データ
- 身長:63m
- 体重:6万2千t
- 別名:彗星怪獣
- 出身地:月から43天文単位の宇宙
概要
第29話「運命の光の中で」に登場。
太陽系に接近する直径200kmの彗星の中に潜んでいた怪獣。その正体や目的は不明。
アスカ・シンが搭乗するプラズマ百式のファイナルメガランチャーによって彗星が破壊されたためすぐ近くの小惑星でウルトラマンダイナと戦った。
武器は頭部にある切れ味抜群のカッターを使った突進や両腕の鉤爪、口から発射する光弾。その腹の内部はブラックホールのようになっており、中から小隕石群を発射して相手を攻撃する。またその外皮はダイナの連続攻撃やフラッシュ光弾も寄せ付けないほど硬い。
ダイナとの戦闘では肉弾戦で追い詰め、両腕の爪で締め殺そうとするが逆に爪を折られる。隕石を放って反撃するが、その隙に開いた腹部にソルジェント光線を受け爆死した。
第50話では別個体が登場したが、スフィアに融合させられ…
超合成獣ネオガイガレード
- 身長:69m
- 体重:8万t
- 出身地:木星の衛星ガニメデ付近
第50話「最終章Ⅱ太陽系消滅」
第51話「最終章Ⅲ明日へ…」に登場。
ガイガレードの別個体がスフィアに融合させられスフィア合成獣となった姿。
以前出現したガイガレードとの違いは頭部カッターが三ケ月状に、体表面は網目になり、胸部の両脇にスフィアを模した発光体が付いている。また右腕も鎌となっている。
事実上最後のスフィア合成獣で、太陽系に接近するグランスフィアの用心棒的存在。
武器は両腕を左右に広げて発生させたエネルギーを口に送り込み、発射する赤色破壊光線と尻尾から発射する追尾光線。亜空間バリヤーはネオジオモス以上の強度を持っており、ガッツイーグルの攻撃やガッツシャドーの偏曲マキシマビーム、ダイナのビームスライサーやソルジェント光線をも防ぎ切った。さらにスフィアと融合したためか知能も向上し、ユミムラ・リョウ隊員が搭乗するガッツシャドーを脱着可能な左手で捕まえて人質にするなど卑劣な一面もある。そのあまりの悪逆ぶりはアスカが「この卑怯者をぶちのめすまでは死にやしねえ!」と激怒したほどだった。
グランスフィアを攻撃しようとするスーパーGUTSを妨害するために出現。ダイナと迎撃作戦の最前線に当たるガニメデで直接対決を展開し、上述の能力でダイナを苦しめたがリョウを人質にしたことで激怒したダイナの鉄拳で亜空間バリヤーを壊されリョウを助けだされ、その隙を突かれてグランスフィアめがけてクラーコフから発射されたネオマキシマ砲を直撃し消し飛ばされた(しかし、グランスフィアには通用しなかった)。
余談
着ぐるみはギャビッシュの改造。
何気に両個体とも登場話が物語の重要回であり、一部書籍ではそのデザインを「中々カッコイイ」と評されていたりする。
『ウルトラマンサーガ』に登場した怪獣兵器は怪獣とスフィアの合成である事から、彼らの元ネタはこのネオガイガレードだと思わる。