概要
この世に未練を残し全身が骨になったノコノコ。
初登場の『スーパーマリオブラザーズ3』では4足歩行で移動していたが、『スーパーマリオワールド』では2足歩行になり、骨を投げるようになった(骨を投げない個体もいる)。
踏むと骨がバラバラになって崩れるが、しばらく経つと復活するという性質を持っている。
由来はギリシャの神の方ではなく、おそらく骨の音からだろう。
完全に倒す方法はスター状態での体当たりの他、『スーパーマリオブラザーズ3』ではハンマーマリオのハンマーで、『スーパーマリオワールド』ではマントで、『Newスーパーマリオブラザーズ』では、コウラマリオの甲羅アタック、それぞれ倒すことができる。
『NewスーパーマリオブラザーズWii』では、アイスマリオやペンギンマリオによるアイスボールで凍らせてから、壁などにぶつけて倒す方法もある。
ちなみに、『Newスーパーマリオブラザーズ』シリーズでは、崩されたときに転がった頭部が崖から落下した場合、その崖が高い程復活が遅くなる。これは、頭部を引き寄せるのに時間を費やしてしまうためで、底知れぬ崖やマグマ等に落ちた場合は特に遅い。尚、落下した頭部が地形やブロックに挟まれて消滅すると二度と復活できなくなる。
3D作品に登場した際はマリオが近くにいるとマリオを追いかけてくることが多い他、『スーパーマリオ3Dワールド』では羽が生えた亜種の「パタカロン」が登場。
『マリオストーリー』ではHPを0にしても数ターン後に復活するが、復活するまでに他の敵を全滅させると倒した事になる。また、炎系の攻撃を当てれば完全に倒せる。
マリオ3ではチクワブロックの上にいる事が多々あるが、崩れて倒れている間は「マリオが乗って震えているチクワブロック」の上に乗る事ができない状態になるという変な特徴を持つ。
なので一度崩してからカロンの真下のチクワブロックを震えさせてやると即座に下に落とす事ができる。
長年お城ステージや砦ステージに登場する敵として親しまれてきたが、近年は『スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール』、『マリオカート』シリーズ(タイプは軽量級)、『マリオパーティ』シリーズ(『DS』及び『9』ではボスキャラで出演している。)にプレイヤーキャラクターとして登場している。
マリオ&ソニックシリーズやスーパーマリオパーティでは「カタカタ…(翻訳付)」としか話せないが、マリオ&ルイージRPG3!!!やマリオテニスエースでは普通に喋っている。
また、マリオテニスエースではチュートリアルの相手として登場し、後にカメックと共にDLCでの参戦が明らかにされた。一人称は「オレ」。
スーパーマリオメーカー2では甲羅系のアイテムとして「カロンのこうら」が追加された。頭に被るメットやトゲゾーの甲羅と異なり使い方はくつマリオに近く、任意で出る事も可能。
くつマリオと同じくブラックパックンやトゲ床などの上を歩いて渡れるようになるのに加え、マグマや毒沼の上をボートのように浮かんで通れるようになる。
また、↓入力で崩れたカロンのように「死んだふり」をすることができる能力も持つ。
なお、「Newマリオブラザーズ」スキンだと死んだふり時は普通にカロンの全身が出てくる。
装備してない状態の甲羅は普通のノコノコの甲羅やメットと同じように投げたり蹴ったりすることができるが、壁やブロックなどに一度ぶつかると壊れて消えてしまう。