ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ファラオの編集履歴

2021-07-14 20:43:37 バージョン

ファラオ

ふぁらお

古代エジプトにおける「王」のこと。

誘導分岐

解説

古代エジプト王国の君主であり、絶大な権力を有した。

上エジプトと下エジプトの統一王。当時のエジプトの領土とはファラオが旅できる範囲と考えられ、様々な民族・部族が混在していたため、複数の民族の王である皇帝とされることもある。


ファラオの被る冠(プスケント)あるいは頭巾(メネス)は上下エジプト統一の象徴であり、コブラが下エジプト、ハゲタカが上エジプトを意味する二重冠である。


単なる人間ではなく現人神と考えられ、太陽神ラーの息子とされたホルスの化身と解釈された。


王位継承のシステムは女系であり、つまり皇太子は第1王子ではなく、「王の娘の夫」なのである。そのため第1王子は王の座を継ぐべく、王女を妻に娶るという近親婚が常態化していた。ただし多くの場合、近親相姦ではなく側室との間で子をなしたと考えられている。

ファラオは基本的に男王が多いが、例外的にハトシェプスト女王やクレオパトラ7世などの女王もいた。ファラオは常に1人とは限らず、複数のファラオによる共同統治が行われたケースもあった。

フォラオの一覧

※エジプト考古学者のピーター・クレイトンが著した『古代エジプト ファラオ歴代誌』を元にした年代による。


古王国時代

第1王朝

  • ナルメル

第3王朝

  • ジェセル

第4王朝

  • スネフェル ― ピラミッド建設の試行錯誤期。いくつかの失敗の教訓を活かし「赤いピラミッド」を築く。
  • クフ ―  スネフェルの遺産を活かしギザの大ピラミッドで最大のものを築く。
  • カフラー  ―  ギザの大ピラミッド。
  • メンカウラー ―  ギザの大ピラミッド。

第5王朝

  • ウナス  ―  美しい「ピラミッド・テキスト」

第6王朝

中王国時代

第12王朝

  • アメンエムハト1世
  • セべクネフェル

新王国時代

第18王朝

第19王朝

  • ラムセス1世
  • セティ1世
  • ラムセス2世  ―  通称、「大王」。ヒッタイトと「カデシュの戦い」。アブ・シンベル神殿など建築王とも称される。
  • メルエンプタハ

末期王朝時代

第26王朝

マケドニア王国支配期

プトレマイオス朝時代

プトレマイオス朝


関連タグ

エジプト

古代エジプト

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました