ウルトラセブンダーク
うるとらせぶんだーく
概要
『ウルトラマンギンガ』第9話にした敵キャラクター。
変身者は、ウルトラマンダーク同様石動誠一郎がダークダミースパークを使ってウルトラセブンのスパークドールズをスキャン、変身した姿。
全身は黒、頭部とプロテクターはガンメタの黒で、両目と本来銀色である胸から膝にかけての模様が赤くなっている。また、声も低いものに変わっている。
ヒカルに自分の誘いを断られた誠一郎が最初にライブし、用済みとばかりに仕事仲間の黒木がダークライブしていたアントラーをワイドショットで倒してしまう。その後は状況に合わせてウルトラマンダークと使い分けることでギンガを苦しめ、ジャンナインが加勢したときはギンガを盾にするという卑劣な戦法でジャンナインの攻撃を阻止し、格闘戦で追い詰める。
だが美鈴の願いを「くだらん」と一蹴したことでヒカルの怒りを買ってしまい、猛反撃を受け顔面に鉄拳を喰らった末、ギンガクロスシュートで倒された。
これにより誠一郎も正気に戻り、ウルトラマンとウルトラセブンのスパークドールズも元の姿に戻ったが、正体をしった美鈴との間に亀裂が生まれ、次のエピソードで彼女がスーパーグランドキングにダークライブする原因となってしまった。
戦法
セブンが使っていた技を使用できるが、戦闘スタイルはいたってダーディー。倒れたギンガを踏みつけたり、ジャンナインの加勢に際してギンガを盾にしたりと手段を選ばない。しかも、それを差し引いても相当の強敵と言う厄介な相手である。
さらに、変身者はウルトラマンダークの人形も持っており、状況に応じてライブし分けることができる。
必殺技
基本的に元のセブンが使うものと同様。エフェクトの色が変わっているくらいである。
光線の色が青くなっている。ギンガを変身解除させた他、ギンガクロスシュートを相殺した。
エフェクトは緑だが、やや黒ずんでいる。ジャンナインを攻撃した。
度々使おうとする場面はあったが、妨害されたりなどして使われずに終わった。
余談
セブンの息子、ウルトラマンゼロも悪のウルトラマン・ゼロダークネスになった事がある為、まさに親子二代で悪に染まる事となった。ちなみにセブンは以前にも発泡怪獣ダンカンの催眠術で操られたことがある。
着ぐるみは『ウルトラヒーローバトル劇場!』第5弾、第10弾、第12弾に登場したセブンガイストの流用だが
ガイストでは赤だったビームランプの色のみ元と同じ緑色に変更されている。
こちらではウルトラセブンに倒された怪獣達の怨念の集合体という設定で、同じく後にウルトラマンダークとなるウルトラマンガイストと共に登場したこともあった。
番組終了後はセブンダークの名前のままセブンガイストや後のダークネス達に近い設定で各地のショーに登場していたようである。