伊達政宗(戦国BASARA)
だてまさむね
プロフィール
※ただし、英雄外伝の「双龍の決闘」では一刀竜爪(いっとうりゅうそう)
概要
『戦国BASARA』の第1作目から登場しているシリーズの看板キャラクター。年齢は19歳。
伊達軍の兵士たちから「筆頭」と呼ばれ、強い主従関係にある片倉小十郎を始めとする部下共々不良風の気質を持つ(おそらく史実に見られるヤンチャな部分を拡大解釈しまくったものと思われる)。
その様な気質故か、作中にてゲーム版では馬(通称UMA)に乗って爆走し、アニメ版ではバイクっぽい馬(通称馬イク)に跨り、手を離して騎z……もとい運転する。
戦国武将なのに英語を喋る(「party」が「パーリー」に聞こえるが、中の人の影響)が、これは政宗が史実で海外との交易を図っていた事に由来すると思われる(史実にて部下の支倉常長をスペインに派遣した記録がある)。
武器は刀と普通だが、その使い方は後述の様に非常に特徴的。
ライバルポジションの真田幸村とは物理法則に逆らうド派手な一騎打ちを毎度繰り広げており、このゲームが単なる歴史ゲームではない事を体現している。
影響
かつて大河ドラマ「独眼流政宗」で政宗ブームを巻き起こした仙台にブームを再燃させ片倉小十郎ともどもバスに描かれたり、政宗にゆかり土地である「宮城縣護國神社」には政宗や小十郎等を描いた痛絵馬が多く飾られている。
挙句の果てには宮城県の選挙啓蒙ポスターやテレビ・ラジオのCMに出演、投票率が実際に上った。
逆に選挙宣伝費は下げられたので成功と言えよう。
天下統一級の圧倒的人気の高さ
公式人気投票では初代『戦国BASARA』から五回連続1位を獲得している。
2010年のゲームキャラ人気投票で多数の票を獲得する等人気は凄まじい。
ニコニコ動画では『政宗をサムネにすると視聴数が増える』とまで言われており、『(マ)サムネホイホイ』というタグまでつけられている。
『3』でも徳川家康と石田三成がメイン主人公であるにも関わらず、シリーズ主人公としての面影なのか連続1位となった。
BSR48でも、ライバルであり3位の幸村や3の新キャラで唯一の神7入りの2位である三成をも圧倒する人気の高さで1位を会得している。
その人気の高さ故か、『4』では再びメイン主人公キャラの1人として立ち上がる。
2020年の武将総選挙では、中間発表で石田三成に僅差で一位を奪われたものの、最終的に再び首位に返り咲いている。
シリーズ毎での活躍
戦国BASARA
主人公らしく独眼竜として天下に名乗りを上げ、天下統一を目指して戦国の乱世を駆け巡る。
戦国BASARA2・2英雄外伝
主な目的は無印と同じだが、今作からはお供の片倉小十郎を従えて天下統一を目指す。
基本的に支えてもらいつつも時に諌められ、天下統一の過程を得て成長していく。
2英雄外伝では松永に返り討ちに会い、結果的に見捨ててしまった部下たちを助けるために小十郎の制止も聞かずに再び出陣しようとした(未遂に終わるが)。
戦国BASARAX
まさかの圧倒的一弱という主人公にあるまじき性能。オクラは勿論のこと、ゴリラやホンダム、アニキ等に対しても詰んでいると言われている。
そのため足軽を通り越して「農民」扱いされるという始末。
援軍の片倉小十郎が主従交代で家庭用でプレイヤーキャラとして追加された際もその圧倒的弱さは健在である(勿論使いこなさないと試合に勝てないが)。
戦国BASARA4
独眼竜から独眼竜王へ
『4』では戦国乱世の幕開けと共に「竜王」(若しくは独眼竜王)の名乗りを上げ、天下統一を目指し日ノ本を駆け巡る。
同じ『4』のメインキャラである柴田勝家の眼は気に入らないらしい(かつてあの日の自分に残された左目と同じように見える為)が、竜王として彼を羽ばたかせるために2度目の謀反に手を貸す。
また後藤又兵衛の又兵衛閻魔帳に最上位としてその名を載せられている事から、彼に強い憎しみを抱かれている。
また、まだ梵天丸と呼ばれた頃の幼き政宗が見られる。
因みにダウンロードコンテンツでは特別衣装が用意されていたが、政宗だけは2種類ある(真田幸村・石田三成・徳川家康・島左近・柴田勝家・井伊直虎は1種類のみ)。
戦国BASARA真田幸村伝
最大の宿敵、真田幸村がメインとした長編ドラマゲームでも登場する。
立場上はまさにもう一人の主人公であり、主人公である真田幸村との宿命の対決が描かれる。
今までの衣装は蒼だが、今作では覚悟を表してなのか白装束となっていて、しかも最大の特徴としてか最初から六爪流状態となっていて攻撃パターンが大幅変わっている。それに伴い新技・モーションなどが一新されている。従来のバージョンもそのまま使用は出来ている。
幼少期、梵天丸の頃たまたま偶然居合わせた弁丸と出会い、そこから一つの約束をお互いに交す…と言う、幼馴染要素を取り入れている。
戦国BASARAバトルパーティー
戦国BASARAシリーズ初のスマフォアプリゲームにも伊達政宗は初期実装されている。レアリティはSR。ストーリーを進めると武将を手に入れるための武将魂の欠片というものが手に入り、これが一定数に達するとその武将が手に入るのだが、伊達政宗を手に入れるには約五万もの課金をするか、リセマラを繰り返すかをしなくてはいけなく、それ以外はガチャ運に任せるしかなく、稼働当初は話題になった。さすが筆頭だぜ…………。
また2019年7月25日のアップデートにより、なんと竜王・伊達政宗が実装された。しかも期間限定である!
待たせたなお前ら! 竜王のお出ましだぜ!!
ちなみに先に実装されているのに虎王・真田幸村というのがある。竜王と虎王が揃ってしまった…………
ガイストクラッシャーとのコラボガイスト
2013年12月5日に発売されたゲーム『ガイストクラッシャー』で、伊達政宗とコラボした雷属性のガイスト『ジェット・マサムネ』が登場。武装(ガイストオン)する事で、政宗とよく似たガイストギアを纏う(右目に眼帯あり)。攻撃特化型のウェポンフォームもまた六爪流に肖っている。
また、続編であるガイストクラッシャーゴッドでは正反対の風属性アルファガイスト『アルファ・マサムネ』も登場する。こちらはメイルフォームの上半身は白く変化している。
余談であるが、主人公のレッカ達が住んでいる国の名前はヒノモトである。
伝説のデビルハンターとのコラボ
『1』・『2』・『英雄外伝』共に最強武器として『デビルメイクライ』主人公ダンテがメインに使っていた武器『アラストル』に似た『亜羅棲斗流』と言う魔剣を使用していた。
『3』及び『宴』ではデビルメイクライシリーズの武器に関わる事がなかったが、『4』ではダウンロードコンテンツとして再び『亜羅棲斗流』を使える(更に初期のダンテの衣装を着て、髪もダンテに合わせて白髪となる)。
その風貌から伊ン達とも呼ばれる。
ついでに言うと、北米版『戦国BASARA3』での政宗の声を担当しているのは、ダンテ役のルーベン・ラングダンである。
アニメでの活躍
『戦国BASARA弐』
織田信長討伐から半年後、突如現れた豊臣秀吉の前に惨敗。
大きな怪我や数多くの苦難を迎えるも、最後は小田原城にて秀吉を打ち破る。
だが、豊臣の打倒が後に新たな反乱を招く事になろうとはこの時、まだ知らなかった。
『戦国BASARA Judge End』
豊臣秀吉率いる豊臣軍が天下掌握寸前になっていた頃、徳川家康の謀反によって大将の秀吉が亡くなる。打倒豊臣を目指すが、豊臣秀吉の左腕である石田三成から猛攻を受け、一時的に奥州に撤退する。その後、打倒石田を目指すが…?