール》に次ぐ知名度を誇るマスコット的存在。彼のデッキの守りの要とも言えるモンスター。


原作においては『決闘者の王国編』~『バトルシティ編』まで遊戯のデッキに投入されていたが、

初登場時のvsインセクター羽蛾戦では罠カード(描かれておらず何のカードか不明)の

囮として破壊されるだけだったり、そのワイトと並ぶ低ステータスから

「最弱モンスター」と対戦相手に酷評される事があった。


原作初期においてはモンスターカードの効果は隠し能力のような扱いとなっており、

カードには何も書かれていなかった事や、同時期には高レベルのモンスターを

召喚する際に生贄(リリース)が必要無いルールだった為、高攻撃力のモンスターが

有力カードだったという事情があるため、ぱっと見そう見えるのも無理はない話である。


初めてその秘められた効果が明かされたのは王国編におけるvs海馬瀬人戦で、

案の定「マジックアンドウィザーズでも最も攻撃力の低いカード」とこき下ろされたが、

「何かが触れると機雷のように爆発し、攻撃を無力化する」という特殊能力と

魔法カード「増殖」のコンボで最強のモンスターだった青眼の白龍から遊戯を守る活躍を見せた。

同編ではクライマックスのvsペガサス戦でも

彼の切り札サウザンド・アイズ・サクリファイスを攻略する為に活用されており、

単純な攻撃力の高さだけでは勝負が決しないM&Wの奥深さを示している。


ルールが調整・変更された『バトルシティ編』以降のデュエルでも度々召喚されており、装備された《魔術の呪文書》の内容が分からず混乱したり、《オベリスクの巨神兵》の攻撃にビビって涙目になる等、多様で愛らしい表情を見せてくれる。


OCG効果が適用されたのは『バトルシティ編』の遊戯VS海馬戦(アニメ版)が初で、《オベリスクの巨神兵》の攻撃によるダメージを防いでいる。


また、アニメオリジナルの『ドーマ編』や後続作品でも多数の派生モンスターが登場しており、その人気が伺える。


OCGにおいては数少ない手札誘発かつ誘発即時効果に分類されるカードの1枚で、

OCGのルール解説等では度々誘発即時効果のカードとして引き合いに出される場合がある。

用語だけ見ると知らない人には意味不明だが、手札に握っている状態から効果を使う事ができ、

しかも相手のカードに対してカウンターとして使えるという事(ただしカウンター罠カードの効果等、例外はある)である。

更にクリボーの場合はフリーチェーンである…等、細かい話は色々と存在するが詳細は割愛。


手札にあるだけでも敵の致命的な攻撃を防ぐ事ができるため、デビル・フランケンの効果で

融合モンスターを繰り出し、更に巨大化で攻撃力を倍にしてワンショットキルを狙うような

戦法が使われていた時代にはこれに対するメタカードとして採用される事があった。

当時の環境では強烈なモンスター除去カードが多かった為に、フィールドに壁モンスターを出しておくのが

難しく、更に低ステータス故にクリッターなどのモンスターをサーチするカードで引っ張ってきやすいという事情があり、

効果自体も相手に妨害されにくいという強みがあったためである。


現在は攻撃を防ぐのみならず、バトルフェイズを強制終了させる《バトルフェーダー》などの

非常に優秀な手札誘発カードの後輩が存在しているため、あえてクリボーを採用するという

デッキは少ないが、天魔神などの素材の縛りの厳しさを《クリボーを呼ぶ笛》との併用である程度カバーする・下記の派生モンスターとの連携で多量召喚するという活用方法もある。


なお余談であるが、実はOCGにおいては攻撃力最低値・タイだった事は一度も無い。

というのは、クリボーが収録されたパック「Vol.7」発売(2000年1月27日)以前に

「BOOSTER4」(1999年8月26日)に収録されていた「異国の剣士」「ゾーン・イーター」が

攻撃力250/守備力250を叩き出しているためで、この2枚よりも更に先んじて収録されていた

「STARTER BOX」(1999年3月18日)内で最弱モンスターだったワイトとはともかく

クリボーは最弱攻撃力になった時期が全く無いのである。


派生・関連カード

クリバスケット クリボー


「クリボー」モンスター

アンクリボー

EMクリボーダー

クリアクリボー

クリボール

クリボーン

サクリボー

ジャンクリボー

虹クリボー

リンクリボー

ハネクリボー

ハネクリボーLV9

ハネクリボーLV10

その他

クリバンデット

クリフォトン

クリボルト

クリボン


魔法カード

機雷化

クリボーを呼ぶ笛

増殖

バーサーカークラッシュ

ジェネレーション・ネクスト


2016年クリボーンが登場したことにより、【クリボー】がカテゴリ化。

また、アニメ版の遊星遊矢を除いて、歴代の主人公は必ずクリボー系カードを使用している。

大抵のこの系列のカードは、原作で使われたクリボーを意識して、モンスターの破壊やダメージを防いでくれる効果を持っていることが多い。


関連イラスト

こんな遊戯王シリーズ嫌ッドゥヒン☆


関連タグ

遊戯王 遊戯王OCG マスコット 最弱

遊戯王OCGの特殊カテゴリー一覧


外部リンク

遊戯王カードWiki

《クリボー》

クリボー

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