概要
天空聖界マジトピアに住む、聖なる魔法の力を持った聖者。
地上の魔法使い達の魔力の源となる存在で、全世界の魔法使いを統治する存在でもあり、各人が「マルデヨーナ世界」と呼ばれる固有の世界を持つ。
地上の人間が魔法を使おうと思ったら、彼等と契約しなければならない。
その歴史と社会
長である天空大聖者マジエルを頂点とし、その下に炎、雷、水、風、大地の五属性のエレメントをそれぞれ司る天空聖者五人が“5聖者守護隊”として君臨しており、人間態も存在するが実年齢と外見年齢は比例しない。
最初の天空聖者である「原始の天空聖者」が誕生して以降、魔法を借り受けた人間が一定以上の魔力を高めた際に何らかの肉体変化が現れ、天空聖者第1世代として転身して、現在に至る。
但し、人間が天空聖者に生まれ変わると、強大な魔力を得るのと引き換えに、地上で人間として暮らしていた頃の記憶は全て失われてしまうリスクが存在している。
尚、天空聖者は各人の名前に己が司るエレメントを捩った名前が付けられる。
寿命も人間より遥かに長く、人間態だと青年にみえるヒカル(サンジェル)でさえ、実年齢は500歳。
敬語も一応は存在するものの、相手に「~さん」や「~君」の様な敬称を付けるという習慣は存在しない。ただし、「天空大聖者」という肩書きだけは例外で、他の天空聖者達はマジエルに対しては「天空大聖者様」と呼ぶこともある(マジエルと呼ぶ時は呼び捨て)。
彼等は天空聖者としての姿と地上人のそれを使い分けるが、そのどちらも本体。
自身の魔法力による防護壁を具現化したスーツを身に纏う地上人の変身とは異なり、天空聖者の変身は平たく言えば魔法の武具での武装であり、これによって攻撃力、防御力、魔法力を上げる事が出来る(ただし、マジシャインは変身するとスピードは落ちる模様)。
つまり、劇中におけるマジシャインやウルザードファイヤーの変身と、残りの人間の魔法使いである小津家の者達の変身は似て非なる別物である。この為に、人間であるマジレンジャー5人や母親の深雪の変身は「魔法変身」、マジシャインやウルザードファイヤーの変身は「天空変身」「超天空変身」と呼ばれ明確に区別されている。
物語開始より15年前、地底冥府インフェルシアとの戦いが有った際には、当時の5聖者守護隊の活躍により勝利するものの、ライジェルの裏切りによってサンジェルは蛙にされ、ルナジェルも記憶を失って人間界を彷徨う事態になるなど代償は小さく無く、おまけに伝説の勇者と呼ばれたブレイジェルも消息不明となり、ン・マも完全封印出来ぬまま、今に至るまで監視を続けていた。
主な天空聖者
現5聖者守護隊
小津兄妹に魔法を与えているが、本人たちと対面したのは劇場版のみ(そもそも地上の人間が厳正なマジトピアに来てはいけないという掟があるため、マジレンジャーがマジトピアにいく機会がほぼない)。
5人の変身バンクには後ろに彼らが映る。
首に紫色の数珠を巻いた全身が樹木で出来たかのような姿をした天空聖者。
大地のエレメントを司り、マジグリーンに力を与えた。
体の各部がピンク色の蝶を思わせる姿をした女性の天空聖者。
風のエレメントを司り、マジピンクに力を与えた。
よく見ると、足がガーターベルトを付けたようなデザインになっているのが特徴。
噴水のような髪と人魚のような下半身が特徴的な女性の天空聖者。
水のエレメントを司り、マジブルーに力を与えた。
全身が金ピカの鎧に包まれた騎士のような天空聖者。
雷のエレメントを司り、マジイエローに力を与えた。一応はライジェルの後任という事になるのだろうが、劇中ではその事には全く触れられなかった。
炎のように逆立った髪と溶岩のような肌が特徴的な天空聖者。
炎のエレメントを司り、マジレッドに力を与えた。伝説の勇者とされたブレイジェルの後任であり、ブレイジェルは彼の先輩に当たる。
レジェンド大戦で魁がマジレッドの力を失って以降も手を貸し続けており、一部の魔法を行使する事が可能。
亡くなった天空聖者
関連タグ
魔法戦隊マジレンジャー 魔法(マジレンジャー) 天空聖界マジトピア
エレメントさん…ニチアサのエレメント繋がり