概要
剣士とは言うまでもなく剣を扱う者のことであり、ファイアーエムブレムシリーズでも剣士は剣を扱う歩兵としてよく登場している。
もともとFEの初期はFC暗黒竜・SFC紋章で傭兵という剣歩兵クラスがあり、外伝・エコーズでは傭兵→剣士→魔戦士という系統であったが、SFC聖戦から傭兵系と剣士系が分化された。のちに暗黒竜・紋章のDSリメイクでは傭兵の一部キャラが剣士となったほか、剣士のキャラが追加されている。
傭兵は「与えられた任務を果たす」という意味合いで文字通り傭兵だったり軍属の者が目立つが、剣士というクラスは傭兵や軍人のほかに単に剣を極める者が結構いる。慣れ合いを好まない一匹狼のキャラが多い。また傭兵と違う点としては傭兵はほとんどが男性なのに対し剣士は毎回のように女性が出てくる。
また兵種そのもののイメージか、東洋風の衣装になっている作品もある。
傭兵は力と速さに重きを置くのに対し、剣士は速さと技に重きを置く。
一般的に上級職はソードマスター。勇者とは違い、剣に特化したクラスで一部の作品では「流星」を使用する。そのためか特に上級加入にはシャナンやリョウマのような「剣の達人」という設定のキャラが多い。
作品ごとの推移
新暗黒竜・新紋章
- 剣士→ソードマスター
DSリメイクで傭兵の一部が分離し、新キャラとして女性2人が追加。
兵種変更グループは男性軽量級及び女性。
聖戦の系譜
- ソードファイター→ソードマスター
ソードファイターでも上級職がフォーレストとソードマスターの2パターンあり、ソードマスターのほうが純粋な剣士系。上記3人はすべて「流星」所持。
トラキア776
- ソードファイター→ソードマスター
こちらはマーシナリーとの2パターンで、やはりソードマスターになる方が剣士系。マリータは流星、シヴァは太陽を所持。
封印の剣・烈火の剣
- 剣士→ソードマスター
該当キャラ:ルトガー/フィル/カレル(上)/ギィ/カアラ(上)
カレルは両作品、ルトガーとフィルは封印、ギィとカアラは烈火に登場。
聖魔の光石
- 剣士→ソードマスター/アサシン(剣/弓)
該当キャラ:ヨシュア/マリカ
元々盗賊の上級職であったアサシンに分岐するようになった。
蒼炎の軌跡
- 剣士→ソードマスター
この作品から「流星」はソードマスターの奥義として登場するようになった。
暁の女神
- 剣士→剣豪→剣聖
該当キャラ:ツイハーク/ワユ(上)/ソーンバルケ(最上)
覚醒
- 剣士→ソードマスター/アサシン(剣/弓)
分岐は聖魔と同じ。上記4名の他にチェンジプルフで剣士系になれるユニットが数名いる。
if
- 侍→剣聖(剣)/兵法者(剣/槍/斧)
白夜の兵種。分岐先が変更された。
風花雪月
- 剣士→傭兵→ソードマスター→エピタフ(剣/黒魔法)
一部傭兵系・盗賊系と組み合わされた。
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(追記予定)