概要
地球の南半球を守護し、組織の運営や意思決定を行う中央組織としての役割を持っており、ソードオブロゴスの実質的な本拠地である。組織の最高責任者を務めるマスターロゴスもここに身を置いている。
マスター直属の剣士である神代兄妹が所属している他、多数の兵を配備しているなど、ノーザンベースを上回る戦力を誇り、新旧風の剣士の2人もかつて所属していた。
ソフィアが消息を絶ってからは、ノーザンベース所属の剣士達を管理下に置いている。
ソードオブロゴスの一部ではあるが、使者としてノーザンベースを訪れた玲花が要所で怪しい動きを見せ、基地の書庫には「禁書」と呼ばれる危険な本を保管しているなど、組織としては一枚岩ではない不穏なイメージを抱かせている。
飛羽真は上條の残した「真の敵は組織の中にいる」という言葉と、玲花の不審な行動、ノーザンベースの剣士達を指揮下に置き彼らの持つ聖剣とワンダーライドブックを一箇所に集めようとしているように見える事から、「"ソードオブロゴスに潜む真の敵"がサウザンベースにいるのではないか」と考えているが……。
役割
ソードオブロゴスにおける本部となっている。
主人公である飛羽真が所属するノーザンベースは主に前線基地として機能しており、基本的には剣士の育成や組織の運営方針の決定などはサウザンベースで行われている。
その為、基本的にはノーザンベースの剣士たちはサウザンベースの剣士たちの配下に置かれていると言っても良く、神代玲花の指示にも従わざるを得なかった。
これは、ノーザンベースの存在する北半球が、戦争の絶えない土地であったことから、戦争の存在しない南半球に本部を置く事を決めた為である。
尚、この北半球と南半球の設定は本編で明かされたものではなく、公式サイトで明かされている。
賢神
サウザンベースにおける幹部。
マスターロゴスとは別に四人存在しており、基本的にはこの四人とマスターロゴスとの合議制によって組織が運営される。
作中においては大秦寺哲雄の回想と言う形で登場するのみで、マスターロゴスによって人知れず始末されていた。
余談
作中での立ち位置に反して、メタ視点で見るとかなりお粗末な組織である。
と言うのも、作中での立ち位置の割に、下級戦闘員としての剣士が登場せず、ほぼ神代兄妹かマスターロゴスが活躍するのみであるため、地球規模の組織としての大きさを実感しにくい。
また、組織の裏切り者を探すはずなのにノーザンベースの剣士たちの仲間割れ描写ばかりが続くと言ったストーリーの都合と賢神の設定が出た翌週にはとっくの昔に賢神が始末されていたと明かされる展開から、有史以来陰から人類を守ってきた組織ではなく、単に主人公たちの敵勢力としての面が大きくクローズアップされてしまっている。
関連タグ
新帝国ギア:同じく南極に基地がある組織。