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ゴーハ・ユウオウの編集履歴

2021-09-03 22:09:54 バージョン

ゴーハ・ユウオウ

ごーはゆうおう

ゴーハ・ユウオウとは、アニメ「遊戯王SEVENS」に登場するキャラクター。

CV/山下大輝

人物

ゴーハ兄弟の四男。(声優コメントでは五男となっていたが、公式から四男だと明言されている。)

「人形遣い」の異名を持ち、人形で悪趣味な遊びをしたり人形やショーに因んだ言い回しをする。

普段はおとなしく優雅な振る舞いをしているが、自分以外を見下す腹黒い一面も持つ。

スーパーラッシュロボをめぐる対決の中で自身の計画を裏で進めており、兄弟達のことも厳しい社長解任の条件や裏では呼び捨てにする、負けてくれた方が都合がいい様子を見せているなど、今作では珍しいタイプの悪役である。

兄弟達も彼の言動や悪巧みに対してはよく思ってはいない。


そして58話の遊我達の前に現れ、その歪んだ心が露わになり始める。

人形の事を「愚痴一つ零さず良く言う事を聞いてくれる可愛いフレンズ」と称し、

更に「無駄に一生懸命に頑張る下々の皆さんみたいでさ」と遊我達を貶した。

それに対し遊我は「変わった考え方だね」と笑顔ながらも静かな怒りを表した。


これらの言動や態度は「自分こそがゴーハの全てを手に入れるべき存在」という自尊心からくるものであり、ゴーハの権威に刃向かうラッシュデュエルやそれらを支持する存在、同じ権威を持つ兄弟達を排除し、頂点に君臨ために今回の勝負を持ちかけたのである。

また自分の想定を超える出来事や人物に弱く、打ち負かしたはずの遊我が全く動じていなかったどころか、未知のシステムに興味を示していたことに酷く激昂していた。


社長ドローンを「ドール」と呼び、あるカードの解析を進めているようだが…?


活躍

虐展劇〈フュージョン〉

遊我達の前に姿を現し、遊我にラッシュデュエルを申し込む。

ヴァストヴァルカンの攻撃を封じていた中、ラッシュデュエルロボの右腕が取れるというトラブルがあった。(右腕はマキシマムのデータが保管されている部位であり、破損はマキシマムの消滅を意味する。)

しかし、ラッシュデュエルロボが自らの意思で右腕をくっつけて、ヴァストヴァルカンが消えずにすんだ。ロボが意思を持って行動する姿に流石のユウオウも驚きを隠せなかったが…。


「ピンチに陥った後、鮮やかに逆転。筋書き通りによく踊ってくれたよ。王道遊我君。」


魔法カード『フュージョン』でフュージョン召喚でメタリオン・アシュラスターを出し、アシュラスターの効果でヴァストヴァルカンの攻撃力を加え、遊我は敗北した。

想定外の力を見せつけられ、困惑と絶望感を隠しきれない彼に対し、ユウオウはフュージョンの言葉を告げ続けた…


フュージョン召喚とそのカード自体は以前からあったもののようだが、元ゴーハ幹部の安立ミミや現幹部の1人である西園寺ネイルでさえその存在を把握できていなかったようである。

それもそのはずで、ユウオウ自身もゴーハ宇宙小学校に衝突したデブリに存在していたフュージョン関連のカードを入手・解析していたにすぎず、誰が作ったものなのかまでは把握していなかった。


逆転劇〈プライド〉

フュージョンで圧倒したデュエルの後、フュージョンの秘密を知りに自分の元に来たが、何も知る事が出来なかった遊我に対し「自分に負けて情報も得られなくて絶望している」と思い込み、これでもかと煽り立てた。

しかし遊我は眠れなくなるぐらい気になってたフュージョンのその未知性にワクワクしつつ、ユウオウから「わからない」事を知った事でスッキリしてどっと疲れが来たのか、ユウオウの目の前で爆睡してしまった。


それによって遊我が自分に負けた事を気にするどころか自分の事など意に介しておらず、そんな事も知らずに煽り立てていた自分が滑稽なピエロだと思い知らされた事で、ユウオウのプライドは完膚なきまでズタズタになった。


「お前みたいな身の程知らずのクズ虫はこの世界の秩序にとってまさに害ッ!毒ッ!汚物ゥーッ!」

「鉄の繭に閉じ込めて星屑の海へ葬り去らなきゃねェーッ!!!」


怒りのままに遊我一行を宇宙の果てに追放しようとするが、カイゾーが助っ人として呼んできた上城大華に(物理的に)阻まれてしまい、ユウロによって遊我達に逃げられてしまう。

その後、人形が散らかってる部屋の中で、フュージョンがある自分が依然として優位と自身に言い聞かせるのだった。


虐展劇〈独占〉

ハッキングしたユウランのドローンを通して兄弟達が自分の野望を阻止しようと動き出していることを把握し、遊我達を本格的に潰そうとしたが、突如として現れたザ☆ルークメンとのデュエルで敗北、ユウラン達に社長辞任を要求される。

しかし行方不明の6人目の社長バッジを有していたことで自分の権限はまだ残っている上、彼らの行動は社長に対する背反行為だと切り返し、逆にユウランから権限を剥奪するという暴挙に出る。

こうしてユウオウは社長の座を我が物にしたのだった。


更にラッシュデュエルで負けなしのルークを社長としてスカウト。

単純で調子に乗りやすいルークはあっさり承諾し、6人目の社長(?)となった。

63話時点で全勝一敗の最強の手駒を手にした事で、ユウオウの地位は盤石なものとなった。


使用デッキ

人形と劇場を掛けたカードを主体としたデッキを使う。

切り札は逆転の女神の進化体である大逆転の女神……ではない。

寧ろ自分の思い通りに事を運ぶのを好むユウオウからすれば、逆転とは不安要素でしかない。


真のエースはラッシュデュエルにおける融合召喚である『フュージョン召喚』で喚び出す新種族モンスターのサイボーグ族

メタリオン・アシュラスターは伏せカードの破壊か相手フィールドの戦士族モンスターの攻撃力分パワーアップのどちらかを使う選択効果持つ。

他にも対ドラゴン族の切り札であるメタリオン・ヴリトラスターなど相手に応じてもっとも有効なフュージョンモンスターで文字通りメタを張り捩じ伏せる戦術をとっており、大逆転の女神は相手の戦術を引き出す前座扱いとなっている。


この戦法はフュージョンを持ってない相手とのデュエルを前提としており、自分以外のフュージョン使いとのデュエルを全く想定していない。

62話でのザ☆ルークメンとのデュエルでもハイドラゴン族のフュージョンモンスターに為す術なく敗れている。


余談

人形デッキを使うシリーズはこれまでもあったが、劇団も合わせてモチーフにされており、更に融合をモチーフにした新たなカードを使うところや、両端にモンスターを出してからその間の空きに特殊召喚をする動作から、ユウオウの過去作オマージュはアニメ『遊戯王ARC-V』と思われる。



関連タグ

遊戯王SEVENS ゴーハ兄弟 社長ドローン


:不気味な人形型のモンスターを使うデュエリスト繋がり。

紫雲院素良:天真爛漫な性格ではあるが、デュエルを進めるうちに本性を露わにするデュエリスト繋がり。また使用するデッキも不気味なぬいぐるみのような見た目と言った具合に似ている。

緑谷出久:同じジャンプ作品における中の人繋がり。

スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン:モンスターゾーンのカードしか素材にできない点はOCG版のこのカードに似ている。

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