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天地魔闘の構えの編集履歴

2021-09-01 22:35:39 バージョン

天地魔闘の構え

てんちまとうのかまえ

「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」に登場する、大魔王バーンの究極技。単に「天地魔闘」とも呼ぶ。

『【天】よ叫べ! 【地】よ唸れ!! 今ここに、【魔】の時代来たる!!!』


概要

「天」は攻撃、「地」は防御、「魔」は魔力の使用を意味する。


余分なエネルギーを消費しないように不動の構えを取り、相手の攻撃を静かに待つ。無謀にも仕掛けて来た相手には、

全てを切り裂く手刀カラミティエンドを「」から振り下ろし、

全ての呪文を弾き返すフェニックスウイングを「」から振り上げ、

全てを焼き尽くすカイザーフェニックスを「」として放つ。

三つの超必殺技を「連続して同時に」繰り出すカウンター技。ただの三連撃ではなく、相手の攻撃を封殺した上で反撃するというのがこの構えの恐ろしいところ。


作中で使用されなかったが、本人の言動からカラミティウォールなど、他のバーンの必殺技を組み合わせるバージョンも可能らしい。

ちなみに「地」の部分には掌圧(掌を突き出した衝撃波)で防御と迎撃を同時に行うパターンがある。これはフェニックスウイングでは跳ね返せないハーケンディストールに対して使用した。武器と呪文の同時攻撃を仕掛けて来たポップには「天」のカラミティエンドでブラックロッドを砕き、「地」のフェニックスウィングでイオラを跳ね返すことで攻守を成立させた。


これらのことからバーンの技の威力とレパートリーの多さがよくわかる。


弱点

超必殺技の三連発を放つので蓄積したエネルギーを一気に放出するため、使用後は数秒間動けなくなるという弱点がある。バーンは今まで、この構えで敵を確実に葬って来たので欠点(硬直)に気づいていなかった。


カウンター技だが「攻めなければいい」というわけには行かない。なぜならバーンは攻めに回っても強いからである。

実際原作では、バーンが「攻め」に回るとダイポップヒムラーハルトたちはなす術もなく打ち倒されている。「攻撃して返り討ちに遭う」のか「一方的に攻められて死ぬ」のかを選べ!…とも言える状態である(どうあがいても絶望)。

ポップは挑発することで確実に「天地魔闘の構え」を使わせ、シャハルの鏡という奇策で破ることでバーンに肉体・精神の両方にダメージを与えたのである。


危なすぎる賭けだが、たしかに、他に勝ち筋は存在しなかった。

直後にダイの剣で左心臓を貫かれたことで腕の再生ができなくなり、この技は使えなくなった。


余談

この技はゲームで言う「1ターン複数回攻撃」を漫画で再現したもの。老バーンが2回(攻撃と呪文)、この真バーンが奥義を構えた状態で3回(攻撃、防御、呪文)である。

ゲーム的に言えば「ラスボスが攻撃してこなくなるが、こちらが何か攻撃すると大技3連続攻撃のカウンター(そしてその初弾はこちらの攻撃への跳ね返し技)が飛んでくる」という状態。

冗談ではない。


最強の奥義が「カウンター」というラスボスも珍しいが、相手に最強の必殺技による一発勝負を誘った上で迎撃してフルボッコにする訳だから、肉体だけでなく精神的にもダメージが大きい。

それにしたって、ここまでスペックを跳ね上げる必要があったのか…実際、考案した三条陸氏自身が「さて、こんなのどうやって破ったものか」と帯でコメントしている有様。


また、竜魔人ダイを相手にした際は、バーンは自身が万全の状態でも勝てないだろうと独り言を言っていることから、竜魔人ダイの戦闘能力は天地魔闘の構えさえ通用しない域に達していることがわかる。


タグとしては、他作品も含めた他キャラが似たポーズを取っているにも付くことがある。最近は某魔法乙女がこのポーズを取った事で、時々ネタにされている。


後に「ドラゴンクエストⅨ」において「天地のかまえ」が登場。

相手の攻撃を防御した後カウンターする技となっている。


なお、空手の技に「天地上下の構え」というものが実在する。


関連イラスト

天地魔闘の構え


関連タグ

ダイの大冒険 大魔王バーン 必殺技 ポーズ カウンター

カラミティエンド フェニックスウイング カイザーフェニックス

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