概要
初出は『第4次スーパーロボット大戦』。
異星人「ゲスト」のロボットで、ゲイオス=グルードの発展強化型であり、なおかつゲストの指揮官機でもある。全身に武器を搭載し、とりわけ砲撃戦では無類の強さを持つ。
攻守共に隙が無い非常に強力な機体で、ゴツい外見に反して運動性も相当高く、単機でも版権作品のボスクラスなど足元にも及ばない強さを誇る。が、本当に恐ろしいのはこれが指揮官用の機体とはいえ汎用の量産機である事で、この機体が登場する作品では終盤になるとザコとして複数登場する点。多くのプレイヤーにトラウマを植え付けた。
この機体をさらに発展させた機体が上級指揮官専用機オーグバリューや総司令官用広域指揮管制機バラン=シュナイルである。
パイロットはグロフィス・ラクレイン、ジュスティヌ・シャフラワース、ゼブリーズ・フルシュワ、メキボス・ボルクェーデ、ゲスト親衛隊など。
また、第4次では無敵鋼人ダイターン3のコロスとドン・ザウサー、FとF完結編ではシャピロ・キーツが搭乗する。
メキボスはF完結編ではグレイターキンⅡに乗るため、本機には搭乗しない。
OGシリーズでは『第2次スーパーロボット大戦OG』で初参戦。
流石にかつての『スーパーロボット大戦F』ほどの極悪さは無いが、それでも敵としては強力な部類。
「動くライグ=ゲイオスが見れる!」と狂喜乱舞した人も多いだろう。今作ではテイニクェット・ゼゼーナンも中盤で搭乗する。
後に『スーパーロボット大戦OGダークプリズン』、終盤で条件を満たせば自軍でも運用可能になる。続く『スーパーロボット大戦OGムーン・デュエラーズ』ではヨン・ジェバナの撃墜数を70機以上にすれば二週目で入手できる。
なお、OSをPT用に書き換えただけで地球の人間でも操縦が可能。
メカニックデザインは藤井大誠。
スペック
分類:上級指揮官用人型機動兵器
全長:22.9m(旧シリーズ)、25.9m(OGシリーズ)
重量:41.5t(旧シリーズ)、99.3t(OGシリーズ)
開発:ゾヴォーク(共和連合)
武装
- ランチャーミサイル
両肩のクリスタル部分が展開して発射されるミサイル。
- メガビームランチャー
両肩に装備されたビーム砲。OGシリーズではオミットされた。
- ロングレーザーソード
実体剣からビームの刃を発して斬りつける格闘武器。
- 大口径ビーム砲
胸部装甲を開いて砲身を展開したのち発射する高出力ビーム。
第4次スーパーロボット大戦時は最強武器だったが、弾数が1発限りだった。
- ドライバーキャノン
背部に背負った砲から発射される長射程のエネルギー弾。
ゲスト軍には同型の武器を持つ機体が多い。
- ギガブラスター
全身のクリスタルから発したエネルギーを機体前方へ収束し、黒いビームを発射する武器。
OGシリーズでは背部ウィングのスラスターで空中へ飛び上がってから使用する。
第4次以外では本機最強の武器であり、射程が長く威力も高い。
スーパーロボット大戦F完結編では何故か他作品の機体も装備している。