九条道家
くじょうみちいえ
九条道家とは鎌倉時代の公卿。
プロフィール
経歴
建久4年(1193年)に誕生、建仁3年(1203年)に元服。元久2年(1205年)に従三位となり公卿に列する。同年に権中納言。承元2年(1208年)に権大納言。建暦2年(1212年)に内大臣に就任。建保3年(1215年)に右大臣。建保6年(1218年)に左大臣に就任した。翌年の建保7年(1219年)に将軍源実朝が落命し将軍の後継者として子である頼経を鎌倉に送った。承久3年(1221年)に摂政に就任したが同年の承久の乱で摂政を辞任する。嘉禄2年(1226年)に頼経は征夷大将軍に就任すると2年後の安貞2年(1228年)に関白に就任。文暦2年(1235年)に摂政に就任。嘉禎3年(1237年)に摂政を辞任し翌年の嘉禎4年(1238年)に出家した。後に孫の九条頼嗣が鎌倉幕府に追われてしまい道家は失脚。建長4年(1252年)に死去。