概要
CV:斉藤貴美子
【イシュタル・ファミリア】団長。Lv.5の第一級冒険者で二つ名は【男殺し(アンドロクトノス)】。35歳。
おかっぱ頭の2Mを超える巨女の戦闘娼婦(バーベラ)。大きな目と裂けた口、短い手足と顔と胴体がずんぐりと太っており、モンスターと思われても無理のない体格。事実作中ではベルが初めてその姿を見た時モンスターと勘違いし、アイズからもモンスターみたいな体型と言われていた。
気に入った男を自分と春姫だけが知る地下室に連れ込んでは再起不能にしている。
武器は《大戦斧ゴルダ》。
人物象
醜悪な容姿と強調性皆無の傲岸不遜な性格でアイシャ・ベルカを始めとした他の団員達からは「ヒキガエル」と蔑まれているが、本人は自分こそがイシュタルやフレイヤさえも上回る美貌の持ち主だと豪語し、彼女達の悪態も自身を妬んでのことだと本気で思っているナルシスト。当然のことながら人望も皆無で同じ派閥の者だけでなく【カーリー・ファミリア】のアマゾネス達からも疎まれる。
主神であるイシュタルには逆らえなくとも内心では見下しており、抜け駆けで捕らえたベルを地下室に監禁した他、レナ・タリーにイシュタルの弱みを探らせていた。
それでも第一級冒険者としての実力は伊達ではなく、春姫の【階位昇華(レベルブースト)】でランクアップしたベルを物ともせず、至近距離からの【ファイアボルト】もあっさり躱すなど圧倒していた。
アイズと4度対決しており、かつてはアイズが負けかけたことがある(今では完全に逆転している)。
作中の動向
ベルがアイシャ達に拉致られる形で本拠に連れて来られた際、嗅ぎ付けてベルを次の獲物と見定めて他の戦闘娼婦達とともに追い回す。ちなみに、フリュネに捕まった男がどんな悲惨な末路を辿るか戦闘娼婦達は知っているため、多くはベルを狙いつつフリュネに渡されないように彼女を足止めしていた。
イシュタルからベルの捕獲を命じられて迷宮(ダンジョン)内で待ち伏せるが、命令を破ってベルを自分と春姫しか知らない地下室へ拉致し、ベルを凌辱しようとしたが部屋を離れた隙に春姫によって逃がされたため失敗する。
春姫の殺生石の儀式の場にベルが再び現れ、殺生石を破壊されて激怒。ベルと対峙するが、春姫がベルに【階位昇華】をかけてランクアップしたことによって顔を傷付けられるが、激昂してそのまま圧倒してベルを高所から落とした(アニメでは、逆に床が抜けて自分が落とされる)。その時に初めて歓楽街が【フレイヤ・ファミリア】に侵攻されていることに気付き、直後に現れたLv.7のオッタルには手も足も出せずにズタボロにされる。【フレイヤ・ファミリア】の第一級冒険者達に包囲され、(本人は色仕掛けのつもりで)命乞いをしたが、フレイヤに対して侮辱を口にしたことで激昂したオッタル達にボコボコにされた。
その後はオッタル達に叩きのめされたことがトラウマとなって再起不能となり、宿の部屋の中で怯えながら引きこもっているらしい。
『ソード・オラトリア』では、港街・メレンにおいて、テルスキュラ(【カーリー・ファミリア】)の依頼による【ロキ・ファミリア】の足止めのために春姫の【階位昇華】によってLv.6の状態でアイズと戦ったが、エアリエルを使えない状態にしても攻めきれず、後から来たベート・ローガと対峙した時には魔法の効果が切れ、月光の下で獣化したベートにロログ湖まで蹴り飛ばされた。
ファミリア消滅後、闇派閥が証拠隠滅のために元【イシュタル・ファミリア】の戦闘娼婦達を襲撃している中、一応サミラに心配されていたが、アイシャに「ほっとけ」と一蹴される。
ステイタス
Lv.5
力 | 耐久 | 器用 | 敏捷 | 魔力 |
---|---|---|---|---|
A829 | A818 | D535 | D522 | I0 |
拳打 | 耐異常 | 治力 | 魔防 |
発展アビリティ
- 拳打
作中で詳しい詳細は説明されていない。おそらく殴打技全般に補正のかかるアビリティかと思われる
- 耐異常
状態異常の症状を防ぐ事の出来るアビリティ。
- 治力
詳細不明。怪我などを負った際の自然治癒力の向上かと予想。
- 魔防
詳細不明。おそらくは魔法攻撃への耐性が強化されるアビリティ。
関連タグ
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか イシュタル・ファミリア
ガガーラン…中の人が同じ冒険者繋がり。巨漢かつパワーファイターだが、性格はアイシャに近い。
ボア・マリーゴールド…こちらも中の人が同じ女戦士繋がり。巨漢ではあるが、元々は美女と呼ばれるにふさわしい美貌をしていて、しかもカエルの天敵である蛇の能力持ちであるなど、色んな意味でフリュネの完全上位互換。